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2019年7月の4件の投稿

2019年7月28日 (日)

クラシックピアノのレッスンで悩む

上原ひろみがおそらく中学生のころにピアノのレッスンを受けている風景。先生はVera Gornostaevaというロシア人ピアニスト。

先生が言うには要するに「譜面の通りに弾くだけじゃダメなんだ。」ということだ。シューマンの曲なのでこの曲はロマン派という側面と印象派という側面とがある、とか。でも一番わかりやすかったのが16:20からの低音部の動きで、さすがにこれは私にもはっきり分かった。でもまぁこれが正解っていうか、それは主観だろう?

この動画はその16:20から始まるように設定してみた。



この動画はおそらく1994年あたりに収録されたものらしいのだが、その頃上原ひろみは中学生だったのかな?

童顔なのでよくわからないのだが、ネットにこんな写真があるのでおそらく中学生時代なんだろう。

Hiromi14

そんな上原ひろみももう40歳だ。ウイーンでのコンサート。こういう曲はきっとスコアを書いているんだろうな。そういうのを正確に弾けるベースと言えば、やはりアンソニー・ジャクソンだな。

9月7日追記:

HIROMIが「いいとも」に出ているMovieを発見。生演奏あり。

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2019年7月21日 (日)

サウンドホールで悩む

ギターのサウンドホールについて、その存在意義に疑問を持っている。あれはなくてもいいんじゃないか?あるいはもっと別のかたちでもいいんじゃないか、とか。

で、こういうことをやってみた。

Closedsoundhall

1mm厚プラ板でサウンドホールを塞いでみたのだ。音がとても小さくなればサウンドホールの意味はあるのだが、やはりそれほど明確に音量は下がらなかった。

音質は変わっている。ふくよかさがないというか、低音が出にくくなっている感じ。しかしこの件はもうちょっとゆっくり料理するつもりだ。

 

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古い映画体験で悩む

セッションなんかに顔を出したりしていると、ボーカルの人とお話をしたりすることもあるわけですよ。

で、あるとき「My Favoutite Things」を歌った人がいて、映画「Sound Of Music」話を振ってみたら、「その映画は見ていません」とかおっしゃるので、びっくりしそうになった。

「Sound Of Music]も見ないで「My Favorite Things」を歌うなんてけしからん、とまでは思わないが、映画のあのシーンを知らずにあの歌を歌うのか・・・。ある意味ジェネレーションギャップを感じたというか、じゃぁ逆にどこでこの曲を聴いたんだろうか? とか質問する前に会話が終わってしまったので聞けなかった。

考えてみると私はこの映画以外でこの曲を聴いたのはコルトレーンをはじめとするインストものしかなくて、ボーカルでカバーされているのは聞いたことがない。そりゃカバーされていることはあるだろうとは思うけど、そもそもジャズボーカルをたくさん聞く方ではないので。こういう聞き方の方が変なのかもしれないが。

などと考えていたらかの映画「Sound of Music」をもう一度見たいという気持ちがわいてきた。

Sound_of_music_bluray

なので通販でポチしてしまった。政策50周年版のBlu-Ray3枚組である。これは特典映像が楽しみだ。

3枚組の内容としては、

1枚目:本編と何だかトリッキーな方法で多面的に本編を楽しむ仕掛け付き。これはまだよくわからない。監督や出演者のコメント付きで見るというのもあったと思うが、本編全体で175分もあるので、そんなのなかなか何度も見るわけにいかないし。

2枚目:ジュリー・アンドリュースによるザルツブルグ再訪(50分)。

3枚目:制作裏話、撮影裏話、40周年記念の子役同窓会、オーディション風景、などなど。

というわけなので、3枚目もまだ全部は見切れていない。3枚目の充実具合に比べると、2枚目がちょっと見劣りしてしまうのだが、いろいろと勉強になった。

まず撮影当時ジュリー・アンドリュースが29歳で、1歳半の娘がいて埼栄現場にも連れてきていた、という話。さらにはこの話の原作というか実在のモデルであるマリア・フォン・トラップ本人が撮影現場に現れ、遠景にではあるが映画に写り込んでいる、という話。さらにマリアご本人が撮影現場を仕切りはじめたので監督が不機嫌になった、とか。

ジュリー・アンドリュースはその後アメリカのテレビ番組で「徹子の部屋」的な番組を持っており、そのゲストとしてマリアご本人を招待している。その番組もこの3枚目に収録されている。

ほかにも長女役のシャーミアン・カーに焦点を当てた番組とか、ブロードウェイ版「Sound of Music」をパロディ化した番組に出演しているジュリー・アンドリュース(彼女は当時まだ自分が後にその映画版に出演することになるとは知らなった)とか、まぁほんとに満艦飾ですよ。

このBlu-Rayを見ていて気になったのが、冒頭のシーンを撮った場所だった。

Soundofmusic
撮影裏話によると、これはドイツ南部のMEHLWEKだということだ。GoogleMapで探してみると、こんな風景がある。ここに見えている岡のどれかから撮影したのだろうと思うのだが、GoogleMapだとこれ以上視点を下げられなくて草原の近くまで寄れない。
Salzburg_air

GoogleMapでは限界があるようなのでGoogleEarthでも試してみたのだが、フライトモードなら使い勝手もわかるのだが視点を動かしてビューを操作するのはどうもうまくいかない。フライトモードで何度もこのあたりを飛び回っても見たのだが、これはなかなか効率が悪くていまだにあの撮影場所を見つけることができていない。

というふうに「Sound of Music」を隅々まで楽しんでるわけですが、おかげで頭の中では常に「ドレミの歌」が鳴り響いております。

Blogのどこかに書いたと思っていたのだが、実は1990年代に私はザルツブルグに行ったことがあって、この映画の撮影場所であるミラベル宮殿を散策し、ドレミの歌のエンディングに使われた階段でジュリー・アンドリュースの真似をして写真を撮ったのだった。この件は写真がすべてアナログなものだからそのデジタル化に手間取っていまだに投稿できずにいるのだった。




 

 

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2019年7月 6日 (土)

ギターホルダーで悩む

niftyが大幅に変わってから初めてYoutube動画を貼ってみるテスト。

ギターホルダというのはクラシックギターを弾くときにネックを高く上げるために膝とギターの間に置くもの。

その新種が出たらしい。「GuitarLift」というらしい。透明なプラスチックの板に吸盤が付いている。

残念ながら動画の貼り付けはできないらしい。この動画だけ?全部?(あれ?できてるんじゃない?)

https://www.youtube.com/embed/ehWnm9Ac-ts

 

左側の女性はステファニー・ジョーンズというのだろうか、髪の毛の色が時々変わるがなかなかの腕前で、下の動画では確かにGuitarLiftを使っている。


こちらも貼り付けできない。(いや、できてるぞ)

https://www.youtube.com/embed/7UwA8zvDcho

毛色の変わったところでRoland Dyensのアレンジによる「フェリシダード」。

 

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