カテゴリー「映画・テレビ」の117件の記事

2017年10月14日 (土)

7つの贈り物で悩む

7giftsウイル・スミス主演だということ以外、何の予備知識もなく「7つの贈り物」という映画を見た。「午後のロードショー」を毎日録画しているので、そういうのはよくあることだ。

しかし、30分程見ても内容がさっぱりわからない。まったく話に付いていけないのだ。なんだか、じゃなくて確信的に話の本筋が隠されているのだ、ということが後になってわかる。

後半くらいになってだいたいの話が見えてきて、最後になって、「ああ、そういうことだったのか」ということで納得がいくのだが、ハリウッド映画にしちゃ殴り合いもカーチェイスもなく、銃も出てこないという地味な作りで、一体何の話なのやらという状態がしばらく続くのだ。

この映画は2008年の映画なのだが、おそらく予告編ではある程度ネタをチラ見せしているのではないか。

話自体は(全体がわかってみると)いい話なのだが、それを単純に時系列で見せるんじゃなくて(それではつまらないので)、より一層の感動を与えるための編集がこの監督の手腕ということなんだろうけど、なんだか素直に受け取れないなぁ。

つまり、予告編も前提とした編集を含めて作品としているんじゃないか、というのがひっかかるのだ。予告編を見ずに本編だけを見た私の30分(導入部)を返してくれよ、とも思うが、まぁお金払って見ているわけっでもないので、それは言えないな。

というわけでこれが予告編。本編を見た人はどうすればこの話をより感動的に映画化できるか考えてみてほしい。私には正解はわからないけれど。監督はガブリエレ・ムッチーノというはじめて聞く名前。

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2017年9月 9日 (土)

リアルな戦争映画で悩む

TVで放映されている予告編を見て「ダンケルク」を封切り初日に見てきた。混むかなと思ったが全然そんなことはなくて、13時過ぎに始まる回でも半分くらいの入りだった。TVの予告編が重すぎたのかなぁ? 実際重いんだけど。 下手したら実際に戦争が起きるかもしれないという緊張感で戦争映画を受け入れないんだろうか?

戦争映画なので当然悲惨なシーンとカもあるし、そういうところはリアリティをよろこんでばかりもいられないのだけれども、実際に銃声で席から飛び上がったりもしたのは話の持って行き方もうまいんだろうな。

で、当映画を私(わたし)的にまとめると、これが主役ってことになる。英国空軍のスピットファイアだ。ほら、ちゃんとレッドカーペットに乗ってるし。あ、乗ってはいないのか? 遠慮したのか?

Dunkirk_spitfire

いやもう、だって飛行機出てくる映画が好きなんだもん。それにその、リアリティがすごくて、本当にスピットファイアに乗って空中戦したらこんな感じなんだろうと思えるシーンが何度もある。

今まで空中戦を描いた映画というと、「レッドバロン」が一番だと思っていたのだが、これはもう一次大戦の複葉機の空中戦だったし、もうちょっと現代的でリアルなのを見たいと思っていたのだった。でもジェット機は速すぎてみて楽しめないという文句の多い客だったりするし。

スピットファイアの着水シーンは予告編でも出ているので、こういう写真を出してもネタばれにはならないよね。まぁ、この写真はある意味象徴的な写真ではあるのだが。

Dunkirk_spitfire_on_sea

でも、飛行機ばっかり見ていたわけではなくて、最後の方のチャーチルの言葉にはさすがにジョンブル魂というのか、そういうものを見せられてジーンとしたりもしてますよ。はい。

翌日追記:

スピットファイアを使っての撮影についてはすでに詳しいレポートがある。

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2017年8月 6日 (日)

B級映画ファンが悩む

かつてはTSUTAYAでB級映画をレンタルし、そのDVDの冒頭の予告編で面白そうなものをメモしておき、次の機会(100円でレンタルのキャンペーン)でメモいておいた作品をレンタルするというB級スパイラルを楽しんでいたのだった。

しかし、テレビ東京の「午後のロードショウ」で割と乱暴に編集された120分の映画を月曜~金曜に放映しているのを発見し、初めは気になったものだけを録画していたのだが、今では月曜から金曜まで全部録画して、取捨選択しながら見ているので、もうその蓄積ノルマをこなすので精一杯。もうTSUTAYAのキャンペーンなんて見向きもしなくなった。

最近では、「シャークネード(サメ台風)」というバカバカしい映画をバカにしながら見るというふうなことをやっていて、時には16倍速で見たりするのでバカにするヒマもないものだが、なにしろ、原因不明のまま何千頭ものサメが台風(っていうかトルネードのはずなんだが)に吸い上げられて、各所に降り注ぐというトンでもない映画なのだが、シリーズが1~4、さらにエクストリームというふうにシリーズ化されているので、きっとアメリカでは受けているのだろう。

そのサメと戦うヒーローがいるのだが、その武器がなんとチェーンソーである。大きめのチェーンソーでもせいぜい1mしかないから、近くに飛んできたサメしか相手にできない。なにかもっと根源的なところで戦えよ、と思うのだがB級ではそういうロジックが通用しいないようだ。

Sharknado_chainsaw

他に目立つものというと、「沈黙の…」シリーズで有名なスティーブン・セガールがある。この人はいったい何作ぐらい出演しているのだろうか? 日本で沈黙シリーズとして放映されているものだけでも100作近くあるのではないだろうか。

セガールの作品というと、とにかくセガールがめちゃくちゃに強くて、たまに家族を人質に取られたりすると無力になるけれども、最後には絶対に勝利するので安心してみていられるという、まぁ水戸黄門みたいなもので、マンネリだなぁとか思いつつも見てしまったりする。

また最近ではケビン・ベーコンというあまりぱっとしない俳優がプロデュースした「Wild Thing」というのが屈折したストーリーで面白かった。これがまた「Wild Thing2」という続編が作られて、しかし演出が悪いのか俳優がヘタだったのか、ストーリーは面白いのに演技へのツッコミに忙しくて楽しめなかった。

どんな一流の映画だってツッコミどころはあるもので、要はそれを凌駕する感動があるかどうかだろう。映画にツッコミを入れながら見ると、いろいろな形の破綻を見ることができて面白いのだ。

8月13日追記:

午後ロードもB級ばっかりじゃなくて、超A級の映画を放送していたりもする。ただ、放送時間の関係か、かなり大胆に編集したりするので安心できない。

クリント・イーストウッドが監督しているような映画はやっぱりさすがの出来で、最近ではブラッド・ワーク(Blood Work)が大変に面白かった。またあんまり見たことがなかったドイツ映画「ザ・ドア」というのも面白かった。ドイツ映画なんてなんだか自虐的な戦争映画しか見たことがなかったのだが、この映画はハリウッドとまったく違う価値観で描かれていて面白かった。

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2017年5月 7日 (日)

TVスティックに悩む

グダグダと書き始めたが、なかなか本題に入れそうにないので本題のほうを頭に持ってきた。
Blacksea2014年の映画「Black Sea」を見ました、というだけの話なのだが、Google PlayでChromeCastを使ってオンラインで見たというのが新しいわけで。

Google Playは定額の会費というのがなくて、その代わりに「無料で見放題」というのもない。見たいものがあれば有料でご鑑賞ください、というもの。

「購入」すると、おそらくは永遠に視聴可能で2000円くらい。レンタルだと300円(SD)とか400円(HD)とか。レンタルだと視聴開始から3日間有効だ。

ChromeCastはネット上のストリームを直接TVへ流し込むので、一時停止とか巻き戻しとかできないんじゃないかと思ったが、Androidデバイスのほうでコントロールできることが分かった。

面白いと思ったのは、「お気に入り」がネットワーク上で共有されることがなく、デバイス上に保存されるらしいこと。

さらには1~2分の予告編なら無料で見ることができる。これはTSUTAYA(店舗)ではできないことなので、まるっきり当てが外れることは少ないと思われる。

ネットの接続速度についてはちょっと心配していたのだが、測定方法に問題があったのか、この映画ではコマ落ちやカクカクした動きなどはなかった。潜水艦の映画なので全体的に暗めだし派手な動きもないから通信量としては少ないかもしれないのだが。

Black_sea_20170506161843_3TVで映画を見ている間、Androidデバイスの方にはこんな画像が表示されている。下の方のボタンで一時停止ができるのはいいとして、巻き戻したり早送りしたりするのは赤いスライドバーで行うので、あまり精度のよい操作はできない。

映画は暗い画像だが面白かった。今回は飛行機モノか潜水艦モノを見ようと思っていて、それなりの検索をしたあと予告編を参照してこの映画に決めたのだが、この過程も満足できるものだった。

ジュード・ロウは「スターリングラード」以来、あまり重要な役に付いているのを見ていなかったのだが好演だった。他の役者は全然知らない人ばかりだったのだが、それぞれ役に徹して熱演。老朽潜水艦もよく頑張った。

ということで以下は書き捨て御免の失敗した導入部。

あ、しまった。タイトルをもうちょっと考えればよかったな。

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TVのネット接続にはGoogleのChromeCastを使っている。最初のころは私が混乱していたり、Google側でも準備が不十分だったりしていたのだが、思い立って再挑戦してみるとなかなか使い心地がよい。Youtubeで音楽系のコンテンツを見るならこれで延々楽しめる。TVの音声信号をオーディオセットに接続しているのでこれは快適だ。Weather Reportのフルコンサートなんていうのもあるし。

しかし私の周りではAmazonのFire TV Stickのほうが評判がよい。その理由はアマゾンのプレミアム会員になると年間4千円弱で映画コンテンツに無料(追加料金なしのことを「無料」というらしい)でアクセスできるので、実質月額300円強で済むのがHuLuとかTSUTAYA-TVとかに比べて格安だということなのだ。アマゾンの罠にかかってプレミアム会員をポチしてしまった人にはきっとこっちのほうがいいのだろう。

他のコンテンツ・プロバイダもいろいろと調べてみたのだが、結局のところ「無料」とか「見放題」とは言っても、結局は月定額をいくらか払わなければならず、「見放題」になるコンテンツは限られていて、まぁ言ってみれば「そりゃ無料だわなぁ」というようなコンテンツであって、「借りたい、見たい」と思うようなコンテンツはまた別途追加料金がかかる、というのが普通らしい。

その無料コンテンツがコンテンツ・プロバイダによってどんな風に違うのかを知りたいところだが、そこんところはやはり契約しないとわからないわけで、どこかで一覧表にしてもらえないかなぁ。

で、AmazonのFire TV StickとGoogleのChromecast、さらに実質撤退してしまった携帯電話キャリア(DoCoMo、au、Softbank)のTVスティックを通信階層を考えて比較して見ようかとも思ったが、うまくまとまらないし理屈から言えばどうもAmazonに分がありそうだからやめる。

私としては「技術的にはGoogleに正当性がある」、「ビジネス的にはAmazonの勝ち」と思っていて、その理由はGooglenoChromeCastでは直接Amazonのコンテンツにアクセスできないのに対して、Fire TV Stickには「アプリをインストールすればYoutubeも見れます」ということだから、きっと「Googleのアプリを入れればGoogleのコンテンツにもアクセスできます」ということだろうと思うからだ。

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2017年1月22日 (日)

録画のコピーで悩む

TVがアナログだったころにはPCにチューナーを搭載して、リアルタイムの画面やHDDに録画したものをキャプチャしたりできたのだったが、デジタルになってからはどうもうまくいかない。

デジタル録画した番組を保存するにはBlu-Rayを使っているのだが、PCにつなげられるBlu-Rayドライブを持っていないので、PCに読み込むことができない。DVDならPCで読めるはずなのだが、最近では著作権が厳しくてCPRM(CoPyRightManagement)対応のDVDでないとTVレコーダーで書き込めないし、私の持っているDVDドライブはCPRMをサポートしていないので、CPRMのDVDを読み込めないのだ。

しかし、先日ポータブルなDVDドライブを購入したら、これがたまたまCPRM対応だったようで、録画したものをPCに取り込めるようになった。

Dvdrw10 そこで、録画したものをPCに持ち込むために、再記録可能なDVD(DVD-RW)を活用しようという気になった。短時間の録画をPCに取り込むのにいちいちDVDを使い捨てにしてはいられないからだ。

DVD-RWを使ってみると、今まで知らなかったことを知ったりもする。VAR形式でフォーマットしないといけないとか、ファイナライズしなくてもPCで読めるが、その場合はPC側でファイナライズすることになる、とか。

そして一つの興味はDVD-RWを丸コピーできるか?ということだった。それができると、たとえばコピ10(10回までコピーできる)のコンテンツを10回以上コピーできるんじゃないかとか。

しかし、これはさすがにダメだった。DVD-RWをISO化したものをCPRMなDVDに焼いてみたが、これはPCでは再生できなかった。読めることは読めるし、再生しているふりはするのだが、画像が真っ暗だ。

ではISO化したコンテンツをDVD-RWに書き込むとどうか? というと、これも同じで再生するフリはするのだが、画像が真っ暗だ。

というわけで、著作権はしっかり守られているようだ。しかし個人的なコピーを配布するのに、これまでCPRMなDVD-Rを使っても「読めないよ」とか言われていたのが、DVD-RWだとちゃんと読めるようなので、これはうれしい発見だった。

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2016年9月24日 (土)

アニメ映画で悩む

アニメ映画を見に行くなんて、「もののけ姫」以来じゃないだろうか。男女の高校生の体が入れ替わるなんて、大林宣彦監督の「転校生」でも使われたアイディアだし、そんなアニメを見に行く必要なんてあるのか?

しかし、映画を見た人が泣いている? あれれ?学園物のコメディじゃないのか? だいたいタイトルが「君の名は」ってなんだよ?あの大ヒット映画の焼き直しか?

…とかなんとか言っとりますが、要するに評判がいいらしいのでアニメ映画「君の名は(your name.)」を見てきたという話で。

ネタバレにならないようにしようと思うと何にも書けないんだが、とりあえずいい映画だった。話は単なる学園コメディじゃなくて、もうちょっとこみいっている。泣く人がいるというのもわかる。ジワリとした感動っていうか。

そして絵が綺麗だった。紅葉のシーンとか、雨上がりのアスファルト道路とか。

Machiko1953_6 オリジナルバージョンの「君の名は」では岸恵子が「真知子巻き」というファッションを流行らせた。今回のバージョンでは「三葉(みつは)巻き」が流行るだろうか?

ちなみにこのイケメン俳優は佐田啓二。中井貴一のお父さん。

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11月3日追記:

「聖地巡礼」というのをやってきました。

とある重要なシーンのモデルとなったと言われている四谷の須賀神社の階段。これがあの有名な「四谷階段」かっ!?(違う)

Suga0156

場所はJR四谷駅から新宿通りを西へ歩き、松屋の交叉点で南へ折れてまっすぐ行くと到着する。片道10分ほどだが、最後には急な坂があってなるほど「四谷」っていうくらいでここが谷なんだなぁと思った。

地図はクリックで拡大表示されます。

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2016年8月22日 (月)

シン・コジラで悩む

今朝のTVで松本人志が「よくできてると思いますよ」とか上から目線で語っていたので見に行ってみた。ハリウッド版よりはよっぽどよかったと思う。

Godzillaなにがよかったのかというと、まずハリウッド映画のような「(自分の)家族が一番大事」というのがなくていい、ということ。この要素があるといくらハリウッド映画であっても私としてはB級認定してしまう。

もうひとつよかったことはリアルであるということ。それはゴジラの造形とかCGがリアルということではなくて、例えば自衛隊が出動するための事務手続きであるとか、国際情勢であるとか、そういった周辺設定がリアルであるということで、庵野監督がエバンゲリオンを作った(たしかそうだったよな?)というのもうなずける気がした。

しかし、最初のほうのゴジラの造形はいただけない。私はてっきり「怪獣かと思ったら、中華街の祭りの出しものでした」というシーケンスにするつもりかと思った。だって目が全然動かないんだものなぁ。

その最初の残念な減点を、中盤以降の映像が帳消しにしてくれる。ゴジラすごいわ。

しかし、新幹線(700系)をあんなふうに使うなんてなぁ。びっくりしたよ。

タイトルの「シン・ゴジラ」の「シン」って何だろうと思ったのだが最後まで説明はなかったように思う。最初のほうでちょっと寝ちゃったときに出たんだろうか?

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2016年2月 1日 (月)

「武士の娘」に悩む

昨年末にNHKの衛星放送で放映されていた「鍼子:武士の娘」を新年になってから見た。大変面白かった。きっと数年後にはNHKの朝ドラになるに違いない。

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「A Daughter of the SAMURAI」は1925年にアメリカで出版された、日本人による英語で書かれた自伝である。著者は杉本鍼子(えつこ)、旧姓を稲垣といい、父は長岡藩の家老であった。まさに正真正銘の「武士の娘」だったのだ。「The Daughter」ではなくて「A Daughter」なのは鍼子一人の話ではなくて武士の娘としての一般的な話であるという著者の意図によるものである。

父の(あ、いまはちょっと名前が出てこない)は戊辰戦争で人質となり、ほとんど処刑される寸前に明治政府による恩赦を受けて生き延びることができたのだったが、家老として戦争に反対していたこともあって、長岡藩の内部では苦しい立場にあったようだった。

鍼子の兄が渡米し(というのも時代を考えると驚くべきことだが)、アメリカで世話になった杉本氏に「妹を嫁にやる」と約束したものだから鍼子は5年をかけて渡米の準備をする。ミッション学校(現在の青山学院大学の前身)で英語を学び、船でアメリカへむかうのだ。

アメリカで杉本と結婚し二子を得るが、杉本が亡くなってしまうので、鍼子は娘二人と日本へ帰ってくる。しかし子供たちの教育の問題でやはりアメリカがいいということでアメリカへ戻りコロンビア大学で教鞭をとりつつ作家として原稿を書き、出版社に送るのだが、なかなか努力が実を結ばない。

そこで、「あなた自身のことを書きなさい」というアドバイスを得て書いたのが「A Daughter of The SAMURAI」であった。この本はアメリカでヒットとなり、ほかの7か国語に訳されて世界中で読まれたという。この本は今でもアメリカアマゾンで購入することができる。ダウンロード版はたしか2ドルとかそんな値段だったと思う(今見たら0.82ドルだった)。

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まぁこの話の裏には、ずっと彼女を支え続けたフォローレンス・ウィルソンという女性の存在があった、とか、鍼子が自らすすんでキリスト教の洗礼を受けたとかいう話もあるのだが、それよりも、話の端々に語られる武士の生活や武士の祖先から語り継がれた逸話などが実に興味深い。

さらにはそんな武家に生まれた日本女性がアメリカにわたって受けたカルチャーショックや、異国の文化であるということを頭ではわかっていても、なかなか受け入れることができない葛藤などが語られて興味深いのだった。

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というわけで、アメリカから再度帰国した鍼子に「武士の娘」を日本語に訳して出版するという話が持ちこまれ、鍼子は毎週その翻訳作業を監修することになる。

そうやってできた本を、1週間かかって読んだわけだが、ドンパチものとかスパイものばっかり読んでいた私にはやや退屈な話ではあった。

でも、ここに書かれている武士道みたいなものは、当時ほど強烈なものではなくても今の日本人にもうっすらと残っているように思う。そういう意識を再認識するということでも意味のある本だと思った。


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2016年1月11日 (月)

孤独なグルメに悩む

原初的な楽器の話を書いていたら、Jazmys先輩から「それって孤独のグルメで使ってるやつかな?」というふうなコメントをいただいた。その番組は知らなかったので、Youtubeで調べてどういう番組かはわかった。これは面白い。

なんだか、この番組は台湾でも放送されているらしく、かつまたこの番組のロケを台湾で収録したりしているらしい。実際に台湾で収録されたのがこれ。最後のほうで話しかけてくる地元民に注目。このひとは台湾版「孤独のグルメ」の主役のひと。この俳優さんのほうが漫画のイメージには近そうだ。

(この動画は著作権問題のために削除されました。短縮版をどうぞ。)

台湾版の「孤独のグルメ」はこんな感じ。

https://youtu.be/0fUv-oikqv4



おや?と思ったのは「五郎のテーマ」がそのまま使われていること(主人公は井之頭五郎という設定)。

だいたい日本版「孤独のグルメ」はチープといえば失礼だが、手作り感満載の音楽が一つの魅力になっているように思う。ところがこの番組の音楽はその多くが著作権放棄しているらしいのだ。そういうことで台湾でも使うことにしたんだろうか?

それにしてもこの番組、「おっさんがただただ食べるだけ」の番組と言っているが、なかなか手の込んだ作りになっている。最初に見たときにはナレーションと五郎の動きがごくごく自然に思えたのだが、どうやらこれはずべて台本に基づいた演技らしいし、ナレーションも五郎の行動と完全にシンクロしているが、あらかじめ作られた台本に従って編集済みの番組にアテレコしているようだ。それでいて、不測の事態にも完全に対応しているのだから、事前の調査スタッフとともに編集スタッフもなかなか大変だろうと思う。

そんな感想を持つようになったのは正月に日本版シーズン4全12話が一挙放送されたものを、先ほど全部見終わったからなのだ。ああ、お腹いっぱいだ。

次の動画はこの番組の打ち上げで音楽担当が五郎のテーマを演奏しているところ。原作者がギターで参加している。

https://youtu.be/seURnbU8quQ



後日(1/24)追記:


パロディ版みたいなのがあったので貼り付けてみた。モデルがどうとか言ってるのはCG化のテクニカルな話なのかな?

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2015年11月22日 (日)

午後ロードなどで悩む

昨日久しぶりにTSUTAYAの旧作100円クーポンが送られてきた。なんだか久しぶりのような気がするが、調べてみるとひと月ほど前にもクーポンが来ていて、しかしそれは旧作と準新作が半額という渋いものだった。その半額クーポンでさえ久しぶりだった気がするのだが、そん前のクーポンがいつだったかはわからない。2,3か月前じゃないかっただろうか。

しかし、実際TSUTAYAのクーポンはもうそれほど必要性を感じなくなっている。それはTV東京(Ch7)の「午後のロードショー(略称:午後ロード)」をわりと豆に録画しているからなのだ。

だいたいTSUTAYAでも借りるのはたいていB級映画で、そういうのを午後ロードはまめに流してくれているのだ。もうちょっとまともな映画は「プレミアム・シネマ」というのでチェックしているが、午後ロードのほうをよくチェックしている感じ。

ちなみに先月はジェイソン・ステイサムの「トランスポーター」シリーズと「ファイナル・ディスティネーション」シリーズが放映されていて、それぞれB級なりに楽しめた。今月は毎週金曜日にスナイパー物を放映するというので楽しみにしている。すでに1週目のジョージ・クルーニーの「ラスト・ターゲット」がなかなかいい出来だった。2週目以降はまだ見ていないが「山猫は眠らない」だったかな、楽しみなことではある。

しかし、TSUTAYAから旧作100円クーポンが来たからには、借りてあげないといけないような気がしてしまって、B級じゃないんだけれども昔から気になっていた「北京の55日」と間違いなくB級であるジェイソン・ステイサムの「アドレナリン」、「アドレナリン2」というのを借りてみた。

「北京の55日」はその主題曲を音楽としては昔から知っていたが、内容についてはぼんやりとしか知らなかった。史実との乖離がどれくらいあるのかはわからないが、CGもない当時によくこんな映画を作ったな、という印象。確かに見ごたえがあります。

そういえば、この映画に伊丹十三が出演していたことを思い出した。伊丹十三の「ヨーロッパ退屈日記」はこの映画を撮影していた時に書いたものだったはずだ。キャストをじっくり見てみたら「ICHIZO ITAMI」という名前でクレジットされていた。そういう名前だったのかな?

55beigin

もう一人気になった俳優がいて、それはアメリカ人と中国人のハーフという設定の少女で、一見裕木奈江に似ていて、年齢から考えてそんなはずはないのだが、裕木奈江が何となく気になっていたことがあったので調べてみたら、「Lynne Sue Moon」という人で、1960年代に何本か出演しているがその後特に名を成したわけでもなかったようだった。

もう一方の「アドレナリン」は、もうね、これは究極のB級と言っていいんじゃないだろうか。本気で徹底してB級映画を作ったという感じで、馬鹿馬鹿しいことまで本気でやっている。その分エログロもあったりするので決して上品ではないのだが、B級映画にそんなものを期待するほうが間違いというもので「バカだなぁ」と言いながらへらへら笑いながら見ていられる(見ていられないところもある)。

Adrenarin

ジェイソン・ステイサムはガイ・リッチー監督の「SNATCH」で間抜けなチンピラ役を演じていたので知ったのだが、覚えやすい顔だったのと、その後の「トランスポーター」の活躍で注目するようになった。演技力がないから無表情なのか、わざとそういう演技をしているのかわからないところも魅力といえなくもない。アクション俳優だからそういうのはどうでもいいのかもしれないが、ジョージ・クルーニーみたいな味をだせるようになれば面白いのにな、と思う。

というわけでしばらく「午後ロード」漬けだったのが、久しぶりにTSUTAYAのDVDを(1.3倍速で)楽しんだ日でありました。

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