野球観戦で悩む
父親に野球観戦に連れて行ってもらったのは中学生の頃だったかなぁ。あの時は内野席とはいえホームベースの真後ろの高い位置の席だった。西宮球場だったと思う。呼応し得んじゃなかったと思うんだなぁ。いやはやまったく久々の野球観戦である。
中学の時もそうだったが、今回もいただきもののチケットだ。なので席は内野席だが有無を言わさず一塁側だ。そういえば言うのを忘れていたが横浜球場だ。ゲームは阪神対横浜。私としては選べるならば三塁側の阪神ファンと一緒に騒ぎたかった。
話の順番から行くと、まず関内駅前の話から始めないといけない。駅前にははやばやと屋台が出ていて、そこでお好み焼きと焼きそばを買った。他の人も買ったりしてたので、球場の中では売っていないか、売っていても高いとか何かめんどくさいことがあるとか、かも?と思って。
お好み焼きを買うと売店のおばさんが「紅ショウガは?」と聞いてくるので「たっぷり!」と答えると「いるかいらないか聞いてるんだよっ!」と何だか機嫌が悪いらしい。「はい、いります。入れてください。」と恐れ入りつつ申告すると、おばさんも平常心ではなかったらしく、マヨネーズを入れるときにフタが外れてマヨネーズが思い切り山盛りになってしまった。そのおかげもあってかお好み焼きはうまかったが、焼きそばは量も少ないし、珍しく不味い焼きそばだった。
野球観戦と言えばビールだが、もう好きでもないのに雰囲気に飲まれてお酒を飲むのはやめようってことで、飲み物はジンジャエールだけにした。ってそんな話じゃなくってさ。
まず試合の前には「セレモニー」とか言ってダンディ坂野がでてきたよ。「おひさしぶブリーフ」とか言うんだけれども、さすがにプロで横浜のチームカラーに合わせて青いスーツを着ている。
で、「セレモニー」とか言うから始球式かと思ったら、ラミレスをバッターボックスに立たせて坂野がボールを投げ、坂野の芸を受け継いだラミレスがそれをセンター返しで打ち返すというおのだった。なんだこれ?
実際の始球式は金融関係のサラリーマンだとか紹介された人がやった。どうやって選ばれたのか、とかはわからない。
だらだら書いていると終わらないので、気が付いたことを列挙していこう。
・プレイボール直前のボール回しで、キャッチャーが二塁へ豪球を投げていたのが印象的だった。
・試合が始まると、投手とバッターの一挙手一投足に観客が注目しているのがひしひしと伝わってきて、なんだか感動的だった。
・高く上がった打球は、どこへ行くのか見当がつかない。こっちへ飛んでくるのかと思ったら三塁へのファウルだった。
・ライナー性のファウルが一塁側内野席に飛び込んだ。私よりもホームよりに飛んで、私は目で追えなかったのだが、女性に当たったとかいう声も聞こえた。
・いいプレイがあったので「おお~」と声を出してしまったが、これは一塁側でよろこんではいけない場面だった。何度かそういう場面があったので周りの人にはベイスターズファンでないことがばれていたのだろう。
・ビール売りのお姉さんたちが販売を始める場所が、ちょうど私の座った席のそばだったので、お姉さんたちの品定めなどしていたが、結局ビールは買わなかった。申し訳ない。
・7回には三塁側から黄色い風船飛ばしがあるのは予想していたのだが、一塁側でも青い風船飛ばしがあるのは知らなかった。
・横浜ってチームとしてどうなのかなぁと思ったのは、一塁ゴロを打たれてピッチャーが一塁カバーに入るのが遅れてランナーを生かせてしまった、なんてことがあったりして、チームとしては阪神のほうがしっかりしている印象だった。ゲームは阪神が勝った。
というわけで暑い夜だったけれども、結構楽しんできました。
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