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2023年1月 3日 (火)

百人一首で悩む

 正月ということで百人一首をやることになったが、読み手が大変。カセットテープから切り出してmp3にしたファイルがあったはずなのだが見当たらない。
 WEBで探したらあっさり見つかった。PC上でWinAMP(リバイバル版)で再生したが、WinAMPってフォルダ内のシャッフル再生できないんだっけ?
 しかしここで手に入るall.zipには百人一首の読み上げが読み手が変わって2回入っていた。シャッフルしたら大混乱になるところだった。
 上の句と下の句を対応付けて覚えているのは五首くらいしかないし、ほかのプレーヤーもそれ以下なので、上の句は聞き流して下の句勝負である。自分の手札はあいうえお順にならべて効率化を図ったりする。
 で、気になったので百人一首の一覧を入手して、上の句、下の句でソートしてみた。今のところは下の句だけでいいのだが、上の句でもソートしたのは、いつか上の句下の句を覚えたときに役立てようと思ったわけで、「痩せたときに着る服」みたいなものです。

上の句でソート

79番歌 左京大夫顕輔 あきかせにたなひくくものたえまより もれいつるつきのかけのさやけさ
1番歌 天智天皇 あきのたのかりほのいほのとまをあらみ わかころもてはつゆにぬれつつ
52番歌 藤原道信朝臣 あけぬれはくるるものとはしりなから なほうらめしきあさほらけかな
39番歌 参議等 あさちふのをののしのはらしのふれと あまりてなとかひとのこひしき
31番歌 坂上是則 あさほらけありあけのつきとみるまてに よしののさとにふれるしらゆき
64番歌 権中納言定頼 あさほらけうちのかはきりたえたえに あらはれわたるせせのあしろき
3番歌 柿本人麻呂 あしひきのやまとりのをのしたりをの なかなかしよをひとりかもねむ
78番歌 源兼昌 あはちしまかよふちとりのなくこゑに いくよねさめぬすまのせきもり
45番歌 謙徳公 あはれともいふへきひとはおもほえて みのいたつらになりぬへきかな
43番歌 権中納言敦忠 あひみてののちのこころにくらふれは むかしはものをおもはさりけり
44番歌 中納言朝忠 あふことのたえてしなくはなかなかに ひとをもみをもうらみさらまし
12番歌 僧正遍昭 あまつかせくものかよひちふきとちよ をとめのすかたしはしととめむ
7番歌 安倍仲麿 あまのはらふりさけみれはかすかなる みかさのやまにいてしつきかも
56番歌 和泉式部 あらさらむこのよのほかのおもひてに いまひとたひのあふこともかな
69番歌 能因法師 あらしふくみむろのやまのもみちはは たつたのかはのにしきなりけり
30番歌 壬生忠岑 ありあけのつれなくみえしわかれより あかつきはかりうきものはなし
58番歌 大弐三位 ありまやまゐなのささはらかせふけは いてそよひとをわすれやはする
61番歌 伊勢大輔 いにしへのならのみやこのやへさくら けふここのへににほひぬるかな
21番歌 素性法師 いまこむといひしはかりになかつきの ありあけのつきをまちいてつるかな
63番歌 左京大夫道雅 いまはたたおもひたえなむとはかりを ひとつてならていふよしもかな
74番歌 源俊頼朝臣 うかりけるひとをはつせのやまおろしよ はけしかれとはいのらぬものを
65番歌 相模 うらみわひほさぬそてたにあるものを こひにくちなむなこそをしけれ
5番歌 猿丸大夫 おくやまにもみちふみわけなくしかの こゑきくときそあきはかなしき
72番歌 祐子内親王家紀伊 おとにきくたかしのはまのあたなみは かけしやそてのぬれもこそすれ
60番歌 小式部内侍 おほえやまいくののみちのとほけれは またふみもみすあまのはしたて
95番歌 前大僧正慈円 おほけなくうきよのたみにおほふかな わかたつそまにすみそめのそて
82番歌 道因法師 おもひわひさてもいのちはあるものを うきにたへぬはなみたなりけり
51番歌 藤原実方朝臣 かくとたにえやはいふきのさしもくさ さしもしらしなもゆるおもひを
6番歌 中納言家持 かささきのわたせるはしにおくしもの しろきをみれはよそふけにける
98番歌 従二位家隆 かせそよくならのをかはのゆふくれは みそきそなつのしるしなりける
48番歌 源重之 かせをいたみいはうつなみのおのれのみ くたけてものをおもふころかな
50番歌 藤原義孝 きみかためおしからさりしいのちさへ なかくもかなとおもひけるかな
15番歌 光孝天皇 きみかためはるののにいててわかなつむ わかころもてにゆきはふりつつ
91番歌 後京極摂政前太政大臣 きりきりすなくやしもよのさむしろに ころもかたしきひとりかもねむ
29番歌 凡河内躬恒 こころあてにおらはやおらむはつしもの おきまとはせるしらきくのはな
68番歌 三条院 こころにもあらてうきよになからへは こひしかるへきよはのつきかな
97番歌 権中納言定家 こぬひとをまつほのうらのゆふなきに やくやもしほのみもこかれつつ
24番歌 菅家 このたひはぬさもとりあへすたむけやま もみちのにしきかみのまにまに
41番歌 壬生忠見 こひすてふわかなはまたきたちにけり ひとしれすこそおもひそめしか
10番歌 蝉丸 これやこのゆくもかへるもわかれては しるもしらぬもあふさかのせき
70番歌 良暹法師 さひしさにやとをたちいててなかむれは いつくもおなしあきのゆふくれ
40番歌 平兼盛 しのふれといろにいてにけりわかこひは ものやおもふとひとのとふまて
37番歌 文屋朝康 しらつゆにかせのふきしくあきののは つらぬきとめぬたまそちりける
18番歌 藤原敏行朝臣 すみのえのきしによるなみよるさへや ゆめのかよひちひとめよくらむ
77番歌 崇徳院 せをはやみいわにせかるるたきかはの われてもすゑにあはむとそおもふ
73番歌 前権中納言匡房 たかさこのをのへのさくらさきにけり とやまのかすみたたすもあらなむ
55番歌 大納言公任 たきのおとはたえてひさしくなりぬれと なこそなかれてなほきこえけれ
4番歌 山辺赤人 たこのうらにうちいててみれはしろたへの ふしのたかねにゆきはふりつつ
16番歌 中納言行平 たちわかれいなはのやまのみねにおふる まつとしきかはいまかへりこむ
89番歌 式子内親王 たまのをよたえなはたえねなからへは しのふることのよはりもそする
34番歌 藤原興風 たれをかもしるひとにせむたかさこの まつもむかしのともならなくに
75番歌 藤原基俊 ちきりおきしさせもかつゆをいのちにて あはれことしのあきもいぬめり
42番歌 清原元輔 ちきりきなかたみにそてをしほりつつ すゑのまつやまなみこさしとは
17番歌 在原業平朝臣 ちはやふるかみよもきかすたつたかは からくれなゐにみつくくるとは
23番歌 大江千里 つきみれはちちにものこそかなしけれ わかみひとつのあきにはあらねと
13番歌 陽成院 つくはねのみねよりおつるみなのかわ こひそつもりてふちとなりぬる
80番歌 待賢門院堀河 なかからむこころもしらすくろかみの みたれてけさはものをこそおもへ
84番歌 藤原清輔朝臣 なからへはまたこのころやしのはれむ うしとみしよそいまはこひしき
53番歌 右大将道綱母 なけきつつひとりぬるよのあくるまは いかにひさしきものとかはしる
86番歌 西行法師 なけけとてつきやはものをおもはする かこちかほなるわかなみたかな
36番歌 清原深養父 なつのよはまたよひなからあけぬるを くものいつこにつきやとるらむ
25番歌 三条右大臣 なにしおははあふさかやまのさねかつら ひとにしられてくるよしもかな
88番歌 皇嘉門院別当 なにはえのあしのかりねのひとよゆゑ みをつくしてやこひわたるへき
19番歌 伊勢 なにはかたみしかきあしのふしのまも あはてこのよをすくしてよとや
96番歌 入道前太政大臣 はなさそふあらしのにはのゆきならて ふりゆくものはわかみなりけり
9番歌 小野小町 はなのいろはうつりにけりないたつらに わかみよにふるなかめせしまに
2番歌 持統天皇 はるすきてなつきにけらししろたへの ころもほすてふあまのかくやま
67番歌 周防内侍 はるのよのゆめはかりなるたまくらに かひなくたたむなこそをしけれ
33番歌 紀友則 ひさかたのひかりのとけきはるのひに しつこころなくはなのちるらむ
35番歌 紀貫之 ひとはいさこころもしらすふるさとは はなそむかしのかににほひける
99番歌 後鳥羽院 ひともをしひともうらめしあちきなく よをおもふゆゑにものおもふみは
22番歌 文屋康秀 ふくからにあきのくさきのしをるれは むへやまかせをあらしといふらむ
81番歌 後徳大寺左大臣 ほとときすなきつるかたをなかむれは たたありあけのつきそのこれる
49番歌 大中臣能宣朝臣 みかきもりゑしのたくひのよるはもえ ひるはきえつつものをこそおもへ
27番歌 中納言兼輔 みかのはらわきてなかるるいつみかは いつみきとてかこひしかるらむ
90番歌 殷富門院大輔 みせはやなをしまのあまのそてたにも ぬれにそぬれしいろはかはらす
14番歌 河原左大臣 みちのくのしのふもちすりたれゆゑに みたれそめにしわれならなくに
94番歌 参議雅経 みよしののやまのあきかせさよふけて ふるさとさむくころもうつなり
87番歌 寂蓮法師 むらさめのつゆもまたひぬまきのはに きりたちのほるあきのゆふくれ
57番歌 紫式部 めくりあひてみしやそれともわかぬまに くもかくれにしよはのつきかけ
100番歌 順徳院 ももしきやふるきのきはのしのふにも なほあまりあるむかしなりけり
66番歌 前大僧正行尊 もろともにあはれとおもへやまさくら はなよりほかにしるひともなし
59番歌 赤染衛門 やすらはてねなましものをさよふけて かたふくまてのつきをみしかな
47番歌 恵慶法師 やへむくらしけれるやとのさひしきに ひとこそみえねあきはきにけり
32番歌 春道列樹 やまかはにかせのかけたるしからみは なかれもあへぬもみちなりけり
28番歌 源宗于朝臣 やまさとはふゆそさびしさまさりける ひとめもくさもかれぬとおもへは
71番歌 大納言経信 ゆうされはかとたのいなはおとつれて あしのまろやにあきかせそふく
46番歌 曾禰好忠 ゆらのとをわたるふなひとかちをたえ ゆくへもしらぬこひのみちかな
93番歌 鎌倉右大臣 よのなかはつねにもかもななきさこく あまのおふねのつなてかなしも
83番歌 皇太后宮大夫俊成 よのなかよみちこそなけれおもひいる やまのおくにもしかそなくなる
85番歌 俊恵法師 よもすからものおもふころはあけやらぬ ねやのひまさへつれなかりけり
62番歌 清少納言 よをこめてとりのそらねははかるとも よにあふさかのせきはゆるさし
8番歌 喜撰法師 わかいほはみやこのたつみしかそすむ よをうちやまとひとはいふなり
92番歌 二条院讃岐 わかそてはしほひにみえぬおきのいしの ひとこそしらねかわくまもなし
38番歌 右近 わすらるるみをはおもはすちかひてし ひとのいのちのをしくもあるかな
54番歌 儀同三司母 わすれしのゆくすゑまてはかたけれは けふをかきりのいのちともかな
76番歌 法性寺入道前関白太政大臣 わたのはらこきいててみれはひさかたの くもゐにまかふおきつしらなみ
11番歌 参議篁 わたのはらやそしまかけてこきいてぬと ひとにはつけよあまのつりふね
20番歌 元良親王 わひぬれはいまはたおなしなにはなる みをつくしてもあはむとそおもふ
26番歌 貞信公 をくらやまみねのもみちはこころあらは いまひとたひのみゆきまたなむ

 

 

下の句でソート

30番歌 壬生忠岑 ありあけのつれなくみえしわかれより あかつきはかりうきものはなし
71番歌 大納言経信 ゆうされはかとたのいなはおとつれて あしのまろやにあきかせそふく
19番歌 伊勢 なにはかたみしかきあしのふしのまも あはてこのよをすくしてよとや
75番歌 藤原基俊 ちきりおきしさせもかつゆをいのちにて あはれことしのあきもいぬめり
93番歌 鎌倉右大臣 よのなかはつねにもかもななきさこく あまのおふねのつなてかなしも
39番歌 参議等 あさちふのをののしのはらしのふれと あまりてなとかひとのこひしき
64番歌 権中納言定頼 あさほらけうちのかはきりたえたえに あらはれわたるせせのあしろき
21番歌 素性法師 いまこむといひしはかりになかつきの ありあけのつきをまちいてつるかな
53番歌 右大将道綱母 なけきつつひとりぬるよのあくるまは いかにひさしきものとかはしる
78番歌 源兼昌 あはちしまかよふちとりのなくこゑに いくよねさめぬすまのせきもり
70番歌 良暹法師 さひしさにやとをたちいててなかむれは いつくもおなしあきのゆふくれ
27番歌 中納言兼輔 みかのはらわきてなかるるいつみかは いつみきとてかこひしかるらむ
58番歌 大弐三位 ありまやまゐなのささはらかせふけは いてそよひとをわすれやはする
56番歌 和泉式部 あらさらむこのよのほかのおもひてに いまひとたひのあふこともかな
26番歌 貞信公 をくらやまみねのもみちはこころあらは いまひとたひのみゆきまたなむ
82番歌 道因法師 おもひわひさてもいのちはあるものを うきにたへぬはなみたなりけり
84番歌 藤原清輔朝臣 なからへはまたこのころやしのはれむ うしとみしよそいまはこひしき
29番歌 凡河内躬恒 こころあてにおらはやおらむはつしもの おきまとはせるしらきくのはな
72番歌 祐子内親王家紀伊 おとにきくたかしのはまのあたなみは かけしやそてのぬれもこそすれ
86番歌 西行法師 なけけとてつきやはものをおもはする かこちかほなるわかなみたかな
59番歌 赤染衛門 やすらはてねなましものをさよふけて かたふくまてのつきをみしかな
67番歌 周防内侍 はるのよのゆめはかりなるたまくらに かひなくたたむなこそをしけれ
17番歌 在原業平朝臣 ちはやふるかみよもきかすたつたかは からくれなゐにみつくくるとは
87番歌 寂蓮法師 むらさめのつゆもまたひぬまきのはに きりたちのほるあきのゆふくれ
48番歌 源重之 かせをいたみいはうつなみのおのれのみ くたけてものをおもふころかな
57番歌 紫式部 めくりあひてみしやそれともわかぬまに くもかくれにしよはのつきかけ
36番歌 清原深養父 なつのよはまたよひなからあけぬるを くものいつこにつきやとるらむ
76番歌 法性寺入道前関白太政大臣 わたのはらこきいててみれはひさかたの くもゐにまかふおきつしらなみ
61番歌 伊勢大輔 いにしへのならのみやこのやへさくら けふここのへににほひぬるかな
54番歌 儀同三司母 わすれしのゆくすゑまてはかたけれは けふをかきりのいのちともかな
68番歌 三条院 こころにもあらてうきよになからへは こひしかるへきよはのつきかな
13番歌 陽成院 つくはねのみねよりおつるみなのかわ こひそつもりてふちとなりぬる
65番歌 相模 うらみわひほさぬそてたにあるものを こひにくちなむなこそをしけれ
91番歌 後京極摂政前太政大臣 きりきりすなくやしもよのさむしろに ころもかたしきひとりかもねむ
2番歌 持統天皇 はるすきてなつきにけらししろたへの ころもほすてふあまのかくやま
5番歌 猿丸大夫 おくやまにもみちふみわけなくしかの こゑきくときそあきはかなしき
51番歌 藤原実方朝臣 かくとたにえやはいふきのさしもくさ さしもしらしなもゆるおもひを
33番歌 紀友則 ひさかたのひかりのとけきはるのひに しつこころなくはなのちるらむ
89番歌 式子内親王 たまのをよたえなはたえねなからへは しのふることのよはりもそする
10番歌 蝉丸 これやこのゆくもかへるもわかれては しるもしらぬもあふさかのせき
6番歌 中納言家持 かささきのわたせるはしにおくしもの しろきをみれはよそふけにける
42番歌 清原元輔 ちきりきなかたみにそてをしほりつつ すゑのまつやまなみこさしとは
81番歌 後徳大寺左大臣 ほとときすなきつるかたをなかむれは たたありあけのつきそのこれる
69番歌 能因法師 あらしふくみむろのやまのもみちはは たつたのかはのにしきなりけり
37番歌 文屋朝康 しらつゆにかせのふきしくあきののは つらぬきとめぬたまそちりける
73番歌 前権中納言匡房 たかさこのをのへのさくらさきにけり とやまのかすみたたすもあらなむ
50番歌 藤原義孝 きみかためおしからさりしいのちさへ なかくもかなとおもひけるかな
3番歌 柿本人麻呂 あしひきのやまとりのをのしたりをの なかなかしよをひとりかもねむ
32番歌 春道列樹 やまかはにかせのかけたるしからみは なかれもあへぬもみちなりけり
55番歌 大納言公任 たきのおとはたえてひさしくなりぬれと なこそなかれてなほきこえけれ
100番歌 順徳院 ももしきやふるきのきはのしのふにも なほあまりあるむかしなりけり
52番歌 藤原道信朝臣 あけぬれはくるるものとはしりなから なほうらめしきあさほらけかな
90番歌 殷富門院大輔 みせはやなをしまのあまのそてたにも ぬれにそぬれしいろはかはらす
85番歌 俊恵法師 よもすからものおもふころはあけやらぬ ねやのひまさへつれなかりけり
74番歌 源俊頼朝臣 うかりけるひとをはつせのやまおろしよ はけしかれとはいのらぬものを
35番歌 紀貫之 ひとはいさこころもしらすふるさとは はなそむかしのかににほひける
66番歌 前大僧正行尊 もろともにあはれとおもへやまさくら はなよりほかにしるひともなし
92番歌 二条院讃岐 わかそてはしほひにみえぬおきのいしの ひとこそしらねかわくまもなし
47番歌 恵慶法師 やへむくらしけれるやとのさひしきに ひとこそみえねあきはきにけり
41番歌 壬生忠見 こひすてふわかなはまたきたちにけり ひとしれすこそおもひそめしか
63番歌 左京大夫道雅 いまはたたおもひたえなむとはかりを ひとつてならていふよしもかな
25番歌 三条右大臣 なにしおははあふさかやまのさねかつら ひとにしられてくるよしもかな
11番歌 参議篁 わたのはらやそしまかけてこきいてぬと ひとにはつけよあまのつりふね
38番歌 右近 わすらるるみをはおもはすちかひてし ひとのいのちのをしくもあるかな
28番歌 源宗于朝臣 やまさとはふゆそさびしさまさりける ひとめもくさもかれぬとおもへは
44番歌 中納言朝忠 あふことのたえてしなくはなかなかに ひとをもみをもうらみさらまし
49番歌 大中臣能宣朝臣 みかきもりゑしのたくひのよるはもえ ひるはきえつつものをこそおもへ
4番歌 山辺赤人 たこのうらにうちいててみれはしろたへの ふしのたかねにゆきはふりつつ
96番歌 入道前太政大臣 はなさそふあらしのにはのゆきならて ふりゆくものはわかみなりけり
94番歌 参議雅経 みよしののやまのあきかせさよふけて ふるさとさむくころもうつなり
60番歌 小式部内侍 おほえやまいくののみちのとほけれは またふみもみすあまのはしたて
16番歌 中納言行平 たちわかれいなはのやまのみねにおふる まつとしきかはいまかへりこむ
34番歌 藤原興風 たれをかもしるひとにせむたかさこの まつもむかしのともならなくに
7番歌 安倍仲麿 あまのはらふりさけみれはかすかなる みかさのやまにいてしつきかも
98番歌 従二位家隆 かせそよくならのをかはのゆふくれは みそきそなつのしるしなりける
14番歌 河原左大臣 みちのくのしのふもちすりたれゆゑに みたれそめにしわれならなくに
80番歌 待賢門院堀河 なかからむこころもしらすくろかみの みたれてけさはものをこそおもへ
45番歌 謙徳公 あはれともいふへきひとはおもほえて みのいたつらになりぬへきかな
20番歌 元良親王 わひぬれはいまはたおなしなにはなる みをつくしてもあはむとそおもふ
88番歌 皇嘉門院別当 なにはえのあしのかりねのひとよゆゑ みをつくしてやこひわたるへき
43番歌 権中納言敦忠 あひみてののちのこころにくらふれは むかしはものをおもはさりけり
22番歌 文屋康秀 ふくからにあきのくさきのしをるれは むへやまかせをあらしといふらむ
40番歌 平兼盛 しのふれといろにいてにけりわかこひは ものやおもふとひとのとふまて
24番歌 菅家 このたひはぬさもとりあへすたむけやま もみちのにしきかみのまにまに
79番歌 左京大夫顕輔 あきかせにたなひくくものたえまより もれいつるつきのかけのさやけさ
97番歌 権中納言定家 こぬひとをまつほのうらのゆふなきに やくやもしほのみもこかれつつ
83番歌 皇太后宮大夫俊成 よのなかよみちこそなけれおもひいる やまのおくにもしかそなくなる
46番歌 曾禰好忠 ゆらのとをわたるふなひとかちをたえ ゆくへもしらぬこひのみちかな
18番歌 藤原敏行朝臣 すみのえのきしによるなみよるさへや ゆめのかよひちひとめよくらむ
31番歌 坂上是則 あさほらけありあけのつきとみるまてに よしののさとにふれるしらゆき
62番歌 清少納言 よをこめてとりのそらねははかるとも よにあふさかのせきはゆるさし
8番歌 喜撰法師 わかいほはみやこのたつみしかそすむ よをうちやまとひとはいふなり
99番歌 後鳥羽院 ひともをしひともうらめしあちきなく よをおもふゆゑにものおもふみは
15番歌 光孝天皇 きみかためはるののにいててわかなつむ わかころもてにゆきはふりつつ
1番歌 天智天皇 あきのたのかりほのいほのとまをあらみ わかころもてはつゆにぬれつつ
95番歌 前大僧正慈円 おほけなくうきよのたみにおほふかな わかたつそまにすみそめのそて
23番歌 大江千里 つきみれはちちにものこそかなしけれ わかみひとつのあきにはあらねと
9番歌 小野小町 はなのいろはうつりにけりないたつらに わかみよにふるなかめせしまに
77番歌 崇徳院 せをはやみいわにせかるるたきかはの われてもすゑにあはむとそおもふ
12番歌 僧正遍昭 あまつかせくものかよひちふきとちよ をとめのすかたしはしととめむ

 

で、ゲームの時に話題になったことも調べてみた。「らりるれろ」で始まる歌はない。

上の句第一文字の出現数

17
3
2
 
5
4
3
 
 
6
1
2
1
1
 
6
3
2
 
 
8
 
 
 
 
4
3
1
 
1
 
5
1
1
2
4
2
4
 
 
 
 
 
7
1
 

 せっかくなので、絵札を確認してそれぞれ坊主か姫かをデータ化しようとした。坊主が13枚、姫が21枚ということが分かったが、絵札を一枚一枚見ていくと、いろいろと発見があった。例えばナントカの母なんて人が居たり、「伊勢」と「伊勢大輔」は別人でどちらも姫だったり。

 中でもこの絵札には混乱させられた(事情があって横に倒れています)。この絵札は普通姫扱いだが、親王って男性じゃなかったか(根拠薄弱) さらに顔を出していないのはどういうこと?ひょっとしてこの絵札は姫扱いじゃまずいんじゃないの? ・・・と、実はいまだに坊主めくりも我が家の正月では現役なのであった。

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コメント

内親王って書いて有るからお姫さまですね。
親王は男性、内親王は女性です。

投稿: ををつか | 2023年1月20日 (金) 17時38分

そうだったんですか。腑に落ちました。ありがとうございます。

投稿: PicksClicks | 2023年1月20日 (金) 18時58分

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