カテゴリー「映画・テレビ」の113件の記事

2017年1月22日 (日)

録画のコピーで悩む

TVがアナログだったころにはPCにチューナーを搭載して、リアルタイムの画面やHDDに録画したものをキャプチャしたりできたのだったが、デジタルになってからはどうもうまくいかない。

デジタル録画した番組を保存するにはBlu-Rayを使っているのだが、PCにつなげられるBlu-Rayドライブを持っていないので、PCに読み込むことができない。DVDならPCで読めるはずなのだが、最近では著作権が厳しくてCPRM(CoPyRightManagement)対応のDVDでないとTVレコーダーで書き込めないし、私の持っているDVDドライブはCPRMをサポートしていないので、CPRMのDVDを読み込めないのだ。

しかし、先日ポータブルなDVDドライブを購入したら、これがたまたまCPRM対応だったようで、録画したものをPCに取り込めるようになった。

Dvdrw10 そこで、録画したものをPCに持ち込むために、再記録可能なDVD(DVD-RW)を活用しようという気になった。短時間の録画をPCに取り込むのにいちいちDVDを使い捨てにしてはいられないからだ。

DVD-RWを使ってみると、今まで知らなかったことを知ったりもする。VAR形式でフォーマットしないといけないとか、ファイナライズしなくてもPCで読めるが、その場合はPC側でファイナライズすることになる、とか。

そして一つの興味はDVD-RWを丸コピーできるか?ということだった。それができると、たとえばコピ10(10回までコピーできる)のコンテンツを10回以上コピーできるんじゃないかとか。

しかし、これはさすがにダメだった。DVD-RWをISO化したものをCPRMなDVDに焼いてみたが、これはPCでは再生できなかった。読めることは読めるし、再生しているふりはするのだが、画像が真っ暗だ。

ではISO化したコンテンツをDVD-RWに書き込むとどうか? というと、これも同じで再生するフリはするのだが、画像が真っ暗だ。

というわけで、著作権はしっかり守られているようだ。しかし個人的なコピーを配布するのに、これまでCPRMなDVD-Rを使っても「読めないよ」とか言われていたのが、DVD-RWだとちゃんと読めるようなので、これはうれしい発見だった。

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2016年9月24日 (土)

アニメ映画で悩む

アニメ映画を見に行くなんて、「もののけ姫」以来じゃないだろうか。男女の高校生の体が入れ替わるなんて、大林宣彦監督の「転校生」でも使われたアイディアだし、そんなアニメを見に行く必要なんてあるのか?

しかし、映画を見た人が泣いている? あれれ?学園物のコメディじゃないのか? だいたいタイトルが「君の名は」ってなんだよ?あの大ヒット映画の焼き直しか?

…とかなんとか言っとりますが、要するに評判がいいらしいのでアニメ映画「君の名は(your name.)」を見てきたという話で。

ネタバレにならないようにしようと思うと何にも書けないんだが、とりあえずいい映画だった。話は単なる学園コメディじゃなくて、もうちょっとこみいっている。泣く人がいるというのもわかる。ジワリとした感動っていうか。

そして絵が綺麗だった。紅葉のシーンとか、雨上がりのアスファルト道路とか。

Machiko1953_6 オリジナルバージョンの「君の名は」では岸恵子が「真知子巻き」というファッションを流行らせた。今回のバージョンでは「三葉(みつは)巻き」が流行るだろうか?

ちなみにこのイケメン俳優は佐田啓二。中井貴一のお父さん。

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11月3日追記:

「聖地巡礼」というのをやってきました。

とある重要なシーンのモデルとなったと言われている四谷の須賀神社の階段。これがあの有名な「四谷階段」かっ!?(違う)

Suga0156

場所はJR四谷駅から新宿通りを西へ歩き、松屋の交叉点で南へ折れてまっすぐ行くと到着する。片道10分ほどだが、最後には急な坂があってなるほど「四谷」っていうくらいでここが谷なんだなぁと思った。

地図はクリックで拡大表示されます。

Sugamap

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2016年8月22日 (月)

シン・コジラで悩む

今朝のTVで松本人志が「よくできてると思いますよ」とか上から目線で語っていたので見に行ってみた。ハリウッド版よりはよっぽどよかったと思う。

Godzillaなにがよかったのかというと、まずハリウッド映画のような「(自分の)家族が一番大事」というのがなくていい、ということ。この要素があるといくらハリウッド映画であっても私としてはB級認定してしまう。

もうひとつよかったことはリアルであるということ。それはゴジラの造形とかCGがリアルということではなくて、経てば自衛隊が出動するための事務手続きであるとか、国際情勢であるとか、そういった周辺設定がリアルであるということで、庵野監督がエバンゲリオンを作った(たしかそうだったよな?)というのもうなずける気がした。

しかし、最初のほうのゴジラの造形はいただけない。私はてっきり「怪獣かと思ったら、中華街の祭りの出しものでした」というシーケンスにするつもりかと思った。だって目が全然動かないんだものなぁ。

その最初の残念な減点を、中盤以降の映像が帳消しにしてくれる。ゴジラすごいわ。

しかし、新幹線(700系)をあんなふうに使うなんてなぁ。びっくりしたよ。

タイトルの「シン・ゴジラ」の「シン」って何だろうと思ったのだが最後まで説明はなかったように思う。最初のほうでちょっと寝ちゃったときに出たんだろうか?

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2016年2月 1日 (月)

「武士の娘」に悩む

昨年末にNHKの衛星放送で放映されていた「鍼子:武士の娘」を新年になってから見た。大変面白かった。きっと数年後にはNHKの朝ドラになるに違いない。

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「A Daughter of the SAMURAI」は1925年にアメリカで出版された、日本人による英語で書かれた自伝である。著者は杉本鍼子(えつこ)、旧姓を稲垣といい、父は長岡藩の家老であった。まさに正真正銘の「武士の娘」だったのだ。「The Daughter」ではなくて「A Daughter」なのは鍼子一人の話ではなくて武士の娘としての一般的な話であるという著者の意図によるものである。

父の(あ、いまはちょっと名前が出てこない)は戊辰戦争で人質となり、ほとんど処刑される寸前に明治政府による恩赦を受けて生き延びることができたのだったが、家老として戦争に反対していたこともあって、長岡藩の内部では苦しい立場にあったようだった。

鍼子の兄が渡米し(というのも時代を考えると驚くべきことだが)、アメリカで世話になった杉本氏に「妹を嫁にやる」と約束したものだから鍼子は5年をかけて渡米の準備をする。ミッション学校(現在の青山学院大学の前身)で英語を学び、船でアメリカへむかうのだ。

アメリカで杉本と結婚し二子を得るが、杉本が亡くなってしまうので、鍼子は娘二人と日本へ帰ってくる。しかし子供たちの教育の問題でやはりアメリカがいいということでアメリカへ戻りコロンビア大学で教鞭をとりつつ作家として原稿を書き、出版社に送るのだが、なかなか努力が実を結ばない。

そこで、「あなた自身のことを書きなさい」というアドバイスを得て書いたのが「A Daughter of The SAMURAI」であった。この本はアメリカでヒットとなり、ほかの7か国語に訳されて世界中で読まれたという。この本は今でもアメリカアマゾンで購入することができる。ダウンロード版はたしか2ドルとかそんな値段だったと思う(今見たら0.82ドルだった)。

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まぁこの話の裏には、ずっと彼女を支え続けたフォローレンス・ウィルソンという女性の存在があった、とか、鍼子が自らすすんでキリスト教の洗礼を受けたとかいう話もあるのだが、それよりも、話の端々に語られる武士の生活や武士の祖先から語り継がれた逸話などが実に興味深い。

さらにはそんな武家に生まれた日本女性がアメリカにわたって受けたカルチャーショックや、異国の文化であるということを頭ではわかっていても、なかなか受け入れることができない葛藤などが語られて興味深いのだった。

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というわけで、アメリカから再度帰国した鍼子に「武士の娘」を日本語に訳して出版するという話が持ちこまれ、鍼子は毎週その翻訳作業を監修することになる。

そうやってできた本を、1週間かかって読んだわけだが、ドンパチものとかスパイものばっかり読んでいた私にはやや退屈な話ではあった。

でも、ここに書かれている武士道みたいなものは、当時ほど強烈なものではなくても今の日本人にもうっすらと残っているように思う。そういう意識を再認識するということでも意味のある本だと思った。


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2016年1月11日 (月)

孤独なグルメに悩む

原初的な楽器の話を書いていたら、Jazmys先輩から「それって孤独のグルメで使ってるやつかな?」というふうなコメントをいただいた。その番組は知らなかったので、Youtubeで調べてどういう番組かはわかった。これは面白い。

なんだか、この番組は台湾でも放送されているらしく、かつまたこの番組のロケを台湾で収録したりしているらしい。実際に台湾で収録されたのがこれ。最後のほうで話しかけてくる地元民に注目。このひとは台湾版「孤独のグルメ」の主役のひと。この俳優さんのほうが漫画のイメージには近そうだ。

(この動画は著作権問題のために削除されました。短縮版をどうぞ。)

台湾版の「孤独のグルメ」はこんな感じ。

https://youtu.be/0fUv-oikqv4



おや?と思ったのは「五郎のテーマ」がそのまま使われていること(主人公は井之頭五郎という設定)。

だいたい日本版「孤独のグルメ」はチープといえば失礼だが、手作り感満載の音楽が一つの魅力になっているように思う。ところがこの番組の音楽はその多くが著作権放棄しているらしいのだ。そういうことで台湾でも使うことにしたんだろうか?

それにしてもこの番組、「おっさんがただただ食べるだけ」の番組と言っているが、なかなか手の込んだ作りになっている。最初に見たときにはナレーションと五郎の動きがごくごく自然に思えたのだが、どうやらこれはずべて台本に基づいた演技らしいし、ナレーションも五郎の行動と完全にシンクロしているが、あらかじめ作られた台本に従って編集済みの番組にアテレコしているようだ。それでいて、不測の事態にも完全に対応しているのだから、事前の調査スタッフとともに編集スタッフもなかなか大変だろうと思う。

そんな感想を持つようになったのは正月に日本版シーズン4全12話が一挙放送されたものを、先ほど全部見終わったからなのだ。ああ、お腹いっぱいだ。

次の動画はこの番組の打ち上げで音楽担当が五郎のテーマを演奏しているところ。原作者がギターで参加している。

https://youtu.be/seURnbU8quQ



後日(1/24)追記:


パロディ版みたいなのがあったので貼り付けてみた。モデルがどうとか言ってるのはCG化のテクニカルな話なのかな?

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2015年11月22日 (日)

午後ロードなどで悩む

昨日久しぶりにTSUTAYAの旧作100円クーポンが送られてきた。なんだか久しぶりのような気がするが、調べてみるとひと月ほど前にもクーポンが来ていて、しかしそれは旧作と準新作が半額という渋いものだった。その半額クーポンでさえ久しぶりだった気がするのだが、そん前のクーポンがいつだったかはわからない。2,3か月前じゃないかっただろうか。

しかし、実際TSUTAYAのクーポンはもうそれほど必要性を感じなくなっている。それはTV東京(Ch7)の「午後のロードショー(略称:午後ロード)」をわりと豆に録画しているからなのだ。

だいたいTSUTAYAでも借りるのはたいていB級映画で、そういうのを午後ロードはまめに流してくれているのだ。もうちょっとまともな映画は「プレミアム・シネマ」というのでチェックしているが、午後ロードのほうをよくチェックしている感じ。

ちなみに先月はジェイソン・ステイサムの「トランスポーター」シリーズと「ファイナル・ディスティネーション」シリーズが放映されていて、それぞれB級なりに楽しめた。今月は毎週金曜日にスナイパー物を放映するというので楽しみにしている。すでに1週目のジョージ・クルーニーの「ラスト・ターゲット」がなかなかいい出来だった。2週目以降はまだ見ていないが「山猫は眠らない」だったかな、楽しみなことではある。

しかし、TSUTAYAから旧作100円クーポンが来たからには、借りてあげないといけないような気がしてしまって、B級じゃないんだけれども昔から気になっていた「北京の55日」と間違いなくB級であるジェイソン・ステイサムの「アドレナリン」、「アドレナリン2」というのを借りてみた。

「北京の55日」はその主題曲を音楽としては昔から知っていたが、内容についてはぼんやりとしか知らなかった。史実との乖離がどれくらいあるのかはわからないが、CGもない当時によくこんな映画を作ったな、という印象。確かに見ごたえがあります。

そういえば、この映画に伊丹十三が出演していたことを思い出した。伊丹十三の「ヨーロッパ退屈日記」はこの映画を撮影していた時に書いたものだったはずだ。キャストをじっくり見てみたら「ICHIZO ITAMI」という名前でクレジットされていた。そういう名前だったのかな?

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もう一人気になった俳優がいて、それはアメリカ人と中国人のハーフという設定の少女で、一見裕木奈江に似ていて、年齢から考えてそんなはずはないのだが、裕木奈江が何となく気になっていたことがあったので調べてみたら、「Lynne Sue Moon」という人で、1960年代に何本か出演しているがその後特に名を成したわけでもなかったようだった。

もう一方の「アドレナリン」は、もうね、これは究極のB級と言っていいんじゃないだろうか。本気で徹底してB級映画を作ったという感じで、馬鹿馬鹿しいことまで本気でやっている。その分エログロもあったりするので決して上品ではないのだが、B級映画にそんなものを期待するほうが間違いというもので「バカだなぁ」と言いながらへらへら笑いながら見ていられる(見ていられないところもある)。

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ジェイソン・ステイサムはガイ・リッチー監督の「SNATCH」で間抜けなチンピラ役を演じていたので知ったのだが、覚えやすい顔だったのと、その後の「トランスポーター」の活躍で注目するようになった。演技力がないから無表情なのか、わざとそういう演技をしているのかわからないところも魅力といえなくもない。アクション俳優だからそういうのはどうでもいいのかもしれないが、ジョージ・クルーニーみたいな味をだせるようになれば面白いのにな、と思う。

というわけでしばらく「午後ロード」漬けだったのが、久しぶりにTSUTAYAのDVDを(1.3倍速で)楽しんだ日でありました。

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2015年11月15日 (日)

スパイドラマのリバイバルに悩む

その昔、「0011ナポレオン・ソロ」というスパイドラマのTV番組があって、大人気だった。そのナポレオン・ソロが映画になって帰ってくるというので早速見てきた。「The Man from U.N.C.L.E.」である。邦題は「コードネームUNCLE」だったかな。

最初のほうは「あれ? これはルパン三世か?」と思わせるようなノリだったが、途中からは(以下ネタばれになりそうなので自粛)。

Uncle 時代設定として1960年代ということらしいので、ハイテク機器はやや控えめだが、CO2レーザーはすごかったなぁ。なんでそれ自体を武器にしないんだろう?

時代背景から、携帯電話がないし電話機は一見かっこいいが底にダイヤルがついていたりするのが面白い。

お笑いコンビ「デニス」の植野行雄みたいなのが出てくるが、よく見ると違っていた。

すごい美人が出てくるが、最近のドラマの常でたいていそういう奴が一番悪い奴だ。

で、終盤になんだかよくわからないところがあったんだけどまぁいいか、と許せてしまう感じ。

最後の最後に主要キャラクターの紹介があって、ナポレオン・ソロが5か国語を話すというところがあって、その中に「Japanese」というのがあった。映画の中では日本語を話すシーンはなかったが、続編で使ったりするかもしれないな。



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2015年8月15日 (土)

リバイバル怪獣映画で悩む

マイケル・クライトンの原作を読んで、ジュラシック・パークの古い映画を再発見していたのは今年の5月~6月だったが、その時には最新の「ジュラシック・ワールド」がこの夏に封切りされることは知らなかった。

最新の恐竜話は、パークで飼われている恐竜が人間に嫉妬してしまって…、ってそれだと「ジェラシック・ワールド」じゃないか。

Jurassicdainasor さて、ダジャレが決まったところで、そのジュラシック・ワールドを見てきました。場所は桜木町のブルク13で、ここは音が大きいのが難点なんだが。

内容はまぁまぁ想像の付くような話で、椅子から飛び上がったのもほんの2回しかなかった。3回めは何とか我慢することができた。

私が見たのは2Dだったのだが、3Dだとあともう2、3回は飛び上がったかもしれない。

そういえば私が映画を見て初めて飛び上がったのはスピルバーグの出世作「ジョーズ」だったのだから、あれ以来私はスピルバーグにやられっぱなしってことなのかもしれない。

映画の内容にもスピルバーグ臭はたっぷりはいっていて、話を面白くするために馬鹿ガキと馬鹿女がいろいろと馬鹿なことをやってくれる。こういうのは作品の品位を下げると思うんだけどなぁ。

しかし思い出してみると、ジュラシック・パークの原作でもクライトンが馬鹿ガキを登場させていたのだった。

作品としては話の筋もとりあえず整っているし、何よりもCGの出来がすごいので、見てがっかりすることはないだろうと思う。

なお、話の中に「ジョン・ハモンド」という名前が何度も出てくるが、このひとは映画の中で元祖ジュラシック・パークを企画し、オーナーとなったひとで、原作では悪人として描かれるが、映画では途中で心を入れ替えて「動物は自然のままにすべし」と善人になってしまったというひとのことだ。映画の中では説明が足りていなかったように思うので、ここで解説しておく。

で、ついでに同じく桜木町ブルクでトム・クルーズの「ミッション・インポッシブル:ローグ・ネーション」を見てきた。こちらも毎度毎度の似たような安定感のある作品で、単純に比較するとハラハラドキドキ度でも恐竜映画よりはこちらのほうが上かもしれない。椅子から飛び上がりはしなかったけれども、馬鹿ガキがいないだけでも好感が持てる。

特筆すべきはバイクのチェイスシーンで、これは実にお尻がむず痒くなった。使われたバイクは赤い「Z」が見えたのでおそらくカワサキだと思う。トム・クルーズはトップ・ガン以来カワサキ好きだし。

でも、トム・クルーズも年取ったなぁ。役とはいえ、凡ミスも増えている。

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2015年7月 5日 (日)

狸御殿で悩む

狸御殿というのは、日本映画の古いシリーズもので、その昔木村恵吾というひとがライフワークとして(だと思うんだけど)昭和14年 (1939)~昭和34年 (1959)にわたって制作を続けたものだ。

さらには2005年に鈴木清順監督によって「オペレッタ狸御殿」という作品がカンヌ映画祭招待作品として制作された。

私はその木村版の狸御殿のどれかをたまたまTVで見てこれにハマってしまったのだった。なんというのかなぁ古き良きジャパニーズパンクというのか、かなりぶっ飛んだ映像で、いやほんとに全部見てみたいものだと思ったりする。

で、先月のことだが「新春狸御殿」という作品がTVで放映されていた。これが勤務時間中だったのだが、たまたま時間があってケータイで「今日のTV東京の映画枠(13:35~)は何をやってるかな?」と見たら狸御殿だったので、途中からだったが遠隔操作で録画した。

だから導入部を見ていなくて、話の前提条件が全然わからないのだが、要するに狸の世界でお姫様といいなづけがどうのこうのということだったように思う。

Wakaoayako これが結構面白くて、何分にも昭和34年だから出てくる俳優がみんな若い。特筆すべきはヒロイン役の若尾文子で、これが深キョンそっくりなんだなぁ。

若尾文子の相手役となるヒーローは市川雷蔵で、こちらの写真は失礼ながら割愛。

Katsushin これが誰だかわかるかな? 今なら松潤に似ているというかも知れないが、これが当時の勝新太郎である。ちなみに中村玉緒もこの映画にでているはずなのだが、どの方なのか発見できなかった。


Kappa これは女優さんたちの名前がわからないのだが、劇中では「河童」ということになっていて、彼女たちの背中には甲羅らしきものがあったりする。

しかしこの髪の色はどうだ? 初音ミクもびっくりだよ。

セミヌードのように見えるが、胸の先っちょはなにやら貼り付けてあるようだった。いやいや、そんなにジロジロ見たわけじゃありませんって。

最近のグラビアモデルとは違って、お腹まわりの豊かさが時代を感じさせる。

で、これは是非ともまたTSUTAYAのお世話になって、いろいろ見ておかなくちゃ、と思ったのだが、とりあえず借りられるのは最近作の「オペレッタ狸御殿」しかなかった。「大列車強盗」の時みたいに頑張ればなんとかなるのかもしれないが、今のところまだそこまで頑張るつもりはない。

で、その「オペレッタ狸御殿」なのだが、これがなんとも「ぶっ飛んだファンタジー」というのがちょっと調子に乗りすぎというか、悪乗りしすぎなんじゃないか? 控えめに言って「バカだなぁ」という感じ。それが狙いなのかもしれないけど。

まず主演がオダギリ・ジョーとチャン・ツィイーだ。オダギリはいいとして(いいのか?)なぜにチャン・ツィイー? 劇中でも「訳あって唐の国から来られた姫」とかいうのだが、日本語のセリフが全然ダメで、これはひょっとしたらわざとなのかもしれないけれども学芸会並みの棒読みだった。あとは中国語で押し通したりするのだが、別にわざわざ中国から呼ぶこともなかったんじゃないのかなぁ?

Tanukiduo

それよりもキャスティングが面白いっていうか贅沢で、例えば由紀さおりとか薬師丸ひろ子とか、変わったところでは山本太郎なんかが出ていたり、水戸黄門に出ていた高橋元太郎が歌のうまいところを見せていたりする。

Majoduo

美空ひばりが「デジタル出演」ということで、画像合成と、音声も豪勢なのかモノマネなのか、とにかく歌を歌ったり「愛によって悲しみを喜びに変えることができました」なんていうクサいセリフを述べたりしている。

こういう無茶ぶりファンタジーっていうのはその昔に「ホフマン物語」というのをTVで見たことがあって、これもなかなかのキレっぷりで楽しかったのだが、キレっぷりにも節度が必要というか何らかの整合性みたいなのはほしいところで、その許容限度が見るひとによって様々なのだろうから、作る方も難しいんだろうなぁとは思う。

でも、他の狸御殿ももっと見てみたいぞ。

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2015年6月19日 (金)

怪獣SF映画に悩む

怪獣SF映画っていうと、まず頭に浮かぶのは「ゴジラ」、「ラドン」、「モスラ」だったりするのはやっぱり頭が古いのかもしれない。でもそういう話ではなくて、1990年あたりの話。やっぱりこれも古いかも。

Monstersf 映画「ジュラシックパーク」はテレビで見た。CGには驚かされたが、ストーリーとしてはあまり面白いとは思わなかった。その続編と言われた「ロストワールド」は見なかったが、「ジュラシックパークIII」はテレビで見た。これはそこそこ面白かった。

だから、このシリーズを私はちょっとバカにしていたのだ。作者がマイケル・クライトン(ジュラシック・パークIIIを除く)だということは知っていたが、原作を読む気もしなかった…のだが…。

原作を読んでみたら大変に面白かった。映画の3倍くらい面白かった。これらの映画はもちろん監督がスピルバーグなので(これもジュラシックIIIを除く:スピルバーグは監督ではなくて製作)なので、この人が娯楽作品を作るとあちこちいたずらをするので、これが気にいらないということもある。

「ジュラシックパーク」と「ロストワールド」の原作はともに作者クライトンのいろいろな薀蓄や、映画には描かれなかった様々なサイドストーリーがあって楽しめる。この投稿のタイトルも敢えて「怪獣SF」としたのだが、怪獣はともかくとして人間側の持っている設備がなかなかのSFチックなもので面白い。

映画化にあたってはもちろんスピルバーグとしては映像化して一般ウケする派手なシーンを入れたくてそういう半端な話はかたっぱしから切り捨てるんだろう。

しかし、話中でジュラシックパークを建設するための資金を都合したのが日本の企業で、「こういう長期的な視点を持って投資できるのは日本しかない」というふうな話はちょっと入れて欲しかったなぁ。お金だけでなく、DNAを切り貼りする機械も日本製のものを使っているとか、パーク内を走る車がトヨタ製の電動ランドクルーザーだとか、そういうのも映画では全部切り捨てられている。映画では車はベンツだった。

そういうわけで、「ジュラシックパーク」と「ロストワールド」を原作で読んだら、もう一度映画を見たくなったので早速TSUTAYAで借りてみた。レンタルなのにDVDは充実していて、メイキングや資料が満載などお得感たっぷりだ。「ジュラシックパーク」「ロストワールド」「ジュラシックパークIII」

やっぱり、映画は原作を読んでから見るのが面白いと私は思う。特にスピルバーグのような手練の監督の映画は微妙な部分を上手に切り捨てているので、原作を知っているとその切り捨て具合も面白く楽しめる。

写真に撮った「失われた黄金都市」は「コンゴ」という名前で映画化されたものだが、この映画は本当につまらなかった。この映画を見た時にはクライトン原作とは知らなかったのだが、ほんとうに超B級映画だと思った、作りも荒かったし、なんでこんな映画が(当時)注目されたのか不思議だったのだが、これはクライトン原作ということでの期待値だったのだろう。

「コンゴ」は今回見直さなかったが、原作の方が10倍くらい面白かったと思う。そもそものテーマの捉え方が映画では全然違っているので、それはしかたがないかな、という感じではあるのだけれども。

でもその一シーンがこんな感じですよ。


もう一冊、写真に写り込んでいるのが「北人伝説」というもので、これも「13ウォーリアーズ」という名前で映画化されているらしいがまだ見ていない。これは内容的にはアラブ人による「北方見聞録」という形になっていて、SF的なところはないのだが、怪獣っぽいものが出てくる。クライトンお得意の古文書発掘系のお話で、どこまでは本当でどこからがフィクションなのか判然としないところも面白いところだ。この映画もタイトルからしてテーマが変わっちゃっているんじゃないかとどれくらいコチラの期待を裏切ってくれるのかが楽しみなところだ。


これは、アントニオ・バンデラスなんだな。

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