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2020年8月 7日 (金)

レジェンドのライブ動画で悩む

ジョアン・ジルベルトというのは簡単に言うと「ボサノバを作った人」だ。まぁ実は諸説あって、もともとはリオの中産階級の子女の中から生まれたムーブメントであって、ジョアンもその中の一人にすぎないという人もいる。しかし、ジョアンなしには今我々が知っている「ボサノバ」という形態にはならなかったと思われる。そもそもジョアンなしには「ボサノバ」という名前を以て一つのジャンルを構成することはなかったのではないだろうか。

そんなジョアン・ジルベルトのライブ画像が発売になるという広告が新聞に載っていた。これはちょっとチェックしておかないといけないかな。

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ジョアンジルベルトは2003年、2004年、2006年と3回来日していたそうだ。私は2004年だけだと思っていたが、2008年にも計画はあったもののドクターストップだったか何だかの理由で来日はかなわなかったらしい。ジョアンは1931年生まれなので2008年には77歳だったことになる。ジョアンはその後2019年に亡くなった。

ジョアンの作品はいくつも持っているが、実際に演奏している動画は(Youtubeにもいろいろあるけれども)持っていない。この「音楽を所有する」ということが私には大事なので、これは買っておいてもいいかな。Blu-rayで5500円というのがちょっと引っかかるがまあ仕方がないかな。Blu-rayなら特典映像なんかもいろいろあるのかもしれないし。

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しかし、特典映像は何にもなかった。トップメニューには「PLAY ALL」、「CHAPTER」、「SETUP」しかない。収録曲は以下の通り。

01. Ligia(Antonio Carlos Jobim)
02. Pra Que Discutir com Madame?(Janet de Almeida - Haroldo Barbosa)
03. Morena Boca de Ouro(Ary Barroso)
04. Doralice(Antonio Almeida - Dorival Caymmi)
05. Da Cor do Pecado(Bororo)
06. Tim Tim Por Tim Tim(Geraldo Jaques - Haroldo Barbosa)
07. Retrato em Branco e Preto(Antonio Carlos Jobim - Chico Buarque)
08. Samba de Uma Nota So(Antonio Carlos Jobim - Newton Mendoca)
09. Estate(Bruno Martino - Bruno Brighetti)
10. Samba da Minha Terra(Dorival Caymmi)
11. O Pato (Jayme Silva - Neuza Teixeira)
12. Corcovado(Antonio Carlos Jobim)
13. Aguas de Marco(Antonio Carlos Jobim)
14. Treze de Ouro(Heriverto Martins - Marino Pinto)
15. Desafinado(Antonio Carlos Jobim - Newton Mendoca)
16. Pica-Pau(Ary Barroso)
17. Meditacao(Antonio Carlos Jobim - Newton Mendoca)
18. Aos Pes da Cruz(Marino Pinto - Ze da Zilda)
19. Bim Bom(Joao Gilberto)
20. Chega de Saudade(Antonio Carlos Jobim - Vinicius de Moraes)
21. Garota de lpanema(Antonio Carlos Jobim - Vinicius de Moraes)

実は最後の「イパネマ」しかまだ聴いていない。できれば通して全部を一気に楽しみたいのでそのチャンスを狙っている。

ジョアンが来日した時に「遅刻して開演が1時間遅れた」とか「ステージ上で居眠りをした」という伝説があって、後者が収録されているというはなしもあったのだが、収録曲リストを見るとどうもこれはないらしい。居眠りしている間も観客は温かく見守っており、目覚めたときにはさざ波のような拍手が起こった、というふうな話も聞いているのでそれが収録されているかと期待したのだが。

イパネマの歌はよろよろしていた。ギターの演奏はしっかりしているのだが歌はフェイクなのかアレンジなのかミスなのか、譜面通りでなくても非難するには当たらないのだが、なんだか「あれれ?」と思うようなところもある。実際2004年の来日記念盤CDではジョアン本人がイパネマの収録を拒否したということなので、ご本人としても不本意な出来だったのだろう。だから本人ご逝去の後でこの動画が出てくるというところに意味があると思うのだ。

Joao_plays_guitar

実際に動画をTVサイズで見るとギターの古さに驚かされる。おそらくは50年物なんじゃないかな。その割には使っている弦がボールエンドである。これにもちょっと驚いた。まぁこれが楽でいいんだろうな。

 

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