潜水艦と飛行機の映画が好きだ。最近では「ハンター・キラー」が面白かった。ハンター・キラーは映画館で見たが、その時に予告編として告知されていたのが「ウルフズ・コール」だったと思う(それとも007のときだったかな?)。面白そうだったので(予告編というのはたいてい面白そうに見えるように作ってある)観たいとは思っていたが、コロナ禍もあって映画館を探すこともしていなかった。
すると、幸運なことにアマゾンプライムでこの映画を追加料金なしで見る事ができることになっていた。追加料金を出せば見る事ができることはわかっていて、いつかは見てやろうと「ウォッチリスト」に入れていたら「追加料金なしでもよくなったよ」という通知が届いたのだ。
「ウルフズ・コール」の公式サイトにはこんなポスターが掲載されている。「人類滅亡」とか魚雷の直撃シーンとか、ちょっと盛り気味ではある。人類滅亡? う~ん、まぁそのきっかけにはなるかもしれないが・・・、魚雷の着弾シーンもたしかにあるのだが、こういう絵ではなかったはずだ(もう一度見て確認した。やはりこういう絵ではなかった)。
この映画は基本的にはソナーマン(測音探知機オペレータ)の話である。潜水艦は音を頼りに他者やときには地形を認識して運用する。その主体がソナーマンだ。私が潜水艦に惹かれるのも、ソナーにすごく興味があるからだ。ソナーだけで戦うような潜水艦シミュレーションゲームがあるならぜひやってみたい。
しかしこれ、フランス映画(2020年)なんだよなぁ。フランス製の戦争映画っていろいろとツッコミどころが多かったりするんだが、この映画も所々にそういうところがある。でも許容範囲だろう。ストーリーが面白いのでかなり没入できる。

一方こちらは「USS ライオンフィッシュ」というやはり潜水艦もの。この絵も盛りすぎ。
こちらはひどかったなぁ。なにしろアマゾンでの評価が5点満点の1.7である。いやまぁたしかにとんでもない設定ととんでもない展開ではあるのだが、1.7という評価はちょっと厳しすぎる気がする。2.8でもいいんじゃないかな。ちなみに先の「ウルフズ・コール」の評価は3.5だった。
アマゾンプライムで観た最低の評価は1.4というものだった。こちらは飛行機もので「フライト411」だったと思う。この1.4というのは正当な評価で、私としては飛行機が出てくればそこそこ満足はするのだけれども、この映画だけは本当にあきれ返ってしまった。そういうトンデモ映画を見たい人もたまにはいるかもしれないので、そういうひとにのみお勧めしたい。
一方こちらは二次大戦中の潜水艦作戦を描いた映画で、「潜航作戦 U235を追え!!」っていうんだからてっきりU235というUボートの話かと思ったら、そうじゃなくて、っていうつまらない話だったと思う。実はよく覚えていないし、観返す気もないっていう駄作。アマゾンでの評価は2.3だが、「このタイトルは現在ご利用できません」となっている。

で、こちらもU235なんだが、こちらは本当にU235というUボートの話。タイトルは「Uボート:235潜水艦強奪作戦」。タイトルに嘘があるのか私が飛ばしちゃったのか「強奪」シーンは憶えがない。
乗組員がならず者を集めた決死隊ということで、まずトレーニングから始まるっていうのでそこのあたりが面白い。人間関係とかは私にはどうでもいいので、潜水艦のハードウェアをいろいろと見る事ができる。まぁ映画としての作りとか出来とかはかなり低品質だと思う。アマゾンの評価は2.4。まぁ、ふつうだったら評価が3未満は時間の無駄と思って避けるんだけど、潜水艦とか飛行機は別腹ということで。それでも途中をすっ飛ばしてみたりはするわけで。

最近ではCGで画面とかは何とでもなるんだろうけれども、艦内の構造などは製作したりするのだろう。水中の動きなんかはCGなんだろうな。そういえば昔日本の潜水艦映画で「ローレライ」というとても貧弱なCGの映画があった期待して映画館まで見に行ったのにがっかりして帰ってきたものだった。女の子の河合さに思い切り寄り掛かった映画で、う~ん、まぁかわいいっちゃかわいいんだがなぁ、という映画でした。
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