カテゴリー「書籍・雑誌」の75件の記事

2017年10月 9日 (月)

国際的ミステリで悩む

ジェフェリー・ディーバー漬けからアダム・ファウファーに鞍替えしたりした後、特に惹かれる作者もいなくて、読書としては迷走気味な今日この頃。

私の最近の読書傾向としては国際的なミステリというのか、中国がベトナムへ侵攻したりとか、それをアメリカの民間人が阻止するだとか、そんな小説からから始まっていたりする。

Tokyo_year_zero 次いで、東京YearZeroという、第二次大戦の終戦前後の東京を舞台にした警察小説なのだが、作者がなんと英国人のデビッド・ピースという人。外国人がよくこんな小説を書いたなぁというのが率直な感想。筒井康隆風のテキストがあったりして読みにくかったりもするのだが、8月15日の玉音放送の直後に「こうなったら長野県に立てこもって徹底抗戦だ!」とか言い出す人がいたりして、なんてことをどうやって思いついた?

Chonquo そのあと、「龍の帝国」という危ない本につかまりそうになったが、これは西暦2190年から始まる話で、古代中国的な政治体系が世界を支配しているというありがたくない状況で、世界は「アイス」と呼ばれる硬質プラスティックという大陸を超える床で仕切られた階層構造になっており、人々はまさに階層を成して暮らしている、という設定。で、作者が英国人のデビッド・ウィングローヴというひとで、この小説は日本語の文庫版では全16巻になるという超大河小説なのだ。

でも最初の1冊でお腹がいっぱいになったのでもう先は読まない。だって、未来小説なのに新しいものがほとんどないんだもの。

あとは、NYのユダヤ人社会の中で生きる孤児を描いた「8番目の子供」とか、スイスで起こった殺人事件をフラン人とかスイス警察とかが入り乱れながら解決していく「氷結」とか、イスラエル諜報部員が活躍する、今読み中の「亡者のゲーム」これはなかなかかっこよくておもしろい。まだ中盤なんだけど、読み終わるのが惜しい感じ。

Theheist ああ、そういえばこの「亡者のゲーム」の中でカズオ・イシグロの小説「日の名残り」(たぶんドイツ語版)が小道具に使われていたのだった。

こうやって、普段あんまり読まない国の小説を読んだりすると、ハリウッド映画化狙いのアメリカ製ミステリ小説とは違った面白さがある。お気に入り作家はなかなか見つからないが、国際的見地から乱読を続けていこうと思う。

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2017年6月 4日 (日)

古本の発掘に悩む

家のいくつかの部屋の壁紙を貼り換えようということになって、これが実はさぁたいへん。壁紙を貼りけ替えるということは、家具を他の部屋へ動かさなくてはならなくて、ということは本棚とかタンスとかTV台とかを空にしなくちゃいけない。

つまりちょっとした引っ越しくらいの作業が必要なわけだ。

で、その作業の中で本棚の奥の方からしばらく見ていなかったものが出てきたりする。最近見ていなくて捨てちゃったかなぁ?そんなはずはないのだが、とか思っていたものが見つかったりする。

Yamashita1
そんな発掘物のなかでも、これが出てきたのはうれしかったなぁ。山下洋輔の書くものを読み始めたのは筒井康隆の絡みからだったのだが、山下洋輔の書くものも面白くて、5冊くらい持っていたはずだが、後から読み返すとこの最初の本に比べるとそれほど面白くはなかったので捨てたりもした。

だから、ひょっとしてこの最初の本も捨ててしまったかな?と思ってしまっていたのだった。

まだ読み返していないけれども、確かこの本には山下洋輔が病気療養中に書いた「ブルースの解析」みたいなのが収録されていたはずだ。これをもう一度読んでみたいなぁ、と思ったりしたことがあったので、発掘されたことは実に喜ばしい。


Yamashita2ちなみにこの本の裏表紙というか、上の写真の反対側はこんなふうになっている。今にしてみれば特に目新しいものでもないが、当時としてはなかなか意表を突いたデザインだったと思う。

ああ、そういえばこのBlog タイトルの「お悩み手帳」というのもこの「風雲ジャズ帖」という名前に影響を受けているのかもしれない。

「帖」という字については「くらしのてちょう」が「暮らしの手帳」ではなくて「暮らしの手帖」である、なんていうのも伏線としてあったりもするかもしれないが、これはまた別の話。

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2017年5月21日 (日)

ありえない話で悩む

しばらくジェフェリー・ディーバー漬けになっていたのだが、さすがに飽きる。思いがけないどんでん返しを期待しつつ、ということはつまり引っかからないように警戒して読むのもなんだか間違っているような気がしなくもない。

で、ジェフェリー・ディーバーの次はだれの小説を読もうかな? と物色していて見つけたのが「数学的にありえない」という意表を突いたタイトルの小説だ。これがわりと面白かったので、そのシリーズらしい「心理学的にありえない」というのも読んでみた。

Impossible

「数学的…」のほうは簡単に言うと確率論の話だ。「心理学…」のほうは、なんていうかな?超心理学? 心理学的な分析を究極まで突き詰めると、そういうことにもなるのかな? という感じで、両者の話の持って行き方がなんだかにてなくもない。

そのせいか、「心理学…」の続編はその後出版されていない。「物理学的に…」とか「社会学的に…」とか「国語学的に…」とか「地政学的に…」とかいくらでもできるような気がするのだが、結局同じような展開にならざるを得なくなるのかもしれない。

しかし考えてみると、サスペンス系の小説というのはたいてい「ありえない話」を実現させるものだから、ジェフェリー・ディーバーの作品だったら「犯罪学的にありえない」と言えなくもないし、最近読んだラリー・ボンドの中国軍が暴れまわる話なんかは「地政学的ありえる」話だし。

何だかうまくまとまらないままに書くんだが、読み手として予測を裏切ってほしくもあり、しかしその裏入り方に納得がいかないと不満だ、という小難しい読者になってしまったような気がするが、これはきっとジェフェリー・ディーバーを固めて読んだのが原因だったような気がする。

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2016年12月 4日 (日)

ミステリのどんでん返しに悩む

ジェフェリー・ディーバーの「静寂の叫び」のどんでん返しにやられてからというもの、どんでん返しされる快感に浸ろうとしてこの作者の作品ばかり読んでいる。

Deaver2

バカじゃないの? というご心配はごもっともで、こうやって並べてみると私自身でもほんとにつくづくバカだなぁと思ったりもする。

これだけ読むと、さすがに作者の勝手な裁量がいろいろと目についてきて、ガソリンの臭いを「異臭」で済ませることはないだろ~、とか警官が短銃とライフルの音を聞き間違えることもないだろ~とか、近くなんだからしっかり撃てよ~とか、ま、いろいろとあります。

つまり、大どんでん返しにはそのために読者を騙さねばならず、いろいろと無理なことを事前に埋め込んでいく「逆伏線」みたいなことが必要になるわけで、どんでん返しをされてから「え!?そうだったっけ?」と思って丹念に読み返すということはふつうやらないから、そうやっていろいろほじくり返していくとツッコミどころもいろいろあったりするんじゃないかと思う(思うだけ)。

しかしこれだけ読んでも、ダブったのは「悪魔の涙」だけだった。こいつだけは最初のページで「あ、これは読んだことあるやつだ!」と思いだしたものの、メインのストーリはすっかり忘れていたので、初めて読むかの如く楽しむことができた。

有名な「ボーン・コレクター」は映画で見たことがあったので読むのを敬遠していたのだが、映画から受けていたイメージと随分違っていたのでもう一度映画を見てみようと思って今日レンタルしてきたところだ。

12月26日追記:

忘れていたのだが、写真に写らなかったのがあって、「魔術師」と書いて「イリュージョニスト」と読ませる作品だ。これは犯人がそういうトリックを得意とするという設定なのだが、犯人の手口がほぼそのままジェフリー・ディーヴァーの作風と重なるという点で、大変面白かった。

で、その本はさるマジック愛好家に貸したままになっていて、まだ感想も聞いてないから、また聞き出しておかないと。

一方、DVDを借りて鑑賞した「ボーン・コレクター」だが、ディンゼル・ワシントンはともかくとして共演女優がハル・ベリーだと思ったのは私の思い違いで、アンジェリーナ・ジョリーだった。映画は2時間の枠に収めるためにいろいろ簡略化されていたが、まぁあんなものじゃないかな。この映画はアンジーの出世作になったらしい。

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2016年8月 7日 (日)

B級冒険小説で悩む

ミステリ・サスペンスというか、まぁざっくり冒険小説みたいなものを乱読しているわけだが、最近目につくのがベトナムや中東で従軍した人たちが引退して書いた小説みたいなもの。

確かに、経験からくるのかリアルな描写とか、銃器などに関する詳細な知識などがふんだんにちりばめられてはいるのだが、やたらと機器類の型番にこだわったりする割には電気電子系の知識が弱いとか、話の運びがぎこちなかったりとか、そもそもストーリーに無理があったりする。

その割には映画化を意識しているのか、派手なシーンをちりばめたり妙に視覚的な描写があったりするのにイラっとさせられる。

そういう本たちを処分する前に記念撮影。

Books17

どれがどうだったのか、というのはよく覚えていないこともあって指摘しないが、楽しみにしていたスティーブン・ハンターの作品が案外雑だったなぁ、とかジャック・コグリンの「カイル・スワンソン」シリーズがなんとも乱暴な作りで、人が死ぬ死ぬ。だいたい「カイル」という名前は実在した伝説のスナイパーである「クリストファー・スコット・カイル」(映画:アメリカン・スナイパーの題材となった)から名付けたんじゃないかと思うが、そんなのアリか? 簡単に人が死んじゃうのが戦場でのリアリティってことなのかもしれないが、そういうリアリティは読んでいてうれしくないな。

この中で特筆すべきはジェフリー・ディーバーの「静寂の叫び」で、終盤に大どんでん返しがあってこれにはやられたって感じ。脱獄囚3人が人質を取って廃工場に立てこもるのだが、その人質というのが聾唖学校の学生(小学生くらい)と教師二人という設定で、いわゆる「交渉人」が活躍するという筋書き。ただ、どんでん返しの後の最後の最後をもうちょっと丁寧に書けなかったのかな?

ジェフリー・ディーバーは映画化もされた「ボーン・コレクター」が有名だが、ほかにも何作か読んでいて、身体障碍者の関わる作品が多いのは身内にそういう人がいるのか、あるいは本人自体もそうなのか、取材チームが頑張るのかとにかくふつうではあまり知ることのできない人々の生活を知ることができる。

「静寂の叫び」のあとにも別のディーバー作品を読んだのだが、やはりどんでん返しがあって、これはある程度予測していて、むしろそのどんでん返しの実現可能性に無理があるんじゃないかと思った。そういえば「静寂の叫び」にもそういう懸念がないでもなかったなぁ。

他にはなんだかやたらに増えているテロ対策ものだったりするが、こういうのをたくさん読んだので個人的にはもうテロ対策は万全だな。


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2016年4月 2日 (土)

読めない小説で悩む

Simpleplan580ページくらいの文庫本なので、普通だったら1週間くらいで読んでしまうのだが、この本には1ヶ月くらいかかった。仕事のせいというのもあるが、本が途中で(しかも初めのほうで)読めなくなってしまったのだ。

どういうことかというと、話が辛くてよめない、というか辛くなりそうで怖くて読めなくなってしまったのだ。

話を簡単に紹介すると、主人公はオハイオ州の田舎に住む真面目なサラリーマンで、身重の奥さんがいる。しかし兄がいてこれが素行不良というか、独身で無職。さらに兄にはさらに素行の悪い友人がいる。

この3人がたまたま森の奥で大金を見つけてしまう。440万ドルというから今のレートだとざっくり5億円。話は1987年あたりだからもうちょっと感覚的には大きいのかもしれない。

もちろん、主人公以外の二人は大喜びでさっさと山分けしようというのだが、主人公は「いや待て。6ヶ月寝かせて、探している人がいないことを確認してから山分けしよう(やっぱりするんかいっ!)」ということで二人を説得して金を預かる。

日本なら、拾得物の5%~20%を謝礼として受け取ることができるのだが、アメリカでは(オハイオでは)どうなんだろうか? 本の中ではそうことに全く触れられていないので分からないし、調べてもわからなかったのだが、わずかでも謝礼金が出れば拾得物を正直に申し出るということも増えると思うのだが。5億円の1割って言うと5000万円だからねぇ。

しかし、こんな話がうまくいくわけがない。特に身重の奥さんがいるということが私にはとてもつらい設定であって、妊娠中でもストレスは与えたくないし、生まれたら生まれたでこういうややこしい話には巻き込まれたら嫌だなぁ、ハッピーエンドなんてありえないなぁとか思うと怖くて読めなくなってしまったのだ。

そんな(私の)状況が3週間ほど続いて、もうこりゃダメだな。この本はもう捨てようとも思った。教養書以外のこういう娯楽本を途中で辞めるということは意地でもやらないようにしているのだが(教養書や技術書を途中でやめたことは何度もある)、今回は初めてその禁を破ることになるのかな? と思ったり。

でもまぁ、読むのをやめる前にどうなっていくのかちょっと見てみようと思って本の真ん中あたりをチラ読みしてみると、どうやら主人公が何やら決断を下したらしい。それならなんとか読み進めることができるかな? とおもって読み返し始めて3日で読みきってしまった。ああ疲れた。

スコット・スミスという作者は当時27歳でこの本を処女作として書いた。発売当日に売り切れるほどの人気だったらしい。サム・ライミ監督によって映画化(1998年)もされているので見てみようと思うが、「あ、それ言っちゃいかんだろう」とか「あ、それやっちゃいかんだろう」みたいなことが何度もあるので、ある意味韓ドラ的な面があるのかもしれない。ひょっとしたら交通事故で記憶喪失というのもあるかも。

で、最後まで読んだわけだが、ハッピーエンドだったか?というと、まぁそれは見方によりますわな。どういう見方ならハッピーエンドなのか?というとそれは秘密です。

しかしなかなかにおもしろい話ではあった。主人公の心理描写が多いので、映画ではそこをどんなふうに描いているのか楽しみだ。

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2016年3月 5日 (土)

雑誌の電子化に悩む

最近よくTVでCMを打っているDoCoMoの「dマガジン」。月400円で雑誌を読み放題というのだが、そんなことをして採算は取れるのか? 運営者はコンテンツを垂れ流すだけだからいいんだろうが、出版社はいいのか? 紙の雑誌が売れなくなるんじゃないのか? もともと売れてないからいいのか?

私もめっきり雑誌を買わなくなった。WEBで用が足りてしまうから、というんが主な理由だ。10年位前までは技術系雑誌を結構買っていたのだが。

そういうこともあって、dマガジンを試してみた。すべての記事が読めるわけではないようだが、ページ数から考えると雑誌一冊の60%くらいが公開されている感じだ。広告は原則として表示されないが、雑誌によっては表示されるものもある。

驚いたのは、一つのアカウントで複数の機器から同時に利用できることだ、タブレットと複数PCから同時に利用できる。ただし、関係ないとは思うけれども私の場合はインターネット接続がドコモ光なので、それがひょっとしたら影響しているのかもしれない。まぁそれはないと思うけれども。

雑誌の内容は下に示すように見開きで表示される。もちろん拡大もできる。これはNewsWeekJapanから。ちょっと気を使って画質を落とし、拡大できないようにはしている。

Dmgtrashriver
Wiredなんていうオタク雑誌も見ることができる。

Dmgmuscischool
いったいどういう利益構造になっているのかよくわからないが、雑誌業界としてはジリ貧になるよりは少しでも読者層を増やしたいということなんだろうか? 実際、わたしなんかはほとんど買わなくなった紙の雑誌よりはこういう形のほうが接しやすいわけだし。

雑誌を買う習慣がある人にとってみれば、こんなの使う気にならない?のだろうか? 立ち読みだけで済ませてしまうような人たちから少しでもお金が入ってくればいいとか?

それよりもどの記事が読まれているかということがシビアにわかるということのほうが、雑誌業界には衝撃なのかもしれないな。

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2016年2月11日 (木)

BookOffのオークションで悩む

技術書をオークションで落札してから気が付いた。出品者はBookOffだったのだ。

そういえば値付けは定価の半額というところで、オークションとしては高い方だが必要な人にとって見れば安い買い物ということでいいところを突いた値段ではある。

Bookoff2016

常々BookOffで検索ができればいいと思っていたので、BookOffがどういうものを出品しているのか調べてみた。上の画像からわかるように、トータルでおよそ82万件の出品があるが、その内訳は下のようになっている。

Boffdetail1 82万点出品していて6300件しか評価がないのは設定価格が高めで、高収益を狙っているせいだろうと思う。コストはほとんどかかっていないはずだから、「買い手がつけばもうけもの」くらいの意識なんだろうか?

内訳をみると本と雑誌で72万点、次いで音楽が6万点、映画・ビデオが3万点、残りの8千点がおもちゃ・ゲームということで、まず音楽の内訳を見てみたが、CDが5万6千点、DVDが6千点というざっくりした分類だった。


Bofdetail2 さすがにブックオフというだけあって書籍の分類は詳細になっている。

では評価がどうなっているかというと、こんな感じ。まぁどういう場合にも文句を言う人はいるわな、という程度のネガティブな評価はある。
Boffestim1

さらに評価の推移を見てみると、ここ1週間で18件のネガティブ評価というのはちょっと多いかもしれない。というか、このオークションアカウントがいつから活動しているのかにもよるんじゃないかと思う。Bookoff2016ということで、bookoff2015というアカウントはないから、今年から活動を始めたならこの推移も納得ではある。

Boffestim2

というわけなので、特にこのアカウントだけにこだわることもないのだろうけど、面白い動きだと思ったのでご紹介。

 

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2016年2月10日 (水)

あと出しミステリーに悩む

Chahamトマス・H・クックの「緋色の記憶」というミステリなのだが、始まりからなんだかどんよりしていて緊迫感がいまいちなのだ。

それでも我慢して読んで行くのだが、事件を匂わせる気配とか、事件後の裁判の様子などからなんとなく事件を予測をできるのだが、なかなか事件自体が起こるところまでいかない。

事件が起こるのはなんと全394ページ中318ページ目である。私もよく我慢したもんだ。

話の内容としては、ミステリというよりも父親との関係がどうのこうのという方がメインのような気がする。そっちの方の話に比べれば、主題となっている事件も単なる添え物になっているような。

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2015年12月13日 (日)

読書感想文で悩む

宿題が出たっていうわけではないけれども、やっぱりBLOG書いてて本を読んでるとなんとなくその感想っていうか、何か書いた方がいいんじゃないか? と思ったり思わなかったり。

で、この春あたりから読んだ本を並べる機会があったので写真を撮ってみた。

Summer2015

トム・クランシーの作品が多いが、クランシーについては今頃になって発見があった。なんだか話がユルいっていうか終盤にかけての詰めが甘いのが多くて、お年を召して構成力が落ちたのかと調べてみたら、つまりこの人は基本的に軍事オタクなゲームデザイナーであって、それ以上のものは書けないということらしい。確かに「レッドストーム」なんてのは軍事オタクが喜々として遊ぶゲームのような話で、戦争の原因の分析がいかにも甘いし。

本を読んでもいちいち感想なんて書いてられないよ~、なんていうとJazmysさんに怒られる。大学の先輩であるJazmysさんは読まれた本の感想を数十年にわたって記録されておられるのだ。しかもそれらの本がすべて英語のペーパーバックであるのがとても普通じゃないところ。私も何度か英語のペーパーバック本を読み始めたことがあるのだが、まだ読み終わったことがない。

そんな英語ペーパバックをJazmys先輩はもう1000冊近くお読みなのである。その感想文自体がすごい資料なので、私も本を選ぶときに参考にさせていただこうと思ったのだが、何しろ分量が多くて探すのも大変だ。「著者名インデクスを作成予定」ということだったがなかなかできなかったので、私が(自分のために)作ることにした。jazmysさんの感想文のぺージをダウンロードして解析し、著者名順に感想文へのリンクを作成するのだ。

ところが、これらの感想文も長年にわたって書かれているので、フォーマットも一定でなかったりする。こちらの解析もいい加減なものなので、ちょっとした変更にも耐えられなかったりする。

そういう不安定な状況で少しずつしゅうせいしつつ数年を過ごしたのだが、それが起こったのは昨年の秋だった。一部に改行が入るというほんの些細な変更なのだが、私が安易に作ったプログラムはそれによって混乱し、著者名をピックアップすることができなくなってしまった。

私もそれを克服することを考えたが、小手先の対応では変更に耐えられなくてなかなか考える時間が取れず、結局きっちり状態遷移図なんかを書いてしっかり対応できたのはこの秋だった。11月にOB会でお会いすることになるだろいうということで、なんとかそれには間に合わせたという感じ。

この作業は、私のメインPCに組み込んであって、かつてはダウンロードするとあとはワンアクションでアップロードまで行くようになっていたのだが、このPCがダウンしたりいろいろあってその環境をまだ再現できないでいる。

そのおかげで11月に作り直した解析プログラムは手動で起動し、今は一時的なファイルとして私のサーバに置いてある。これ、なんとかしなといけないのだが、最近ではメインPCよりもWin10のノートPCを使うことが多いので、こっちに環境を移行すると、環境が分散してしまってこれもよくないなぁ、というのが悩みどころ。

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