ラミネートチューブで悩む
歯磨きのチューブは最後まで使い切りたい。特にこういうラミネートタイプのチューブには俄然ファイトがわく。
なので遠心力を使って中身を最後まで出し切ることを考えた。この写真で見られるように丈夫な糸を粗い網状にしてしっかりとホールドできるようにして振り回す。糸の長さは1mちょいというところで、これを秒速二回転で振り回すと10Gくらいの加速度が得られるんじゃなかったかな?
しかしこのようにチューブを直接振り回すと空気抵抗が大きくて回転速度を稼げない。チューブがくるくると回ってしまったりするので安定して高速に回すことがむつかしい。最高速で50回ほど回しても、チューブを開いてみるとまだまだ残っている。
そこで、チューブをPETボトルに入れて振り回すことを考える。とは言っても簡単な話でPETボトルの底の部分を切り開いてチューブを入れられるようにし、PETボトルに糸をかけて振り回すわけ。PETボトルの底が開かないようにテープで止めておくことを忘れてはならない。
これで、秒速2回転くらいは平気でビュンビュン回せる。50回から100回くらい回す。このときPETボトルは時速45kmくらいの速さで振り回されているので、その空気抵抗もそれなりのものである。本当なら糸の空気抵抗もなくしたいのだが、それはまだ対応できていない。
糸をもっと長くしたいということもあるのだが、家庭の事情で天井の高い部屋を使えないとかまぁいろいろあって1.2mくらいが限界かな。
この黄色い糸は土木工事用なのかな? 本当は昔横浜の東急ハンズで売られていた黒いケブラー糸がほしいのだが、当時なぜか10mくらいしか買わなくて、何でもっと買わなかったのかと今になって思うのだ。100mくらい買っておけばよかった。今、ケブラー糸を通販で探すと、なんだか編み込んだようなロープしか出てこない。仕方なくこの黄色いのを500mも買ってしまったものだからいろんなことに使わざるを得ないのだ。糸はやっぱり黒いのがいいなぁ。
ここまで使った写真は2年前のもので、写真を撮ったきり放っておいたのだった。で、今回また使用中の歯磨きチューブをPETボトルでビュンビュン振り回してどのくらいまで空っぽに近くできるか試してみた。
いくら振り回してもいよいよ絞り出せなくなった時点で、腹を裂いてみた。
う~ん、PETボトルに入れずに振り回した時とそんなに変わらないなぁ。むしろ直接振り回した方が絞り出せているような気もする。
この状態でチューブの重さを測ってみると17gだった。さらに水で洗って歯磨きを全部洗い流したら15gだった。
毎回こういう歯磨きを使い始めるときに全体の重さを測っておこうと思うのだが、測るのを忘れたり、測ってもその数値を忘れたりなので、今度憶えていたら、使い始める前にちゃんと測ってその値をチューブに書いておく、ということをやろうと思う。ちなみに今回絞り出したチューブは公称143gである。
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