モバイルバッテリーで悩む
得意の安物買いかまた炸裂中。こんなものを買ったよ。名前は簡単に言うと「USBメーター」だ。
御覧の通り、USBで供給される電源の電圧と電流、そしてその電流値の時間積分である充電量(mAh)が表示される。当然経過時間も表示されている。ということはリセットスイッチがついていて、3秒ほど長押しすると経過時間と充電量がリセットされる。
買うときにはあまり考えていなかったのだが、これは「充電量表示」ということでもわかる通り、モバイルバッテリーの管理とか評価というのが主な目的らしい。私はむしろバッテリーからの消費電流を測りたいと思っていたのだが。
で、さっそく気になっていたモバイルバッテリーの充電状況を測定してみた。とはいっても、このデバイス自体が記録を採ってくれるわけもないので古いスマホにInterval Cameraというアプリをインストールして間欠撮影して、あとからその画面を見ながらEXCELに打ち込むわけだ。
ところが、このアプリをアンドロイドのv2.3で使うと1時間以上の連続撮影ができない。v6.0ではできるので通常使っているスマホでやればよさそうなものだが、電話がかかってきたらどうするとか、とにかく通常使いのスマホをこういう撮影には使いたくないので無理やり古いのでやってみるとこういう結果が得られた。幾度かの試行錯誤の末、真ん中あたりはたいして必要ないということで1時間という時間制限をうまく使った例である。
この測定の対象はひとつ前の投稿で紹介した無線イヤホンの親機(ケース)である。公称2200mAhのバッテリーは充電のときにどういう挙動を示すだろうか?撮影インターバルは1分である。
さらに、このバッテリーの充電量表示が100%になっているが、これは実はもっと前の時点で100%になっている。写真で証明できるのは1:33の時点しかないのだが、もうちょっと前から100%の表示になっていたと思う。このパーセント表示は点滅するので、間欠撮影では撮れたり撮れなかったりするのだ。
つまりこの公称2200mAhのバッテリーには実質1089mAhしか入らない。約半分である。しかも、953mAhしか充電していない時点でバッテリーの表示では100%になってしまっている。
充電電流と充電量との誤差はどんなものなんだろうなぁ?充電損失というのはちょっと考えにくくて、流しただけの電荷はイオンをどうとかこうとかそれだけの仕事をするだろうから、まぁほぼ流しただけ充電はされるんじゃないのかなぁ。
で、これらの写真を撮る前にもいろいろ測定はしていたのだった。例えばこんなの。
サイズ的にはスマホくらいの平べったいバッテリーなんだが、なんと容量が20000mAhだ。mAhなんて言うちんけな単位でいうからよくわからなくなっているが、普通に素直に書くと20Ahだ。これは結構な容量だよ? その両端を膝に挟んで撮影し、合成したのが下の写真。倍率が変わってしまっているのはご愛敬。出力が2端子あって、それぞれ2Aと1Aだ。すごいなぁ。しかも何だかスイッチがついていて、これを10秒押すとフラッシュライトになるというおまけつきだ。
で、このバッテリー、1Aの電流で充電して20時間以上かかるのかなぁ?と(まだUSBメーターがなかったころ)思いつつ充電すると10時間くらいでライトが充電完了を表示してしまうぞ。USBメーター到着後に測定してみると、5500mAhで充電が完了してしまう。なんじゃそりゃ!?ふざけんなよコラ! まぁ重量からして20Ahも入るとは思えなかったのである意味納得ではあったのだが。
ちなみに数年ほど使っている5200mAhのバッテリーが140gで、この20000mAhのが150gだ。5200mAhもその容量は怪しいといえば怪しいのだが(まだ測っていない)、そういえば900000mAh(900Ah)とかいうバッテリーも売られていたのだが、これも試したくもあり、ソンナことあるかいっとかも思ったり、気になる存在ではある。
買うときにはあまり考えていなかったのだが、これは「充電量表示」ということでもわかる通り、モバイルバッテリーの管理とか評価というのが主な目的らしい。私はむしろバッテリーからの消費電流を測りたいと思っていたのだが。
で、さっそく気になっていたモバイルバッテリーの充電状況を測定してみた。とはいっても、このデバイス自体が記録を採ってくれるわけもないので古いスマホにInterval Cameraというアプリをインストールして間欠撮影して、あとからその画面を見ながらEXCELに打ち込むわけだ。
ところが、このアプリをアンドロイドのv2.3で使うと1時間以上の連続撮影ができない。v6.0ではできるので通常使っているスマホでやればよさそうなものだが、電話がかかってきたらどうするとか、とにかく通常使いのスマホをこういう撮影には使いたくないので無理やり古いのでやってみるとこういう結果が得られた。幾度かの試行錯誤の末、真ん中あたりはたいして必要ないということで1時間という時間制限をうまく使った例である。
この測定の対象はひとつ前の投稿で紹介した無線イヤホンの親機(ケース)である。公称2200mAhのバッテリーは充電のときにどういう挙動を示すだろうか?撮影インターバルは1分である。
これはバッテリーの制御回路が充電終了と判断して電流を遮断したのだろう。しかしその時、充電量はまだ1089mAhにしかなっていないのだ。
さらに、このバッテリーの充電量表示が100%になっているが、これは実はもっと前の時点で100%になっている。写真で証明できるのは1:33の時点しかないのだが、もうちょっと前から100%の表示になっていたと思う。このパーセント表示は点滅するので、間欠撮影では撮れたり撮れなかったりするのだ。
つまりこの公称2200mAhのバッテリーには実質1089mAhしか入らない。約半分である。しかも、953mAhしか充電していない時点でバッテリーの表示では100%になってしまっている。
充電電流と充電量との誤差はどんなものなんだろうなぁ?充電損失というのはちょっと考えにくくて、流しただけの電荷はイオンをどうとかこうとかそれだけの仕事をするだろうから、まぁほぼ流しただけ充電はされるんじゃないのかなぁ。
で、これらの写真を撮る前にもいろいろ測定はしていたのだった。例えばこんなの。
サイズ的にはスマホくらいの平べったいバッテリーなんだが、なんと容量が20000mAhだ。mAhなんて言うちんけな単位でいうからよくわからなくなっているが、普通に素直に書くと20Ahだ。これは結構な容量だよ? その両端を膝に挟んで撮影し、合成したのが下の写真。倍率が変わってしまっているのはご愛敬。出力が2端子あって、それぞれ2Aと1Aだ。すごいなぁ。しかも何だかスイッチがついていて、これを10秒押すとフラッシュライトになるというおまけつきだ。
で、このバッテリー、1Aの電流で充電して20時間以上かかるのかなぁ?と(まだUSBメーターがなかったころ)思いつつ充電すると10時間くらいでライトが充電完了を表示してしまうぞ。USBメーター到着後に測定してみると、5500mAhで充電が完了してしまう。なんじゃそりゃ!?ふざけんなよコラ! まぁ重量からして20Ahも入るとは思えなかったのである意味納得ではあったのだが。
ちなみに数年ほど使っている5200mAhのバッテリーが140gで、この20000mAhのが150gだ。5200mAhもその容量は怪しいといえば怪しいのだが(まだ測っていない)、そういえば900000mAh(900Ah)とかいうバッテリーも売られていたのだが、これも試したくもあり、ソンナことあるかいっとかも思ったり、気になる存在ではある。
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コメント
以前から疑問なんですが、5V出力バッテリーに5Vで充電、ってとっても無理が有ると思うのですよね。あのモバイルバッテリーって、その辺どうしてるのでしょう?、充電はリチウムイオンのセルごとに行い、出力は適当に平直列にしてDCDCで5Vにしてるのでしょうか?、バッテリー容量ってのもその辺の管理回路で違ってくるわけですよね。
投稿: ををつか | 2019年12月24日 (火) 11時49分
これとか使うとブルートゥースでデータをスマホ等に落とせます
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投稿: おおる | 2020年1月15日 (水) 10時18分