カテゴリー「旅行・地域」の121件の記事

2018年9月 2日 (日)

伝説の旅行者に悩む

Isabella_birdイザベラ・(ルーシー)・バードは1831年生まれの英国婦人だが、1787年(明治11年)6月から年末にかけて日本を旅行し、旅行記を出版した。

旅行記は妹への手紙という形になっている、というかそのまま妹への手紙を元に出版したものだ。

巻頭に「健康を回復するために日本を旅行することにした」とか書いているが、いやいやこれは病人のすることじゃないですよ。

膝まで入るぬか道を歩いて山越えをしたり、濁流渦巻く川に方までつかりながら歩いて渡ったり、これじゃまるで探検旅行じゃないですか。

同行したのは伊藤鶴吉という18歳の通訳一人で、彼は旅行中献身的にバードに尽くすのだが、バードの方はあまり信用していないのか、「宿賃をごまかしている」、「採用した時の経緯が不明瞭」などの文句を言ったりもしている。それでも「全財産を伊藤に預けたが、彼がそれを持って逃げるということはなかった」などとも書いている。

旅行記は原著に準じて上巻下巻の2巻構成になっている。上巻では日本到着から日光を経て新潟へ移動し、その後日本海側を青森まで難行苦行して青函連絡船で函館まで行く。ここまでで9月になるのかな。下巻では関西の方へ回るらしい。

私は今やっと上巻を読み終わったところで、まぁそこまでの話では読むほうも結構難行苦行だった。内容も退屈と言えば退屈だし、クライマックスも期待できないってわけで。

しかし、バードのレポートにはいろいろと注目すべき事実が記されていて、当時走り始めていた国鉄の東京-横浜間の料金が三等が1分(1シリング)、二等が60銭(2シリング6ペンス)、一等が1円(3シリング8ペンス)であり、この路線は1年間に800万ドルの収益を上げていると書かれている。

あちこちの村を訪れた際にも伊藤がその地の警察へ行って村の戸数と人口を調べてきており、それぞれの地での村人たちの様子が生き生きと書かれている。

気が付いたことを箇条書きにしてみると以下のようになる。

・日光までは日本の文化を気に入っていたようだが、新潟への道から「村人は男女ともに上半身裸で」という表現が多くなる。
・子供の教育やしつけについては田舎へ行っても感銘を受けていた様子。
・交通機関は道の良いところでは人力車、道が悪いと馬や牛に乗る。川は橋があればもちろんそれを利用するが、新潟から先では豪雨で橋が流されることが多くて、川の中を徒歩で渡ったりする。
・当時西洋人は当然珍しくて、しかも女性なので野次馬が山のように押し寄せたらしい。
・それでもバードは果敢に着物を着て変装し、葬式や結婚式に参加したりしている。
・キリスト教の布教について関心が深く、日本人の宗教観にしばしば触れている。
・「西洋の文化から隔絶したところで生活が成立している!」
・バードは道中一度も物乞いを見たことが無いと書いている。
・警察官が村人たちから尊敬されている様子が描かれている。思うに当時の警官は元武士だったんだろう。そのために警官の質と士気が高く、買収などされることもなかったのが日本の治安の基礎となったのかもしれない。

まぁこうやって書いていくときりがないのだが、ご用とお急ぎの方は写真に写っている「イザベラ・バードの『日本奥地紀行』を読む」を読むといいだろう。私はオタクなのでバードの上巻下巻と「『日本奥地紀行』を読む」の両方を読むつもりだ。

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2018年8月22日 (水)

地獄谷はぐれ猿

20世紀の終わりごろにどこかのパソコン通信BBSに書いたものを発掘した。今となっては遠い思い出だなぁ。

Straymonkey
(画像はイメージです)
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地獄谷はぐれ猿                                                               
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 何年か前の夏の話だ。私と私の家族は友人のS氏一家と一緒に信州へドライブ旅行に行った。

 S氏とは産業用ロボットを試作し、評価するという仕事でご一緒したのだったが、偶然にもその仕事が始まるのと前後して私には長女、彼の方には長男が生まれたことから家族ぐるみで親しくつき合うようになったのだった。2番目の子供も両方共に女で歳も同じになった。このBBSではまだ書いたことのない「大笑い女子大生クリ事件」をともに体験したのもこのS氏とだった。

 信州の旅は楽しかった。山道に迷ってほとんどハイカー道のようになったところを車でむりやり通ったり、高原の朝の散歩中に目付きの悪い牛達に囲まれて怖い思いをしたりという、今だから笑える事件などもあった。この話のメインテーマもまさに「今だから笑える」もののひとつである。

 地名をはっきり覚えていないのだが(私は地理には強いのだが、どういうわけか信州だけは苦手だ)オブチザワとかいうあたり(葛飾北斎記念館なんてのがあってこれはなかなか面白かった)でS氏はかねてよりの念願であった「栗おこわ」を購入した。これは彼の大好物だったのである。私もつられて2食ほど買った。

 オブチザワを出て、次の目的地の地獄谷へ向かう。「温泉にはいる猿」で有名なところで猿を見物でもしたあと弁当でも食べようという思惑である。

 地獄谷の駐車場へ車をおいて谷沿いの細い道を猿の棲息地へと向かう。先頭はS氏とご長男、この二人がすたすたと早足で進むために少し間ができてS夫人とご長女(当時3歳くらい)、その後ろに私の家族であるニョーボと長女、次女が続いて私はしんがりを勤めた。

 地獄谷へ続く道は右側が谷になっている。谷は緑で覆われて水の流れはよく見えないが、すこし先に丸太橋のあるのが見えた。正確に言うと丸太橋が見えたのではなくて、その上を私たちのいる方へと渡る猿の姿が見えたので丸太橋があるとわかったのだった。

 距離があったのでその猿の大きさはわからなかったが、一匹だけで行動する猿というのは珍しいと思った。「はぐれ猿」という言葉が私の頭に浮かんだが、それだけで警戒心を起こすほど私は猿と親しいわけではなかった。

 S氏とご長男はもうだいぶ先へ行ってしまっていて、S夫人が第二グループの先頭になっていたときにその事件は起こった。

 S夫人は先ほど買った栗おこわのはいったビニル袋を下げていた。「猿に注意!ビニル袋を下げて歩かないように!」という注意書きの看板はまだ先の方にあって、そのときには見えていなかった。そのS夫人の目の前に突如として猿が現れたのである。

 猿の歳なんて分かるわけもないが、きっとそいつは子供ではない。成獣だ。顔つきがおっさんくさい。体長は1mくらいだろうか、体格もしっかりしている。先ほど丸木橋のところで見た猿だと思うのだが、確証はない。

 そいつはS夫人を睨み付けた。ビニル袋になにかいいものがはいっているだろうという彼の狙いは正しい。S家ご長女はS夫人にしがみついている。私のニョーボは硬直している。私はと言えば、二人の子供達にしがみつかれて動きが取れない。

 猿はS夫人になにか言った。「よい天気」、「通行税」などの言葉が聞こえたような気もするが定かではない。私は猿語をよく知らないし、S夫人はもっと知らないはずだ。

 話が通じないと見て取った猿は実力行使に出た。ビニル袋に手をかけて引っ張る。S夫人は夫の好物を取られてなるものかと気丈にも頑張るのだが、子供や自分の安全を考えるといつまでも防ぎ切れるものではないことははた目から見ても明かだった。

 ついに猿は勝利した。S夫人からもぎとったビニル袋から手際よく栗おこわ弁当を取りだし、ビニル袋はその場に置いて谷の方へ走り降りて行った。

 そのときになって、ようやく子供達の手を振りほどいた私はS夫人の所へ駆け寄った。S夫人もご長女もおびえてはいるものの怪我はないようだ。

 猿が置き去りにして行ったビニル袋を調べて、割り箸だけが残されているのを知った私は逃げて行く猿に向かって叫んだ。「おおい!箸はいらんのかぁ!?」

 まるでその声によって緊張の糸が切れたかのように、S夫人はその場にへなへなと座り込んだのだった。

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2018年8月 2日 (木)

ゴミの山で悩む

横浜新道を走っていていつも気になっていたのが、この「ゴミの山」だった。

これは2012年のストリートビューなのだが、画面右上のあたりを見ていただきたい。写真をクリックすると拡大されるので、そうやって見ていただくのもよいかと。

Gomiyama2012

でもやっぱりわかりにくいかと思うので、クローズアップしてみるとこんな風。なんかね~、空き缶とかが山積みになっているんだろうと思うんだなぁ。

Gomiyama2015closeup_2

で、これをどうするんだろうと思いながら通るたびに見ていたのだが、ある日ふと気が付くとゴミの上に草が生えて綺麗になってしまっている。

Gomiyama2017

まるで造成したかのように草に覆われてしまっているではないか。これはなんだ?家でも建てる気か?

Googleマップの空撮で見るとこんなふうになっていて、なんだか綺麗に整形されてしまっている。目の錯覚というか、窪んで見えるかもしれないが実際には逆に高くなっている。拡大した木の影とかを見ると分かると思う。

Gomiyama2017top

これ、実際に歩いてみたいんだけど、どうも私有地っぽいので無理そうだなぁ。

8月13日追記:

ストリートビューからこういう情報を得た。

Gomiyama_sign

で、この「三興企業」というのを調べてみると、このゴミ山ができた経過が明らかになった。

簡単に言うと、この三興企業というのがゴミを集めすぎて管理できなくなった状態で事実上破産したので横浜市が引き取って整備した。その整備費用が43億円ということだ。公式な記録としては資源循環局の資料がよくまとっているかな。

横浜市による監視状況がこちら。「経緯」のほうに再発防止についての考察があるが、こういう計画倒産みたいなのは根絶してもらわないとね。

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2018年7月23日 (月)

かわらけ投げで悩む

かわらけというのはKawarakeこういう小さな杯のようなもので、この窪んだ側を下にして回転させるようにして投げる。

確か小学生のころに親に連れられて京都あたりのどこかの山寺でかわらけ投げをやった記憶がある。調べてみるとどうも高尾山神護寺(かわらけ投げ発祥の地らしい)というところの景色が記憶に合致するのだが、私が投げたときには丸い的が確かにあったのに、今の神護寺にはないようだ。

ひょっとすると能勢妙見山かもしれないが、こんな的じゃなかったと思う。

かわらけ投げはその時以来やっていないが、中学校の頃にはその代わりに靴ベラ投げをさんざんやった。風に向かって靴ベラ(12cmくらいのプラスティック製のもの)を投げるとブーメランのように帰ってくるのが楽しくて、手首を使ったスナップ投法でよく投げていた。

そんなことをふと思い出したので、近場でかわらけ投げのできるところはないかと探してみたら、神奈川県伊勢原市の大山寺にできるところがあることが分かった。車で30~40kmほどの距離なので、ちょっとしたドライブで行けるかな。

で、大山の第二駐車場へ車を停めて参道を500mほど進む。これが階段にして400段くらい。高低差100mでケーブルカーの駅へ到着する。

ケーブルカーは小田急系列の大山観光株式会社とかいうところが経営している。

Cablecar この車両は2年前に導入された綺麗な車両で、走行中には冷房が効く。

ケーブルカーには駅が3つあって、かわらけ投げをするには中間駅で降りる。切符は途中下車しても有効なので、安心して途中下車する。

「駅から歩いて5分くらいですよ」と聞いていたのだが、5分プラス登りの坂道3分というところかな。


Throwingpoint







これがかわらけを投げるところ(かわらけ投場)。昔、京都で投げたのと何だかずいぶん違うなぁ。

それに、的がえらく低いところにあるぞ。

写真はかわらけ投場の手すりから覗き込んだところだ。

私の記憶の中のかわらけ投げでは目の高さくらいの10mくらい先に両側からワイヤで支えられた丸い的があるというものだった。

Target
さて、自信満々で投げてみたのだが、やはり低いっていうんがネックで、下から吹き上げてくる風があるのか左へ左へぐいぐい曲がる。動画を撮ってもらったのだがことごとく失敗したので、軌跡を思い出しながら描いてみた。結局、的を通すことはできなかった。

Trajectry
ちなみにかわらけは「買う」のではなくて「授(さず)けていただく」のである。これを間違うとお店の、ではなくてお寺の人に叱られる。かわらけは2枚300円で、あわよくば8枚1000円に値切ってやろうと思っていたのだが、そういう雰囲気ではなかったので断念。関西のかわらけはもっと安いんだがなぁ。

まぁかわらけは残念でした、ということで、ケーブルカーで上の駅(まだ頂上ではないのだ)へ行ってみる。そうすると、売店があってこんなものが売られている。

Rumeso

「ルーメソ」って何? って、その答えはすぐに分かったが、なんでわざわざこんなふうに設置するかね? とか思ったが、帰宅してから調べるとこの店の「ルーメソ」は以前にずいぶん有名になったらしい。そういえばWEBで見た覚えがあったかも。

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2018年7月 8日 (日)

高山のミュージアムで悩む

高山へのドライブで、ナビに設定した目的地は「光ミュージアム」だった。ここに展示されているものが目的のひとつだったのだが、このミュージアム自体がなかなかのもので、正直ドギモを抜かれた。

Hikari_museum1

これがこのミュージアムの全景だが、この左手の方に広大な駐車場がある。写真をクリックすると拡大されるので詳細を見ていただくと、なんとなくインカ文明っぽい作りになっているのがわかるかな?わかんないかも。

全景の写真で建物の屋上に何かあるのが見えると思うが、これを近くまで行って撮影するとこういう写真になる。

Hikari_pyramid

なんでもメキシコに実在するエル・なんとかっていうピラミッドを原寸で復元したという力の入れようだ。実物とは違って四角い穴にはガラスがはまっていて明り取りになっている。

このピラミッドを内側から見るとこうなる。

Pyramid_inside

展示物はほとんど「撮影禁止」なのだが、このピラミッド関係は撮影自由なので、ついついたくさん写真を撮ってしまった。

でも(テーマ別展示は別として)常設の展示内容がなんともちぐはぐっていうか、一貫性が無いというか、「個人の趣味で集めたものを展示してみました」という感じで、一体どういう管理体系なんだ?管理主体は?という疑問がわく。

学芸員みたいな人も結構な数うろうろしているし、単なる警備みたいなひともいるし人件費だってバカにならないだろう。パンフレットを見ても主催者がよくわからない。出口のあたりで番台みたいなところに座っている年配の女性に聞いてみると「そういうことはわたしではちょっと。カウンターで聞いてください。」と歯切れが悪い。

なので、発券カウンターの男性に主催者はなんなのだ?と聞いてみる。すると、「今は一般財団になっています。」「え、今は?じゃぁ展示物を集めたりしてた頃は?」と突っ込むと「ええ…、宗教団体です。真光教っていう。」「ははぁ、なるほど。」

道理で駐車場にもバスが何台も留まれるようになっていたわけだ。なるほど。しかしずいぶんお金を持っている団体なんだなぁ。このミュージアムの建設にはおそらく100億円以上かかっていると思うぞ。

この話にはさらに後日談があって、ホテルの窓から黄金の屋根を持つ建物が見えたので、「あれはなんですか?」とホテルの人に聞いてみたところ、「真光教さんの総本山です。今日はたまたまお祭りだということで、ウチのホテルもたくさんご利用いただいております。」ということだった。真光教ってたしか「手かざし」とかやる宗教じゃなかったか?高山市がその本拠地らしい。まったく知らなかったなぁ。

で、まぁ宗教関係にはあまり近づかないようにして話を進めると、飛騨牛を食べてみたかったが牛串焼きとか牛の握りとかは昼過ぎくらいまでにいかないと売り切れちゃってるとか、神戸牛の時みたいに牛と戦うっていうのをやってみたかったんだけれども、「丸明さんのところにあるかも、でも風で倒れたからなぁ」ということでかなわず、農業技術センターみたいなところへ行けば初代飛騨牛である兵庫県出身の「安福号」の銅像があるらしいのだが、これは時間が無くて行けなかった。

で、高山にはもう一つ訪れてみたかったところがあって、それはネット(ってなんですか)のb某有名人の実家のお店があるということ(本人が公開している)だったのでちょっと見てみたかったのだった。

これはGoogleのストリートビューで見つけたそのご実家なのだが、実際に訪れて何か買ってこようとしたのだけれども、通りをワンブロック間違えて行きつけなかった。時間もなかったし。

Kusakabe

なので、ホテルの売店で見つけたご実家商品を購入。

Kakuichi 朴葉味噌っていうのを買いたかったんだけどなぁ。


Kakuichi_label0 で、すっかり念頭になかったのだが、岐阜県には有名なギターメーカの工場があったりして、平日だったら見学なんかができるのだった。

まぁ今回は無理だったんだろうけど。YAIRIとか木曽鈴木(こちらは松本)とかちょっと寄ってみてもよかったかなぁ。


で、帰りにも行きと同じくらい時間がかかるということにうすうす気づいてはいたので、もう昼前には帰路に就くことにした。行きは朝8:30に自宅を出て、のんびり5時ごろに高山市街に入ったのだが、帰りは10時ごろに出て15時くらいに帰り着いたんだったかなぁ。

往復625kmだったと思うが、車のデータを調べると「あと50km走れます」という状態だった。ちょうど家の近所で給油ランプが点いたので、帰宅前に給油した。ああ疲れた。

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2018年1月29日 (月)

パン屋の閉店で悩む

葉山のパン屋「ボンジュール」がお気に入りだったのだが、どうやら閉店したらしい。

Bonjour2015

この写真は2015年のもので、しかも看板には「定休日」と書いてある。

先日葉山に行ったときには、日曜日なのにどう見ても閉店の雰囲気だったんだけどなぁ。食べログではまだ営業しているんだなぁ。

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雪道で悩む

もう先週のことになってしまったが、おらの街が雪国になっちまっただよ。

Mysnowland2
今年は確かに寒い。去年より絶対に2度か3度は寒いと思う。10年はもっと暖かかったと思うなぁ。2000年ごろには手袋をしたりマフラーを巻いたりしていたが、ここ10年くらいはどちらも使っていない。今年も使わないつもりだが、時々マフラーを持ってくればよかったかなぁ、とか思うことがある。

というところでこの雪だ。実は足にちょっと問題があるので、雪道で滑ったりすると踏ん張りがきかない、っていうか、滑った時に倒れないように機敏に足を出すのが苦手になっているので、ここは非常に注意しないといけない。

Suberanaizen そんなわけでこんなものが出現。4年前の大雪の機会に買ったんじゃなかったかな? 大雪のあtだったので、その時には間に合わなかったわけだが、またきっと雪は降るだろうということで機会を待っていたわけだ。

この写真でいうと下の方の穴に靴のつま先を突っ込み、バネの付けられた側のはしっこを引っ張って靴のかかとに引っ掛けるわけだ。

でも、このスパイクを付けたままだとマンションの通路の床を傷つけてしまうなぁ、とかカチャカチャいうのが何となく嫌だなぁ、と思ったので、玄関を出るときから付けることはできず、かといっていよいよ雪道にでるときには足元が不安定で履くに履けず、結局「気を付けて歩きましょう」ということになった。雪はまだたくさん残っていたが、気を付けて歩いたので滑ることもなかった。

駅への道の途中で、こういう感じの「靴に履くスパイク」が2つほど道に落ちていた。それぞれこのタイプとは違うものだったが、雪道でこういうのが落ちてしまったら拾って履き続けるという気力がなくなってしまうというのはよくわかる。

で、せっかく買ったのに、せっかく雪が降ったのに履いてみないというのはどうもなぁ、ということでさるところで履いてみた。

何だかカメラのセッティングがおかしくてせっかくのつま先とかかとが写っていないのだが、まぁ仕方がない。一度は使ってみたぞ、という証拠ってことで。


Suberanaizen2
ところで雪道と言えば車にチェーンだが、以前乗っていた車には重たいチェーンを常備していたのだが一度も使う機会がなかった。その後、10年ほど前にFRの車でちょっと出かけたときに雪が降り始め、見る見るうちに積もって坂を登れなくなったことがあった。ウチの周りは坂だらけなので、雪にFRでかなり苦労した。よほど乗り捨てて帰ろうかとも思ったが、薄着だったのでそれもできない。なんとかケツを振りつつ(どこにも当てずに)坂を上り切り、なんとか家にたどり着いたのだった。

そういう言うわけなので、車にも雪対策をと考えたのが工事用のナイロンロープなのだ。これは軽いし場所も取らない。非常の場合にはタイヤのホイールにグリグリグリと巻き付けて縛り付ければ数キロくらいは走れるんじゃないかと思っているが、幸か不幸かまだ試したことはない。

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2017年12月24日 (日)

神戸の中華街で悩む

なにしろ生まれが神戸なもので神戸のことなら何でも知っていると思っていたが、私の知っていると思っていた神戸はすでに「昔の神戸」になってしまっている。

神戸に中華街があるということは昔から知っていたが、神戸の元町の一角に中華料理の店が何軒か集まっているような感じだと思っていた。

神戸へ行くと何だかいつもパンとかケーキとかそういう洋食系統のものをいただくことが多かったので、今回神戸の中華街を攻めてみようと思って調べてみると、昔とはだいぶ感じが変わっているらしい。

なんでも神戸の震災後に臨時の機材を使って屋台風に営業したら観光客受けがよくなったとかWIKIには書いてあった。

地図で調べると、南京町というのはこういうエリアで、こういう認識は全くなかったなぁ。この地図でいうと左上に見える元町駅の下のワンブロックくらいだと思っていた。

Nankinmachi

この地図だとよくわからないのだが、南京町の右端(東の端)には西側の西安門と対応する場所に長安門があって、この二つの門を結ぶ200mほどの通路がメインストリートになっている。

日曜日だったせいもあるのかもしれないが、この中華街もものすごい人出で、横浜の中華街でもこんなに混んでいるのは見たことがないというくらい。中華街というよりは上野のアメ横くらいの狭さと人混みに近い感じだ。

店の様子も横浜中華街とは違っていて、店の前の露天での商売に力を入れているのか、メニュー画像をたくさん張り出して道行く人を呼び止めようとしている。

で、長安門から入る人がきっと多いのだろう、長安門側と西安門側で露天の値段が倍くらい違ったりする(長安門側が高い)。

本当はこの中華街でお祭りの夜店みたいに少しづつ買って買い食いみたいにしたかったのだが、人混みが多くてそれはできなかった。磯辺焼き風の串焼きの餅を買ったのだが、これが冷えてて興ざめだった。もうちょっと保温とかすればいいのに。


この写真は西安門あたりなのだが、カメラの周りだけ人が少なくて、シャッターチャンスを狙っていたのだが、それが却ってよくなかったのか私の思ったような人混みを撮れなかった。長安門側で撮ればよかったのだが、後の祭り。

Nangking
で、結局お店に入ってフカヒレ系の麺料理をいただいたのだが、ビジュアルがあまりに地味だったので写真は撮らなかった。

いきなり南京町から話をはじめてしまったのだが、「神戸食べ歩き」ということでは実は長安門のちょいと駅寄りの「神戸牛の森谷商店」でメンチカツを買い食いしていたのだった。このメンチカツは「国産牛」とは書いてあったが神戸牛なのかどうかは保証の限りではない。でもおいしかったから良しとする。130円だったかな。

南京町を長安門から西安門まで歩いてそこからは元町商店街を通って駅へ戻ったのだが、元町商店街で面白いものを見つけたのでちょっと遊んでみた。

Kobe_cow
これは「神戸牛と戦うオヤジの図」なのだが、牛の右前足がよく見えなくて「旧交を温めるの図?」とか言われたりする。次回にはもっとしっかり組んで格闘感を出そうと思う。カメラアングルももうちょっと考えた方がいいよね。

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2017年12月20日 (水)

食い倒れの街で悩む

Wedding先週末はおめでたい席にご招待をいただいて大阪へ行ってきた。

式と会食は午後早くに終わるので、その後大阪の食い倒れを経験してみるつもりだ。私は大阪育ちではあるのだが、楽器屋とレコード/CD屋とあとは日本橋の電気電子系の店くらいしか知らないのだ。

一泊する予定なので、心斎橋のホテルにチェックインする。でも心斎橋と言っても「心斎橋YAMAHA」しか知らないという偏った土地勘である。

ホテルの部屋から見下ろす御堂筋を見て、「これが心斎橋通りか」と思っていたのが間違いであったことに気づいたのは実際にそのあたりを歩いてみてからだった。

まだ明るいうちに撮った御堂筋の道路がこちら。

Midosuji1
暗くなると、街路樹がピンクに色づく。

Midosuji2
御堂筋を歩いて南下していくと、すぐに道頓堀だ。あれれ?でもあの有名なグリコのランニングマンがいないなぁ。

Runningglico で、道頓堀川の左右を見渡してグリコを見つけたので、そちらの方へ行ってみる。そうか、こちらが戎橋通りで、こっちが本筋だったのか。

戎橋通りへ入ってみると、これは何ともすごい人だわ。「今日は祭りか?」というくらいのもので、写真を撮らなかったのが惜しまれるが、いやほんとに立錐の余地もないってやつで、こういう人込みが新宿とか渋谷でもなかなか見れるものではない。いやすごいわ。大阪の底力を見せつけられた感じだ。

特に何を食べようというプランもなかったのだが、焼鳥を食ってみようということでちょっと裏通りの店に入ってみたが、「予約でないと席がありません」ということで断られてしまう。え~?そんなに混んでるの?

道はまだまだ混みこみの状態で、交差点で信号待ちをしていると、周りを中国人の観光客に囲まれてしまう。みなさん日本の標準からするとやたらと厚着で、何よりも声高に母国語を叫んでいらっしゃるのですぐにわかる。大陸側ではなくて台湾のほうじゃないか、という気がするが、特に根拠はない。

そういう外国語の充満した環境にいると、なんだかこちらが異国に来てしまったような錯覚に陥る。

道頓堀からなんばの方へ足を延ばして、まぁこれだけの人数が動き回っていて、しかもお店がそれぞれ繁盛しているらしいというのはすごいものだなぁと改めて感嘆。

どこに入るのか、というのも目移りしてしまったどうにも決められないので、たまたま目についた「ネギ焼き」の店に入ってみる。店の外から空席が見えたように思ったので。

知らなかったのだが、「ネギ焼き」というのはお好み焼きの先祖にあたるもので、つまり生地の中にキャベツがなくてネギだけが入っているというもの。以前になんばあたりの街角の屋台で200円くらいのを買ったことがあったが、はて?あれはネギ焼だったかキャベツ焼きだっただろうか?キャベツ焼きというのはなかったのかも。

今回は屋台ではなくてちゃんとした、しかもちょっとこじゃれたレストランなので、牛スジとかこんにゃくなどの具も入っている。

Negiyaki

酒は飲まないのでお店の期待には応えられないのだが、この店に置いてある焼酎にはその名前にやられてしまった。

Shochu

お店に置いてあったのは「もとかの」と「となりのおくさん」だったのだが、隣の奥さんが実は元カノだったりすることもあり得るわけで、ひょっとしてこの二つは中身が同じだったりするのかなぁ? と思って恥ずかしながらお店の人に聞いてみたら、「となりのおくさんは芋焼酎、もとかのは麦焼酎、全然違いますがな。」とのこと。芋焼酎は香りがきついとかアルコール濃度も高いのだそうで、そんなこと知らんがな。

しかし、隣の奥さんを味わっちゃいかんだろう。「一度は呑みたい」って…、ああ、一緒にってことか。

Runningstatue ネギ焼きとその他をいただいて、御堂筋へ戻り、アメリカ村とかいう名前だけは知っているあたりへ向かってみる。すると、道頓堀の近くでこんなものを見つけてしまう。

グリコじゃないけどランニングマンだ。「フェアプレー像(SPOTAKA)」とか書いてある。SPOTAKAが何であるかはわからない。⇒わかったのでリンク先を参照のこと。

アメリカ村は夜遅かったこともあって、まぁどうっていうこともなかったかな。裏通りでスケボーを練習しているヤングマンたちが何となくアメリカっぽいっちゃアメリカっぽかったが、まぁなんとなくやらせっぽいっていうか、浮いている感じだった。

まぁそんな感じでまだ完治していない右足をいたわりつつ12000歩ほども歩いてしまったのであった。
(神戸編へ続く)


あ、そうだ。蛇足なんだけれども行きの新幹線で富士山が綺麗に見えたので写真をここで載せておこう。

天気がいい感じだったので、早くから富士山方向を見ていたのだが、なんと平塚あたりでもう富士山頂が見えてしまう。富士山全体が見えかくれするあたりからは自分でもバカじゃないのかと思うくらいに写真を撮りまくって、で、結局一番きれいに撮れたのが富士川手前で撮れたこの一枚だったのだった。

Mtfuji

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2017年11月26日 (日)

江の島の細かいことで悩む

横浜新道に入ると、2回曲がるだけで江の島へ行ける。かかる時間は1時間弱。

そんなふうにして、また江の島へ行ってきたのだが、こんな看板が立っていた。

Suteneko

「捨てねこ違反」って何? 藤沢市にそんな条例があるのかと思って調べてみたが、明確に「捨てねこ違反」という言葉はなかった。「神奈川県猫の適正飼養ガイドライン」というのがあるが、長くて読む気がしない。藤沢市のページではそこまで詳しく書かれていない。

猫を捨てると条例違反になるんだろうか? あるいは捨て方がいけなかったんだろうか?

なんにしろ、江の島は面白い。

Mtfujienoshima

天気が良かったので、富士山が綺麗に見えた。肉眼だともっと大きく見えるのだが、スマホだとこんなふうにしか撮れない。100円入れて使う双眼鏡があったのでスマホと組み合わせてみたが、これがなかなか難しくてこんなのしか撮れなかった。双眼鏡を固定できるといいんだけど。

Mtfujibinocular

駐車場が意外に安くて、4時間強で1020円だった。そんなもんかな?15分刻みで60円/15分ということなんだろうか?

当日追記:

こういうことらしい。条例じゃなくて、ちゃんとした法律があるんだと。

動物の愛護及び管理に関する法律
第六章 罰則 第四十四条
3 愛護動物を遺棄した者は、五十万円以下の罰金に処する

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