PCサーバの大容量ディスクで悩む
延命させていたWindowsXPサーバがついに使えなくなった。このサーバには2TBのHDDを搭載している。
まず昨年の1月ごろだったか、ファイル共有ができなくなった。「ファイル共有のためには(サーバ側の)アップデートが必要です」とか言い出して、要するに古いXPマシンでは使えないようなプロトコルの変更があったらしい。
それでもまだ使い続けていた。USBメモリを突っ込んで、Windows10のPCからリモートデスクトップ接続してファイル転送したり、サーバのCD/DVDドライブから媒体読み込みなんかをしていたのだが、ついにそのリモートデスクトップも使えなくなってしまった。万事休すだ。
ではどうするか?
こういうときのために2TBのHDDの中に100GBのパーションを切っていたのではなかったか(そしてそのパーティションにWindowsXPがインストールされている)。そのパーティションにWindows10をインストールすれば問題解決ではないか。
しかし問題発生。
インストール中に「問題が発生しました」とか言い出して、上の画面の右下に「戻る」「スキップ」が表示されたりするのだが、どんどんスキップしていって最後の方ではついに「スキップ」ができなくなり、上の写真のように「戻る」しか表示されなくなってしまう。こうなると何度戻っても先へ進めない。
この状況についてネットで検索すると「スクリプト実行タイミングの問題だから、何度かやり直せば通るはず」というのだが、かれこれ20回程トライしても通らなかった。
仕方なく電源を落としてやり直すとこんな画面が表示される。
「なぜですか?」って、私が電源をおとしたからだよ。それより理由が全然明らかになってないじゃないか。大体説明する気もないんだろうけど、要するにこのくだりを何度も繰り返しているうちに、どうもこのハードウェアではWin10はダメなんだろうな、という気になってきた。
Win10のインsトールを最初からやり直してみたりもしたが、同じキーコードをもう一度入れても受け入れてくれたので、このコードはまだ使用済みになっていないのだろうと期待したい。
ほんで、それならばLinuxを入れてみようと思った。しかしこのPCは32bitでCentOS7の32bit版もあるにはあるが、samba越しにNTFSを読み書きできるか? というあたりがどうも怪しい。
それにそもそも例の100GBのパーティションにCentOSをインストールしようとすると、インストーラはWindowsのパーティションを認識しない。2TBのHDD全体をフォーマットしてCentOSをインストールしようとする。だめじゃん。
というわけなので最後の手段っていうか最初からその選択肢はあったのだが、HDDを取り出して外付けHDDとして別のPCにつなぐことにする。でもなんでこれを最初からやらないかというと、PCを物理的にひっぱり出してHDDを取り出すという作業が非常に面倒なのでやりたくなかったのだ。しかたないなぁ。
ということなので、この項続く。
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コメント
この記事に刺激され、あまってたSSDを美郷が使ってたマシンの起動ディスクにしました。多少動作が早くなってくれました。
投稿: ををつか | 2019年12月 1日 (日) 08時02分
美郷さんとは一度お会いしたかどうかということだったと思いますが、今回のことは私にもなかなかのショックでした。ご冥福をお祈りいたします。
投稿: PicksClicks | 2019年12月 7日 (土) 21時43分
お言葉、ありがとうございます。私のあやふやな記憶ですが、社クラで何度か会ってると思います。
投稿: ををつか | 2019年12月17日 (火) 10時05分