カテゴリー「科学技術」の10件の記事

2017年5月29日 (月)

Panasonicの事業展開に悩む

Panasonicがまだ松下電器と名乗っていたころ、1980年代だったと思うが当時の山下社長が「このままでは松下の未来はない」とか言い出して、何のことだろうか? とみんなが思った。

当時の松下電器と言えば言ってみれば飛ぶ鳥を落とすほどの勢いで、誰も将来の心配などしていなかったはずなのだが、この山下社長だけは未来を見据えて「現在の製品群がなくなったら松下は売るものが無くなってしまう」ということでこういうことを言い出したのだったと思う。

で、その後松下電器はハリウッドの映画会社を買収したり(これは結局失敗した)いろいろと未来への手をうったりしたのだったが、テレビ受像機が日本のお家芸でなくなった現在でも、この松下魂というのか、「未来を見据える」ということは継続しているようだ。

というのは、こういうニュースを見たからで、「PanasonicがSXSWに8つの新規事業アイデアを展示」ということなのだが、詳しいことはこちらにも展開されている

例えばTVを放送受信装置という枠から外して考えるAMPという考え方は、ほど目新しいとも思えないけれども、まじめに考える方向性としては間違っていないと思う。

Amppanasonic
まぁ、個々のアイディアがどうこうっていうんじゃなくて、山下社長のDNAみたいなものが脈々と流れているのだなぁ、と思った次第。

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2017年2月19日 (日)

日本の海底資源に悩む

日本の再東端というと、南鳥島ということになるらしい。

Mapminamitorishima

その南鳥島のあたりの海底に「マンガン隗」があるという話は聞いたことがあったが、実際にそれがどういうものだかわかっていなかった。で、この度TVでその話を放映していたので、よくわかったということで。

これは「しんかい6500」からの画像なので、たぶん水深5700mの海底の画像で、マンガン隗(Manganese Noduleというらしい)がごろごろという様子。南鳥島の周辺の排他的経済水域に推定2億トンあるとか。

Image1

この「ノジュール」を半分に切ってみるとこんな感じになる。

Image2

マンガンを吸着した鉄粉が小さな核を中心に徐々にくっついて層になるらしいが、その速度たるや1cm積もるのに数百万年とかいう気の遠くなるような話で。

Image3

これはサメの歯のエナメル質に沈着したもので、こういうのが意外と多いらしい。

Image4

こちらは岩の周りに堆積したもの。こんなのもあるんだなぁ。

どうして南鳥島の周りにこんなにノジュールがおおいのかというと、海流の関係で砂が堆積しにくいためにノジュールが砂に埋まることなく長期間海底にいられるということがあるらしい。

さらに南鳥島周辺には太平洋プレート上で東から西へ南鳥島が移動する一億年の間に熱水噴出孔から噴出したレアアース泥が堆積した形で発見されている。このレアアース泥がマンガン・ノジュールの「元」になっているという仮説も提示されている。

こういう数百万年単位の遺産であるマンガン・ノジュールを一気に消費しようとしているわけだが、レアアースを使ったネオジム磁石なんかを使って鉄分などの高速沈着ができたりすると面白いんだけどなぁ。

Rareearthレアアースとして分類されるのはこの17種類だということだが(リチウムは入ってないのか?)、このなかでジスプロシウムという元素が南鳥島周辺に数万年分存在すると予想されている。

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海上農園の妄想で悩む

海上に農園を作ったら面白いんじゃないかなぁ、とか妄想しているわけだが、恥ずかしながらちょっとこんな絵を描いてみた。

Farmonsea

やっぱり、本当に恥ずかしいわっ! これは以下に説明する海上田圃から作物を刈り取っているところなのだが、なんだか小学生が描いたような絵になっていてほんとうに微笑ましい(自嘲)。

言い訳させてもらうと、Windows10のタッチパッドの動きが本当におかしくて、カーソルがいなくなるわ、意図しないところをクリックしてしまうわ日本語入力はおかしいわ、って絵がヘタな理由を全然ごまかせてないのだが、なんかもうね、PC使うのが苦痛で、blogもあんまり書く気がしなくなってきている。

っていうのはまぁいいとしてこのへたくそな絵を説明すると、まずねYAMAHAが学校向けのプールをFRPで作っているということをTVで見て、これがなかなかいい感じだな、と。たしか一基250万円くらいと言っていたような気がする。

このFRPプールを使って25m×12mの海上田圃を作る。構造としては「底なし船」にする。内部に空洞があるので、そこに溜まる水蒸気を海の深いところから循環させてきた冷たい海水で凝縮させて真水を作って農業用水とする。

で、このFRP田圃をたくさんつないで海上で電車ごっこをするみたいにして浮かべておくわけだ。世の中には悪い奴もいるので、悪さをされないようにパトロール船を帯同させるわけだが、台風が来たりすると海上田圃を引きずって安全なところへ逃げ出すわけだ。
で、これの利点だが、害虫や害獣の影響を受けないというのが第一というのと、台風の風害水害を受けにくい(逃げるから)、さらには海面の有効利用ということで土地がいらないということがある。

しかし、FRP田圃がYAMAHAから買って250万円、その他もろもろでまぁ500万円としようか。で、面積が25m×12mで300平米だから100坪として坪当たり5万円ということで、これは農地としてはちょっと高いんじゃないかな? さらにはパトロール船とか人件費も必要になってくるが、まぁそれはFRP田圃をたくさん作って固定費を分散償却するんだな。

で、ここまで考えたところで別にわざわざ陸上の植物を苦労して海上で育てなくても、海中で育って穀物として収穫できるようなものを栽培するほうがいいんじゃないか? とか思ったりして。

でも、いろいろ調べてみるとそういう都合の良いものはないようだ。

だいたい海の生物っていうのは呼吸しているだけで養分やミネラルを吸収できるという豊饒な環境に甘えているというか、特に海藻類というのは養分を蓄えるということを全然考えていないようだ。海藻類にも根っこを持つものはあるが、流されないように岩にしがみつくことしか考えていなくて、不測の事態に備えてそこに養分を蓄えるということはしないようだ。

最近注目されているのが「ダルス」という海藻で、乾燥したものを素揚げするとうまいとかいうのだが、カロリーにはならないらしいしなぁ。

昆布みたいな植物(海中のは植物とは言わないのかもしれない)にストレスを与えて、「こりゃいかん、養分を蓄えないと」と焦らせるようにして進化させるとかDNAをなんとかするとかして「海の稲」とか「海の芋」みたいなものをつくり出せないものだろうか?

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2016年12月 4日 (日)

NASAのDVDで悩む

こんなDVDセットが売られていた。「NASAの50年」とか「スペースシャトル物語」とか書いてある。DVDのなんと10枚組だ。

Nasa10dvds
裏面はこんな感じでいろいろと書いてある(クリックすると拡大されます;もしも読みたければ)。

Nasa10dvdsura

DVDのRegion表記がなかったので店員さんに相談してみる。「DVDの表面に書いてあるかもしれませんね」「いや、DVDに書くくらいだったらパッケージに書いてあるでしょう」「DVD出して再生してみますか?」「いや梱包が厳重だし、いいです。リージョンが書いてないってことはリージョンフリーなんでしょう。買います。」ということで買ってみた。

10eq5x2箱の表面と思っていたのが実はフタで、それを開けるとこんなふうに中身が見えて、DVD5枚組の二つの製品の詰め合わせだったことがわかる。っていうか裏面にそう書いてあったし。

リージョンはやはりフリーで、日本製のDVDプレーヤで問題なく見ることができた。全部英語だけど。全部見ると18時間なのでこれはよっぽど腰を据えてみないと見切れないなぁ。

「NASAの50年」の1枚目を16倍速で流し見たところではFREEDOM7の宇宙飛行士シェパードの訓練風景とか帰還用カプセルの耐衝撃実験とかなかなかに興味深いが、まぁどうでもいいっちゃいい話がてんこ盛りというDVDだ。環境ビデオ風に流しとくといいかも。

というところで、この商品に付けられていた値段札がこちら。

Price500

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2016年12月 3日 (土)

縄文人のDNAで悩む

日曜日の夜にEテレで放送されている「サイエンスZERO」が面白い。

先週は「日本人のルーツ」ということで、具体的に言うと縄文人のDNA解析という話だった。

今までにも縄文人のDNA解析というのは行われてきていたのだったが、それはミトコンドリアDNAという情報量の少ないものを解析していたのであって、今回は核DNAという、桁違いに情報量の多いDNAを解析することによって新しい発見があったということだ。

ちなみに、DNAの塩基数でいうとミトコンドリアDNAは一万六千、核DNAで30億というから、これはほんとに桁違いなのだ。さらに、ミトコンドリアDNAは母方からしか継承しないのに対して核DNAは両親から受け継ぐので、遺伝を調べるにはこちらの方が都合がよい。

ではなぜ今まで核DNAを調査できなかったのかと言えば、それは良質な検体を得ることができなかったからだ。今回、その良質な検体を福島県三貫地貝塚から発見された縄文人の遺骨の「奥歯の歯根」から取り出すことに成功したことに起因する。


で、その核DNAからどんなことが分かったのかというと、人類の進化の過程における縄文人の位置が明確になったということらしい。
Image11

つまり、東南アジアで人類が分化していく前の段階で縄文人は分岐している、と。わかりやすくボードに描いたのがこちら。
Image12

アジア各地のDNAをマッピングするとこんなふうになるという。どういうパラメータでマッピングしたのかは謎だ。

Image10

人類がアフリカで発祥して世界に広がっていく過程で、アジアへはその最終段階だったはずだが、アジア各地に分化していく前段階のDNAを縄文人が持っているということはどういうこと? 日本列島への特殊なルートがあったということなのだろうか?

縄文時代というのは16,000年前から3,000年前くらいまでで、弥生時代は800年くらいだったと思う。16,000年前に何かに追われて日本列島まで逃げ延びたのが縄文人で、他の地域に逃げた縄文人は滅びてしまった、ということなのかもしれない。

では縄文人のDNAはどんな特徴を持っているのだろうか?それがこちら。

Image14

ざっくり言うと、要するにいわゆる「濃い顔」ということのようだ。「ウインクできる」というのが謎だが、縄文人に対して弥生人のDNAを持っている人は目を動かす神経と口を動かす神経が未分化で「口を動かさずに目を動かすことが難しい」ということらしい。

で、この放送を見たのは確かに先週なのだが、Youtubeにはこの番組が2か月前にすでにuploadされていた(この投稿の意味がないじゃん!?)。私の見たのは再放送だったのか? 一応貼り付けておくが、NHKの番組だから遠からず削除されると思うので興味ある方は見ておいた方がいいよ。

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2016年7月10日 (日)

折り紙カヤックで悩む

学生時代に少しだけボート部にいたことがあって、生活に余裕ができたらシングルスカルっていう一人乗りのほそい艇体のボートを持てたらいいな、と漠然と思っていた。

Singleskall

実際に家庭を持ってみたりすると、それがいかに現実的でないかということを身にしみて知ってしまうわけだが(例えばドコで乗るんだ?とか使っていないときにボートをどこに仕舞っておくんだ?とか)、こういうものがあるとすると、ちょっと考えも変わってきたりする。


これはカヤックであって、シングルスカルとは違ってパドルが違うとか水の抵抗が大きくてあまりスピードは出ないとかあるんだけれども、まぁ水遊びとか軽い探検にはいいのかもしれない。

ORUカヤックの「ORU」は日本語の「折る」から来ていて、折り紙でボートを作るというのが基本コンセプトらしい。耐久性がどうなんだろうか?とか心配したりもするが、そういうことは気にしちゃいけないのかも。値段はどこかで見たんだけれども忘れた。日本で買うと17万円とか20万円とからしい

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2016年4月16日 (土)

浅い震源の地震に悩む

2016年4月14日21時26分。熊本県益城町の地下10㎞でM6.5の地震が発生し、最大震度7と測定され、死者9名の被害が発生した。次いで震度6超の地震が頻発し、4月16日には震度は6強ながらM7.3の地震が発生し、死者は37名となった。亡くなられた方々のご冥福をお祈りしたい。

で、はじめは「震度6の余震」とか言っていたのが「16日のが本震で、その前のは前震」ということになった。

今回の地震は日本列島を貫く中央構造線にまつわる活断層の活動であるということだった。中央構造線というのは紀伊半島から九州を結ぶ線で、なんと日本列島はもともと南北に分かれていて、この中央構造線で接合されたということだ。

この衛星写真で中央構造線がはっきりと見える。四国から九州へ伸びる不思議な半島もこの構造線のせいでできたようだ。

Chuokouzosen

Japaneseislands

日本列島のでき方にも諸説あるようだが、そのうちの一つにこういうのがあって、つまりざっくりと千葉の房総半島から九州までの南半分がプレートの動きによってこの図のように流れてきてくっついたというのだ。

以前にこういう話を見たときにはもっと説得力のある図があったのだが今回は見つけられなかった。

それにしても房総半島や紀伊半島、四国・九州の南半分はこんなにうまい形で流れてくるはずはないんじゃないか。きっと別の形で流れてきて、くっついてから今の形になったのではないかと思う。



ところでこの地震は予知できなかったのだろうか?

以前にも書いた通り、電磁気学を応用した地震予知システムというのがあって、私は毎週火曜日にメールで週刊予測を受け取っている。その内容は「家族以外に公開してはならない」ということになっているので公開しないが、12日の予測では四国九州あたりの予測は△で、これはひょっとしたら地震があるかもしれない、という程度のもので○や◎に比べると、まぁ当てられなかった、ということなんだろうな。

公開可能な情報として地震解析ラボのBLOGがあるので、そこを見てみると。こんな記事がある。

Kumamoto20160414

つまり4月4日の時点で8日~14日の期間にまさに熊本あたりで地震が起こることを予知したが、震源の深さが30kmと仮定していたために震度4と評価していた、と。

まぁ、当たらずと言えども遠からずということなんだが、今一つすっきりしないな。15日あたりの時点ではどういう判断をしていたのか知りたいところだ。とりあえず来週火曜日にどういうレポートがでるのか期待してみよう。

4月21日追記:

地震解析ラボには特に新しいコメントは上がっていない。表層の活断層による地震だから岩盤崩壊のような電磁気的な減少が起こらなかったということなのだろうか?

それにしても気になるのは余震が続いていることで、これが収まらないことには二次災害も心配で復旧作業もままならない。

発表されているデータから余震の具合を見てみたが、まだなかなか収束する様子はないなぁ。震度4、震度5クラスは落ち着いてきたようにも見えるが、震度3クラスの余震がまだ飛び抜けて多い。

地震履歴表からマグニチュードと震度を読み違えていたので修正した。

Kumamoto2016
ところで、全国の活断層の場所をここで見ることができる。人口密集地だけなんだけど。

4月29日追記:

27日から震度1と2の地震が多数発生している。これはなにか新しいことが起こっているのか? 阿蘇山か?。

Kumamoto20160429

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2015年7月12日 (日)

地震予知に悩む

Photo電通大の早川正士名誉教授が、先月・先々月と地震予知を的中させて話題になっている。

この本は平成8年に出版されたもので、内容は、

・従来の地震学は起こってしまった地震の分析しかしていない。
・早川教授(当時)の提唱する電磁気学を基本とする予知方法はまだ大勢の賛意を得られていないが、将来性があるものだ。
・電磁気学的地震予知法は、岩石が地盤の変動によって崩壊するときに発生するピエゾ効果による電磁波に注目するもので、その電磁波が地表に放出されて電離層に与える影響を測定するものである。

というものだった。これらは基本的に早川名誉教授の現在の主張とほぼ変わらない。現在はもっと実践に重心が移っていると言っていいだろう。

実はわたしはこの方と面識がある。10年ほど前にこういう地震前兆の電磁波が通信路に与える影響を検出して地震予知につなげることができないか、というふうな話を、その通信路を運用している会社へ持って行きたいというふうな話だったと思う。当時はまだ居間のように光ファイバ網が全国的にはなっていなくて、まだ電磁波の影響を受けるメタル通信路が存在していたのだ。

結局その話はうまく実を結ばなかったのだったが、早川名誉教授はいまや会社を設立して予知情報を有料で公開している。毎月600円というのは高いか? う~ん。100円にすれば加入者が10倍になるんじゃないかと思うんだがなぁ。
以下は早川名誉教授の出演したTVの映像。3本の内の最初の一本。


7月14日追記:

地震予知メールマガジンが毎月216円で受け取れるというので、申し込んでみた。

http://www.mag2.com/m/0001616152.html
地震予知サロンというのもあるんだが、同じものなのだろうか?同じメールが来るのかもしれないが、それだったらサロンのほうが良かったかな?
https://salonde.jp/jishin/

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2014年7月13日 (日)

吸水ポリマーで悩む

ちと思うところあって、吸水ポリマーを買ってみた。

吸水ポリマーというのは紙おむつとか携帯トイレなどに使われる樹脂の一種で、重量比で500倍程度の水を吸収することができるという。これは面白そうだ。水耕栽培なんかに使えないかな?

Label
用途として、「マジック」なんてことが書いてあるのもご時世だろうか?

注意書きには興味深いことが書いてあって、下水に流すなとか乾燥させても再生はできないとか。ふむふむ、燃えるゴミとして出せということは、ガムみたいな扱いなのかな。

Mimikaki_3 で、いろいろ遊んでみたいのだが、mg単位で測れる秤がないので、とりあえず100円ショップで買ってきた耳かきを標準の単位とする。

この耳かき一杯の吸水ポリマーを小さなコップに入れてみると、これくらいの量なのだが、これに水を吸わせて余分な水分をティッシュで吸い取るとこんなかんじのゲル状になっている。
Tubutubu


Mimikaki
ゲル状になったものの容積は1ccに満たない。0.5~0.7ccという感じだろうか。よくわからないが、まぁざっくりしたことしかしないのでこれでいいのだ。




このゲル状のままで2日ほど放っておいたのだが、やはり乾燥はしないようだ。でも植物の根に水分を供給することはできるということなので、まぁぼちぼち何かやってみよう。

電子レンジでチンしてみたり、ハンダゴテで炙ってみたりしてみようと思う。

このBLOGLOVINではこんなふうに複数の小さな写真を貼るのが苦手になってしまっていて(以前はClear=ALLなんていうオプションが使えたのだが)、お見苦しいことになっているかもしれない。まぁそれもぼちぼち直していこう。

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2014年4月 1日 (火)

研究者の「捏造」に悩む

STAP細胞の話を初めて聞いた時はすごいと思った。その発見自体もすごいが、あんなに若い人にそんな重要な研究を任せられるというその体制が素晴らしいと思ったのだった。

研究事業というのは先が見えないから、できないかもしれないというリスクを負いながらコストを掛けないといけない。理研という独立行政法人だからできることであって、普通の企業ではなかなかできることではない。

だから今回の捏造事件は大変に残念だった。理研のエラい人たちは結局なんにもわかっていなかったのだろう。研究が順調に進んでいる時には特にチェックもせず、外部から攻撃され始めると手のひらを返して研究者を攻撃する。捏造事件が表面化してもハーバード大のなんとか教授だけが小保方氏を養護していたのは、小保方氏の研究をちゃんと理解していたのがこの教授だけだったからなのではないか。

今日、理研は記者会見を行って「不正を行ったのは小保方一人です。」と発表した。これも責任逃れというか、なんだか変な話だ。

そういえば「小保方氏がデータ捏造を認めた」ということが本人の口からでなく理研からの説明として行われたことがあって、これが私には不思議だった。およそ理科系の人間にとって実験データに手を加えるということは全く恥ずべきことであって、それを「やりました」と認めるなんてことはちょっと考えられなかったからだ。

博士論文へのコピペ、そして博士号の取り消しは残念だが、これは早稲田の博士号に対する検証が甘いということだろう。論文の指導教授の責任ということもある。「いいよいいよこれで通るから」というふうなことがあったんじゃないだろうか。

理研における「捏造」に関して、小保方氏は誰かをかばっているんじゃないだろうか? いや、実際どうだかわからんけどね。

まだ真相が判明しないうちにこんなことをいうのは不遜だとは思うのだが、私は小保方氏の肩を持ちたい。小保方氏が「理研に対して不服を申し立てる」ということを聞いて嬉しく思ったのだ。

でも、理研の記者会見と小保方氏の反論が共に今日(4月1日)ってのはどうなんだろう? まさか「両方共にエイプリル・フールでしたぁ。えへへっ。」なんてことはないだろうね?

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