カテゴリー「グルメ・クッキング」の31件の記事

2018年8月21日 (火)

保温マグで悩む

Hario_v60

これは長年愛用、あるいは酷使してきた保温マグで、HARIOのV60という製品らしい。

保温力は問題ないのだが、寄る年波のせいかフタが劣化してきた。主にABS樹脂製のフタなのだが、飲み口を塞ぐ部分などがゴム系のプラスティックになっていて、これが劣化してボロボロになってきたのだ。

で、そのフタの交換用部品が売られていないかと探してみるのだが、これがないのだなぁ。

全体を買ったとしてもそれほど高いものではないのだが、こんなふうにほんの一部が劣化したために全体がダメになるっていうのが私はほんとに嫌いで、つまり、余った本体を捨てるに忍びないという貧乏性ということなんだが。

そんな時に、100均ショップ:ダイソーで似たようなフタの付いたプラスティック製保温マグが売られていたのを見た。その時には見過ごしてしまったのだが、後から後悔することしきりであった。

こういうのって、いったん見逃すとしばらくは見つからなかったりする。100均の商品はサイクルが短いからなぁ。

しかし、半年ほどしてからやっと同じような商品をダイソーで見つけた。150円だった。

で、早速フタをねじ込んでみる。すると、フタのサイズとしてはほぼ同じなのだが残念なことにネジのピッチが違うというか、つまりきちんと締めることができないのだ。

Hario_v60_cap

この写真の右が現用のフタで左が100均のものだ。この写真からは私のがっかり感は伝わらないだろうなぁ。

まぁ実用上たいして差支えはないのでこのまま使い続けることになるんだろうけど、あと何年使えるかなぁ?

2018年12月16日追記:

この「マグ」はHARIOでは「ウチマグ」と呼ばれている製品らしい。でも蓋だけではどこにも売られていない。そこで私はHARIOに電話してみた(0120-398-208)。すると蓋だけでも売ってくれるという。

しかし、フタが778円、送料162円で合計940円だという。それって高くないか?

この「ウチマグ」自体は定価2000円台、安いところだと1000円台の中頃で売られている。でも今使っているウチマグ本体を捨てなくて済むと考えれば940円も仕方がないのかな?

ということで、電話で注文して購入。料金は郵便振り込み(振込用紙が送られてくる)。

Hario_v60_cap

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2018年5月28日 (月)

低温調理して悩む

低温調理の機会がやっと来た。とは言っても手始めなので野菜から。と言ってもトウモロコシ。

 

トウモロコシを二つに折ってジップロックに入れ、サーモスイッチをつないだT-falに入れた。設定温度は65℃~68℃とした。

 

T-falをタオルで巻いて電源を入れたのだが、やはりこれでは温度の均一化は難しいようで、68℃でヒーターは切れるものの湯温は上がり続けて78℃まで上がってしまった。

 

一方、温度が65℃を下回るとすぐにスイッチが入る。

 

そんな状態を2時間ほど続けて電源を切り、ジップロックを取り出すと、なぜかジップロックになかに水が入ってしまっている。

Boiledcorn

 

 



なんでこんなに水が入るかなぁ?それともトウモロコシから水分が出たのか? ジップロックに穴が開いていたのかな?それにしては引き上げたときに水が漏れている様子もない。

まぁそれはいいとして(いいのか?)、食べてみたトウモロコシは、まぁまぁのパリパリ感があっておいしくいただきました。というか単に火の通りが悪いだけ?

ちなみに、ウチの炊飯器を調べてみたのだが、保温状態にすると70℃をキープする(実測値)。何だ、これじゃぁこっちのほうが低温定温調理に向いているんじゃないのか?

6月3日追記:

豚ヒレ肉が安かったので買ってみた。260gで400円。で、特に考えることもなく低温調理してみた。ただ、サルモネラ菌が怖いので温度は高めにした。69℃~72℃という設定で、前回の失敗を顧みて温度センサは熱源のそばに置く。T-falの注ぎ口には網目のフィルタが付いているがこれを外してセンサを豚肉の下に敷いた。

Porklowtemp1
おそらく3時間くらいでよかったのだろうと思うが、だらだらと4時間くらい加熱した。今回はバスタオルの上にもう一枚タオルをしっかり巻いた。どのくらいの断熱具合かというと、熱源を切った状態で40秒で0.1℃下がるというのが実測値。これがいいのか悪いのかよくわからない。

 

 


加熱後にはやはり肉汁が出ていた。これはやり方も悪かったのだろう。前もって塩を塗りこんで一晩おくとかすればよかったらしい。買ってきた豚ヒレはジップロックに入れた後、塩とコショウを振りこんでもみもみしただけで加熱を始めた。

Porklowtemp2
出来上がりはこんな感じ。色はあまりよくないが、肉は柔らかくて家族にも受けが良かった。ソースをいろいろ試してみようと思って、手前の肉にはサルサソースと醤油を混ぜたものを付けてみたところ。

Porklowtemp3

6月17日追記:

今回はステーキ用の牛肉を400g。63℃~65℃で3時間のつもりだったが、センサーを肉の下にうまく押し込めなかったためか70℃くらいにまで上がってしまっていた。T-falの断熱に手を尽くしている間にセンサーのケーブルが引っ張られてセンサーの位置がずれたのだと思う。

肉はまだ食べてないが、やはり肉汁が出ている。でジップロックが漏れている感じもある。肉汁はきっとさっさと捨てるのがいいのだろうなぁ。

Beaf70degree

ステーキ用の肉で薄めだったので、3時間は長かったかも。70℃も高かったかも。ちょっと固めではあったがおいしくいただきました。切り口はこんな感じです。次回は60℃で1時間でやってみよう。

Beaf70degreecut

2020年10月21日追記:

久々にトライしたので追記。豚肉450gを70度で2時間調理。センサーは肉とそこの間に挟み、バスタオル1枚でくるんだ。

Pork_70_2hours

色がピンクなのがちょっと気になったが、真ん中の方が赤いとかじゃなくて均一にピンクなので熱はしっかり入っているんだろうと思う。その後おなかも痛くならないし。

 



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2018年4月13日 (金)

炭酸飲料で悩む

炭酸飲料の気が抜けたもののことを、関西では「アホになった」という。いったんアホになった炭酸飲料を元に戻すkとはできないだろうか?

そういう疑問を抱きつつ、クエン酸ロケットで遊んだりしていたのだったが、クエン酸ロケットで発生した二酸化炭素がクエン酸中和液にどれくらい溶け込むのか気になって調べてみた。

そうすると、こういう資料があったりして、なるほどな、と。

Carbnized

つまり、液温が0度くらいのときに水中に溶け込む二酸化炭素は、液温が30度くらいになると半分くらいが空中に放出されてしまう。いったん放出されてしまった二酸化炭素は、液を冷やしてももう元には戻らない。

しかし図を見てわかる通り、二酸化炭素の圧力をかければ液体をカーボナイズすることができる。ん? 二酸化炭素? 圧力? それって私がクエン酸ロケットでやってることじゃないか。

Bottles つまり、こういうことだ。こうやって二つのボトルをパイプでつないで、片方のボトルで二酸化炭素を発生させ、もう一方のボトルに圧力をかけようというわけだ。

しかし、ボトルのふたにパイプをつながないといけないのだが、それがうまくいくかな? ダダ洩れだとどうにもならないけど、大丈夫だろうか?

フタとパイプの接合部については考えがあった。パイプの中に小さなリングを入れればいいのだ。これが突っ張りとなってパイプとフタを密着させることができるのだはないか。

Presscap 図示するとこんな感じ。こんなふうにしておくと、フタとリングがパイプをはさみつけるような形になって密着してくれるんじゃないか、という目論見だ。

しかし実際に作ろうとすると、まずこの小さなリングがなかなか難しかった。パイプは以前に自分の呼気圧力を測ってみようと思って買った外径5mm、内径3mm弱の軟質ビニルパイプ。一方針金は1.6mm径の軟鉄で、これを約3mmのリングにしなければならない。

Roundpench リングはこんなペンチを使って作る。これ ユザワヤでそこそこの値段で買ったものだが、最近100均の店先で発見して結構ショックだった。

このペンチはリングをパイプの中の位置調整にも使うので、これがないときっと悩みっぱなしになったことと思う。

一方で、フタに穴をあけるのはドリルで簡単にできるだろうと思ったのだが、これが案外に手間がかかった。フタが案外に固いのだ。

で、とりあえず何でもいいやと思ってそこらへんにあったフタを使って二本のボトルをつないで小さい方のボトルにクエン酸溶液を作り、ティッシュで包んだ重曹を投入してすかさずフタをする。

しかしこれがダダ漏れで、特にジュースのPETボトルのフタがダメだった。大きい方のボトルには水道水を入れて冷蔵庫で冷やしたものを使ったのだが、散々振ったんだけれども結局「アホな炭酸水」くらいにしかならなかった。

Cap4 それが昨日の話で。今日はウイルキンソン炭酸をもう一本買ってきてフタを付けなおす。今回はさ
らに密閉度を高めるためにフタとパイプの間をビニル系接着剤で固める。

写真で黄色く見えているのが接着剤で、写真中央に苦心のリングが見える。

再度、小さいボトルにクエン酸溶液を作り、ティッシュに包んだ重曹を投入する。そしてすかさずフタをする。すぐにPETボトルが緊張して「キンッ!」とか音を出している。密閉度は完ぺきなようだ。

大きい方のボトルに入れた水を振って二酸化炭素を溶けやすくする。時間はどれ位かければいいんだろうなぁ?

待ちきれずに数分で大きい方のボトルの水を賞味したが、うん、これはなかなかいけるぞ。市販の炭酸水くらいのシュワシュワ感がある。これは面白い。

調べてみると、農水省の規定で、素の炭酸水で約3気圧、果汁などを入れた炭酸飲料は0.7~1気圧ほど加圧しているらしい。

酒を飲む趣味があったら、ハイボールを作ったり、スパークリング焼酎にしたりとかできるんだろうけれどもそっち方面はまったくダメなので、まぁカルピスソーダでも作ってみようかな。あとはスパークリング緑茶とか紅茶とかコーヒーとか、牛乳はたんぱく質が固まったりするかな?

翌日追記:

Hujicha
たまたまほうじ茶があったので、冷蔵庫で冷やして二酸化炭素を加圧してみた。

でも、ほうじ茶を振ると泡が出るんだなぁ。「お前が泡立ってどうする!?」とか言ってみても効き目ないし。

ほうじ茶の表面が泡でおおわれてしまうと、二酸化炭素が浸透しないじゃないか。

しかし頑張って振ってみる。二酸化炭素を発生させている方のPETボトルで泡が出なくなったころを見計らってフタを外して飲んでみる。

ビミョー、っていうか飲んだことのない味だ。甘くすればおいしく飲めるかもしれない。炭酸っぽいシュワシュワ感はまぁあると言えばある。

まぁ、何に限らず開発というものは一筋縄では行かないものですな。


注意!:PETボトルでこういう加圧実験を行う場合には、必ず「炭酸飲料用のPETボトル」を使ってください。やわなPETボトルでは破裂するなどして怪我するかもしれません。

翌々日追記:

カルピスソーダを作ってみたが、5気圧ほど加圧したにも関わらずシュワシュワ感が全くなかった。その代わり、なのかどうだかわからないが下痢をした。因果関係がよくわからないが、他には何にも口にしていないのでやはりこれが原因だと思う。

4月15日(翌々翌日)追記:

発泡豆乳を作ってみた。

重曹を投入するのにフタを閉める時間を稼ぐためにティッシュでくるんだりしていたが、これだとティッシュが破れて逆効果だったりするので逆にサランラップで重曹を包んでみた。

結論から言うと、サランラップは失敗だった。ラップで包んでもクエン酸溶液は染み込んで重曹と反応して二酸化炭素を発生させるから、それでラップが中から弾けるだろうと思ったのだが、クエン酸溶液はラップの下の方から染み込んで、二酸化炭素は上から逃げるのでラップを弾けさせるほどの勢いはない。染み込んだクエン酸溶液は重曹で中和されてその場にとどまるので反応はそこで止まってしまう。中和されたクエン酸ナトリウム溶液がラップの外側のクエン酸溶液と入れ替えるには、ボトルを揺すり続けないといけない。

結局重曹が全部反応することはなく、数時間ゆすっても半分くらいが残ってしまった。

圧力ゲージも作り込んでみたのだが、見た感じでは厚量はせいぜい2気圧というところ。

期待した発泡豆乳を飲んでみたが、確かにちょっと炭酸を感じるのだが、言うほどではないというところ。もっと圧力をかけたいなぁ。

Soymilk
この写真では右側がクエン酸+重曹で、圧力ゲージのパイプが見える。空気柱は写真ではよく見えない。

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2017年9月10日 (日)

牛乳とカルピスで悩む

Calpis_for_milk_2すると翌3月、カルピスは「牛乳と楽しむカルピス」というものを発売した。素早いな、カルピス(たぶん違う)。

普通のカルピスと何が違うのか、発表には何とも書かれていないのだが、普通のカルピスが水で5~6倍に薄めるのに対し、この新型は牛乳で3倍に薄めることになっている。

で、今回この「まろやかバナナ」を買ってみたのだが、バナナの味で混乱して、普通のカルピスとの差ははっきりとはわからなかった。

これだったら、普通のカルピスを牛乳で割ってればいいんじゃないかな? という感じ。

鉄分補給にはこの新型のほうがいいというのがカルピスの主張だが、そうでなければ普通のでいいんじゃないのかな。

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2017年5月14日 (日)

とがった氷に悩む

そろそろ氷を大量に消費する季節になってきた。

ある日、冷蔵庫の製氷室を見ると、こんな氷があった。

Image5


どうしてこうなった? 凍っていくときに気流の関係とか何とかで水の部分が一部に固まって、凍るときに自分自身を押し上げたんだろうか?

角度を変えてもう一枚撮ってみた。

Image7


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2017年2月 5日 (日)

変性牛乳で悩む

ちょっと更新に間が空いちゃったので、まずはリハビリっぽい感じで。

Calpisまぁ、カルピスを薄めるのに水じゃなくて】牛乳を使ってみました、というだけの話なんだけれども、これが意外にイケる。

カルピスって乳酸菌飲料だっけ?それとも乳酸飲料? 乳酸菌って生きてるのかなぁ?

その乳酸菌の働きなのか、はたまた乳酸の効果なのか牛乳がまったりした感じになる。乳酸菌の働きだったらかき混ぜてしばらく放っておけばヨーグルトみたいになるんじゃないかと思ったが、そうはならなかった。

ということは単に乳酸の酸性で牛乳のタンパク質が凝固したってことなのだろうか?

ちなみに温かい牛乳にカルピスを垂らしてかきまぜみると、タンパク質が急速に凝固したのか、モロモロになって不味かった。

なので、乳酸の効果なのか乳酸菌の効果なのかよくわからないのだが、生きた乳酸菌ならパッケージとかもっと扱いがデリケートになると思うので生菌じゃないだろうなぁやっぱり。

あ、パッケージに「乳酸菌飲料(殺菌)」と書いてあった。やっぱり生菌じゃないんだな。

豆乳にも入れてみたが、やっぱりちょっとまったりする。豆乳嫌いな人にはいいかもしれない。

で、変性牛乳ということでいうと、過去にトマトジュースと牛乳を混ぜてみたことがあったがこれは不味かった。お試しあれ(誰が試すかよ)。

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2016年12月30日 (金)

アルミ缶で悩む

Dodekaminこれはなんてこともないビタミンドリンクのアルミ缶。Spacer480x5

Dodekaminbotom しかし、どういうわけなのかどこにも継ぎ目がない。

どうやって作った?

おそらくは500円硬貨くらいのアルミの円盤から圧延して作るんだろうけれども、口の部分をしぼっているのが謎だ。どうやって絞るんだろう? しわが寄ったりしないんだろうか?

しかも飲料を注入した後フタを、これまた圧延して取り付けている。

きっと原価は5円未満だろうから、時間のかかる凝った方法は取れないはずだ。ほんの数秒で出来上がるんだろう。

Youtubeに動画がないかと思って探してみたがないようだ。消火器のボンベを熱した鉄管から絞って作る動画ならあったが、そんな時間のかかる方法は取らないはずだ。
というわけでこの謎に悩み中。
 

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2016年6月25日 (土)

パクチーで悩む

Pakchiパクチーは好きではない。だから、「好きか嫌いか?」と聞かれると「嫌いだ」と答える。

しかし、まったく食べられないほど嫌いというわけじゃなくて、ひょっとしたら好きになるかもしれないと思うので、食べるチャンスがあれば食べるようにしている。

だから、「パクチー大丈夫ですか?」と聞いてもらえると「大丈夫です。」と答えられるのだが、「パクチー好きですか?」と聞かれると「好きじゃないです」と答えてしまうし、「パクチー嫌いですか?」と聞かれると「嫌いです」と答える。

こういうことってありがちだと思うんだけれども、こういう状況に何か名前が付いていないんだろうか?

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2015年12月27日 (日)

中華料理のごはんで悩む

外食でたまに中華料理なんかを食べたりするわけですよ。横浜あたりだと中国人らしき料理人が作っていたり、注文を取りに来る人の日本語がたどたどしかったりするわけだ。

そういう店に限って、料理はうまいのだがご飯がだめだ。ご飯にこだわりがないというか、どうでもいいと思ってるのか? ぱさぱさのご飯で、たいてい黄色っぽい。長時間保温しているとそうなるんじゃないかと思う。

Chineserice
これは今にはじまったことではなくて、もう20年以上も私はこういう感想を持ち続けている。なぜ進歩しない?「進歩しないぞ」という決意のようなものさえ感じられるのだ。


爆買い中国人が日本製の炊飯器を買って帰るのに、日本に住んでいる中華料理のプロがなんでご飯にこだわらない? 日本人がご飯にうるさいってことをわかっていないんだろうか?

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2015年9月12日 (土)

ミニクロワッサンをかじって悩む

ミニクロワッサンを一口かじってみたら、すぐ傍にあった小さな饅頭を乗せてみたくなったので乗せてみた。それを二回繰り返したらこうなった。

Minicro

(特に悩みはありませんでした)

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