カテゴリー「経済・政治・国際」の54件の記事

2016年11月13日 (日)

権力者の動向に悩む

「私を死罪にしてください!」というのは韓ドラ時代劇で何度か耳にしたセリフだ。お世継ぎを懐妊していた女性が流産した時などに宮廷の主治医がこういう形で時の権力者に報告したりする。

現代でも同じような言葉が使われているらしい。韓国の「影の女帝:崔順実:チェ・スンシル」がドイツから帰国してマスコミに囲まれ、「国民の皆様、死をもって償うほどの罪を犯しました。許してください」と涙ながらに語ったという。

しかしその後この女帝は容疑を否認したりしているとかいう話だった。きっとこのフレーズは慣用句というか常套句というか、まぁ挨拶みたいなものなのだろう。

日本語でも「申し訳ない」という言葉を「ごめんなさい」という意味で使ったりするが、これは本来「(恥ずかしくて)弁解できません」という意味のはずで、「申し訳ありません、子供が熱を出しまして遅れました。」というのは自己矛盾なのだが、これみたいなものなのだろう、か?

まぁ何でも大げさに表現するお国柄なので、言っていることは9割引きくらいに聞くのがいいのだろう。さきの女帝の言葉は「あ、ごめん、今はちょっと勘弁して」くらいの意味なのだろう。

この女帝騒動は、要するに朴大統領がこの女帝の言いなりになっていて、それだけでも(情報を漏らしたということで)法律違反なのだが、その女帝が清廉潔白とは程遠い人物で、実質的に獲得した権力を私利私欲のために使いまくっていたということで大騒ぎになっているらしい。

さらに昨年問題になった産経新聞ソウル支社が報じた「朴大統領7時間の空白」で大統領が密会していた相手の男というのが女帝の当時の夫だったということで韓国メディアは今になって「日本の記者は正しかった」とか言い出している。

CNNだったか、「今、韓国では韓ドラのようなことが起こっている」と報じていたが、まったくその通りだ。

とか言っているのだが、日本も隣の国のことを笑えなくて、国会では強行採決がほぼ当たり前のことになっていて、一国の代表がしゃあしゃあと「強行採決なんてやってません」と言い放ったりする。自民・公明が選挙で大勝したときからこうなることは分かっていたのだが。

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とか思っていたりすると、今度はトランプショックだよ。暴言放言はある意味選挙戦術なのかなと思っていたのだが、政治的行動よりもあの欺瞞的な髪形とケバい嫁がなんとも我慢できない。日本には来てほしくないと切に思う。

加えて、家族を重要職に任命するとか言ってるし、これも韓ドラ方向へのにじり寄りだろうか?

民主主義って、もうだめなのだろうか? なんやかんやで、この2016年という年は後世からはなんらかのターニングポイントとして記憶されるようになるんじゃないだろうか。

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2016年6月 2日 (木)

「新しい判断」に悩む

Abeshinzo 「これまでのお約束とは異なる、新しい判断だ。」ですって。

消費税の再増税の是非について論じるつもりはないが、約束を違えておいて「新しい判断だ」とは恐れ入る。これは今年の流行語大賞を狙ったか? 少なくともノミネートされることは間違いないだろうなぁ。

それにしてもうまいこと言うもんだ、と思ったがこれは諸刃の剣で、これからはどんな約束をしても「また『新しい判断』がでるんでしょ?」ということで、もうだれもあんたの言うことを信じないよ。

当日追記:

「約束違反だという声については真摯に受けとめる」とも言っているのだが、「真摯に受け止める」というのは「うん聞いたよ、でも何にもしないけど」というくらいの意味なんだろう。

アメリカの9.11の直後にジョージ・ブッシュがこんなことを言っていた。「これは戦争だ。新しいタイプの戦争だ。」

「新しいタイプの戦争」という言葉によって、ブッシュは何でもできるようになった。「新しい」というのは危険な言葉なんだな。

もう一つ、風呂に入っている間に思い出した言葉があって、「言い訳がうまくなるほど、人としての格は落ちていく」というような。わりと最近聞いたのだが、どこで聞いたんだったかな?

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2016年2月27日 (土)

人口動静に悩む

国勢調査によれば、日本の人口が減少に転じたという。

Japanpopulationdecこの結果を受けて、労働力の減少だとか経済に与える影響とかが論じられているようだけれども、これは結果なのであって原因ではないと思う。人口の減少というのは帰結なのだ。

よくわからないのは、国内で若い人が仕事を失ったり就職難だとか言っているのに、労働力が足りないから移民を増やせとか言っている人たちがいて、それはいったいなんなんだろう?人口が増えれば問題は解決するのか? 足りないのは労働力ではなくて実は購買力なんじゃないのか?

人口が減少するのはもちろん少子化のせいだが、なぜ少子化なのかというとそれは子育てがしにくくなっているからだ。

若い子持ちの夫婦はてたいてい共働きで、保育園探しに躍起となっている。父親の稼ぎだけでは生活できないから、母親まで働かないと生活が成り行かない。

どうしてそういうことになるのかというと、雇用が不足していてしかも不確実なのでいつ首を切られるかわからないから低賃金でも労働者は強気に出られない状況で、賃金は上がらない。賃金が上がらないのも購買力が上がらないものデフレのせいではない。

先日ちょっと書きかけて中途半端な書きっぱなしになっている「テクノロジーの進歩によって経済が停滞する」ということにつながるのだが、テクノロジーによって生産性が上がり、人類全体でを見渡すと仕事の絶対量は減っている。

人類存続のために絶対的に必要な衣食住について、生産性が上がるのはい事なのだろうが、上がった生産性によってそこへ富が集中する。

減った仕事の分だけ富は集中して貧富の差が広がるが、それを補償する意味でサービス業を始めとする「本当ならなくてもいい仕事」によって集中した富を分配する仕掛けが生まれてきたのだと思うのだが、その補償の仕組みがそろそろ限界を超えたのではないだろうか?

じゃぁどうりゃいいんだろうか? というと、富の再分配の仕組みをうまくやらないといけなくて、それを税収でやろうとすると共産主義みたいになってしまうし、そもそも資本主義というのは競争原理が原則だから、その原理に従って突っ走ってきたわけで、その結果として雇用の減少と購買力の低下を招いてしまったのだから、そこんところだけはうまく残してしかも仕事が増えるようにしないといけない。結局衣食住のような基幹産業じゃないところで新規な産業を育成しないといけないのかなぁ。ゲームとか?

「武士の娘」を読んでいて、その主人公である「鍼子」が長岡から東京の女学校へ行く時には人足数人で籠やら川の渡しやらをつかって1週間かかっていたのだが、10年後に米国から帰ってきて東京から長岡へは鉄道で半日にしかかからなかった。それは確かに進歩でありいいことではあるのだが、その10年前の人足たちはどうなったのだろうか?

よくわからないけれども、昔みたいに大金持ちの家に奉公人が働いていたというのはある種の富の分配として機能していのだろうなぁと思う。現代でそれと同等のことを平等とか個人の尊厳とかを守りつつ等価なことを実現するのは、なんだか難しそうだ。

やっぱり徐々に人口を減らして行くしかないんじゃないの?

3月2日追記:

2013年、MITのErik Brynjolfsson教授が似たようなことを言っている

マサチューセッツ工科大学スローンマネジメントスクールのErik Brynjolfsson教授および彼の共同執筆者であるAndrew McAfee氏は、近年全世界で問題になりつつある就業率低下の背景に、産業ロボット工学から自動翻訳サービスまで幅広い分野において進歩し続けるコンピューター技術があると主張しています。次々と新しくなるテクノロジーを受け入れる産業は、製造・小売り・事務業だけにとどまらず、金融・法律に関する業種や医療・教育などのサービスにおいても最新技術を積極的に採用しています。

その根拠となっている資料がこれだ。二つの曲線は生産性の上昇(上側)と雇用(下側)を示している。詳しい根拠は元の論文を見ないとわからないが、2000年あたりからふたつの曲線が乖離していることを示している。

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この論文に対しては異論もたくさんあったようで、定説とはならなかったようです。

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2016年2月 2日 (火)

技術と経済で悩む

経済のことは本当にわからないが、私は十数年前に「マイナスの利息」ということをあるBBSで書いていたりしたのだった。その時は「まぁまぁそれはさておき」というふうに流されてしまったのだったが、まさか実現するとはね。

で、今回のお悩みは、技術(テクノロジーと書きたいのだが、めんどくさいので技術ということにする)の発達が実は経済の衰退を招いているのではないだろうか、ということだ。

企業同士が競争するには絶対に技術が必要だ。マーケティングとか広告とかも重要だろうが、そのバックに技術がない企業はきっと負ける。と思う。

しかし、そうやって技術が発展したために本来雇用されるはずだった人たちが仕事を失うことになっているのではないだろうか?

技術が発展したために発生した雇用というのも確かにある。しかし、それが儀jつの発展によって失われた雇用とプラスマイナスゼロになっているという保証はない。

世界的に経済が低調なのは、つまり購買力が低下しているからだ。なぜ購買力が低下しているかというと、それは雇用が足りていない(パワーがない)からだ。なぜ雇用が足りないかというと、それは仕事がないからだ。仕事がないのは技術によって人間がやっていたことを機会がやるようになったから、じゃないのかな?

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2015年11月 2日 (月)

ショッピングポイントで悩む

景気がいっこうに上向かないからか、この夏以降なんだか、いろんなショッピングサイトがいろいろとキャンペーンを打っている。たいていのポイントシステムは200円で1ポイント、つまり0.5%だが、それにボーナス的なポイントを付加してなんとか購買意欲を出させようとしているようだ。

Pointで、そういうキャンペーンにやすやすと乗ってしまうのが私みたいな奴で、たかが1ポイント2ポイントのことで買い物のプランを変えたりしてしまう。

その結果がここに示すようなポイント残高で、一番上のTポイント5828というのはなかなかすごいことで、0.5%換算だと100万円以上買ったことになるが、実際には割引換算で4000ポイントとか意味不明な1500ポイントとかマルエツで1000ポイント当たったとかいうのが積み重なったものだ。

不思議なのがYahooポイントで、これはTポイントと同じ値のはずなのだが、なぜかTポイントよりも1428ポイント余り多い。これは何の事だかわからない。「あと7日で失効するポイントあり」というのが1435ポイントなのでなんのことだかよくわからない。11月9日までに1500ポイント使ってしまえばいいのだろうか?

楽天は最近ほとんど使っていないので、まぁこんなもんかな。アマゾンは定期的に購入していたりするものがあるので、もうちょっと貯まってから使おうと思っている。


Aupointで、なんだかよくわからないのがこのau-walletのポイントで、カードを作った時に1万ポイント入っていたので、これは今までずっとネット接続にau(KDDI/DION)を使ってきたのでそのご褒美かな?と思ったがそうではなくて、カードを作ったら自動的に1万ポイントもらえるらしい。

で、au-walletを使えるところを知らないものだから、自宅近所のファミレスでしか使ったことがない。そこでその2年ほどかかって1万円を使い切ろうとしているところだ。

ネット接続料金が毎月4000円くらいなので、毎月20ポイント追加されるが、それだけなのであと一回ファミレスで使ったらしばらく塩漬けだな。

au-walletが使えないと思うのは、使える店がわからないだけでなくて、残高がPCで調べないとわからないところだ。このカードが使える店で残高を聞いても「わかりません。PCでネットにアクセスして調べてください。」と言われるので、「引き落とせなかったら現金で払うからとにかくお勘定してください」「あ、足りましたね。」「よかった。」というふうな塩梅。

というわけで、こういうふうにポイントが分散するのは効率が悪いので、何とか一本化してくれないかなぁ。あ、SUICAポイントを忘れている。

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2015年6月18日 (木)

銀行の個人情報管理に悩む

りそな銀行だ。

勤務しているバカ母親が、芸能人の個人情報をバカ娘にメールし、バカ娘がツイッターにその情報を流した。バカ娘はバカ母が過去にも別の芸能人の免許証を撮影して持って帰ってきたことを吹聴している。

りそな銀行って、どういう銀行かと調べてみたら、ニューヨーク支店でスキャンダルを起こした大和銀行とあさひ銀行、あと埼玉銀行とかも入っているのかな? そういう大和体質なんだろうか。

坂上忍が「口頭注意なんかで終わらせてほしくない」と言っているがそのとおりで、こんな銀行潰してしまえ、とまで思う。少なくとも行内では携帯、スマホは所持禁止だな。端末を一人で扱うの禁止。端末操作は二人で相互監視しながら行うこと。

これ、芸能人だから露見して問題になったが、住所で検索すればご近所の山田さんの預金状況とかもわかっちゃうわけだし、その道のひとへ有料で情報を流せばいい商売になる。いや、絶対そういうことやっている人はいるはずだ。こういうひとは携帯・スマホを取り上げてもちゃっかりメモ用紙にメモして持って帰ったりするだろう。

絶対に出てくるはずのない携帯電話の利用者情報なんかが闇情報サイトなんかで流出しちゃうのは、こういう人たちがいるからだ。こういうのは徹底的に追求してほしいな。

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リボ払いカードで悩む

フラクタルに血迷っている間にも、いろいろな小ネタがあったのだが書けずにいた。どこまで追いつけるやら。

まずはカードの話から。

ファミマTカードというのがあって、なにやらお得らしいなぁ、とは思っていたのだった。しかし、カードを増やしたくないし、銀行口座とリンクしたカードを作りたくないということで見送っていたのだったが、たまたまTOEICの試験を受ける日の試験前に入ったファミマで強力な勧誘を受けた。おそらくは5月いっぱいまでのキャンペーンだったらしい。

いわく、「JCBのマークが付いていますが、銀行口座を登録しなくていいんです。」「お店で(あとで)払ってもらえばいいんです。」

ふ~ん? ファミマを使う頻度が上がっているので、それなら持っていてもいいかな? ということでカードを作った。申込用紙にアンケート感覚で(それが間違い)書き込んでいったのだが、「予定年収」というあたりでおかしい、と気づくべきだった。

3週間位してカードが届いた。付いてきた書類をよく見て、からくりに気がついた。

つまり、JCBだかなんだか知らないが、ファミマの購入料金を一時的に肩代わりしてくれるわけで、それがタダであるわけもなく、その利率が年率換算で18%だという。そんな話は全く聞いていない。例えば1000円の買い物をして、1か月後に支払うと1.5%の利息が付いて1015円になる。たった15円のことだが、こんな客が何万人もいると、その利益は莫大なものになるんだろうな。

で、タイトルにした「リボ払い」ということだが、黙ってほうっておくとこれが自動的にリボ払いになる。つまり借金で購入してその支払額を一定以下に押さえる代わりに延々と払い続けるというしかけだ。

その「一定額」というのを自由に設定できるし、リボ払いが嫌ならJCBカードを銀行口座にリンクすることで普通のクレジット払いにもできるというのだが、そうすると最初に私が惹かれたような「ファミマTカードのお得感」というのはきっとなくなるはずだ。

だからこのカードは、ファミマの不注意な客からこっそりと利息を巻き上げるための姑息なカードである、と言い切ってしまおう。

ここに私ん二枚のTカードをご紹介。上が常用しているTカードで、TSUTAYAの履歴とかがリンクしているので、これからもずっと使い続けるつもりだ。下が今回発行されたファミマTカードで、これはもう使わない。裁断して捨てようかと思う。

Tcards


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2013年7月17日 (水)

選挙公約で悩む

いよいよ来週は選挙なわけで、各政党がマニュフェストとか公約をもって戦っているわけだが、非常に具体的な争点を以って政党の差別化を図るのはなんだか騙されている感じがある。

そもそもこういう戦い方は小泉純一郎が「郵政民営化、是か非か?」という争点を無理矢理立て、そういう具体的な争点で敵味方を識別するという戦略で大勝したことを先例としているのだろうが、こういうのは有権者を馬鹿にしているのだと思う。

選挙戦はもっと抽象的な、角政党がどういう考え方をしていて、その結果として争点となっている事象に関してある結論を出す、という形を取らないと、選挙が済んだら勝手し放題ということになってしまう。「争点」というのはある意味目眩ましなのだ。

だから、問題は争点そのものではなくて、その争点に対してどういうスタンスでどうやって結論を出すのかというプロセスが大事なはずなのだが、こういうのって表現する方も受ける方も面倒くさいのか、全然流行らないんだなぁ。

こんなふうにマニュフェスト合戦とか公約合戦をやっているうちは、日本の政治は良くならないと思うなぁ。


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2012年4月 5日 (木)

Shoot the North Korean Missile by Camera

Despite of the world wide criticism, North Korea is still preparing the missile to launch.

It is not a good idea to shoot down the missile even if some military power could shoot down the missile. North Korea would upset and will carry out some other crazy plans.

A good idea to make the missile void is to shoot the missile by camera on another missile very close to the North Korean missile. It means "we CAN shoot down it (but NOT in reality)."

Can any troop (US, Japan, South Korea or Taiwan) prepare some missile with movie camera mounted and try to shoot North Korean missile by its camera?

When the movie is uploaded to Youtube, North Korean missile has no longer any means regardless if it succeed or not.

国際的な非難にも関わらず、北朝鮮はミサイルの発射準備を進めている。

どこかの軍隊がこのミサイルを撃ち落とすことができるかもしれないが、これはいい考えとは言えない。怒り狂った北朝鮮が何をするかわからないからだ。

このミサイルを無力化するいい方法がひとつある。カメラを搭載した別のミサイルを打ち出して、北朝鮮のミサイルを撮影するのだ。これは「我々は北朝鮮のミサイルを撃ち落とせる(実際にはやらんけどな)」というメッセージになる。

どこかの軍隊(アメリカ?日本?韓国?台湾?)がこの撮影にトライしてくれないものだろうか?

この動画がYoutubeにアップロードされたら、北朝鮮のミサイルはその成功のいかんにかかわらず、なんの意味も持たなくなる。

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2010年12月14日 (火)

プチ北朝鮮とプチ・ソビエトに悩む

ソビエトを舞台にしたサスペンス「チャイルド44」を読んだ後、日米の小説をフラフラと読んで、次いでまたもソビエトものである「敵対水域」を読み、続いて「北朝鮮崩壊」というのを読んだ。
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前者は例によって潜水艦モノだが、修理ドックがろくな仕事をしない上に、ソビエトの政治的硬直性から事故を未然に防ぐことができず、原子力潜水艦が事故を起こしてさぁたいへん。これがフィクションじゃなくて実話をインタビューによって掘り起こして小説の形にまとめたものだから本当にソビエトってひどかったんだな、と思わせる。

しかも、ソビエトの原子力潜水艦の悲劇はこれだけではない。以前にも書いたことがあるがアメリカで映画にもなったK-19が有名だが、それ以外にもK-3、K-8と名付けられた原子力潜水艦が事故を起こして多数の死者を出したりしている。ちなみに「敵対水域」で取り上げられている潜水艦はK-219という。

「北朝鮮崩壊」は1990年代前半に書かれた近未来小説で、当時の北朝鮮は金日成から金正日への世襲が行われていたころなので、ちょうど1世代前の政権継承の時期に当たる。こちらもフィクションながら悲惨な話のオンパレードで、「知性も教養もない金正日」が「能力よりも忠誠心」で集めた側近に守られつつ暴政を行うのだが、ついに「ソウルを攻撃せよ。」という命令を下したのが仇となって軍部のクーデターを招き、よりによってアメリカに亡命する。←ネタばれのため、字の色を白くしています。読みたい人は工夫してみてください。

「北朝鮮崩壊」では終盤を除いて北朝鮮の首脳部の人々が実名で登場するので、いまでもそれらの人々の名前をニュースなどで見ることができるのが感慨深い。この小説によれば金正日の妹の夫である張成沢(チャン・ソンテク)という人は信頼に足る人らしいのだが、現実では金正恩の摂政役ということだからどうなんだろうか?

こういう小説を連続して読んで、なんだか暗い気持ちになって周りを見渡すと、なんだか、最近の日本にも似た様な状況がところどころに見られたりしませんか? プチ・北朝鮮とか、プチ・ソビエトとでも呼びたくなるような状況が職場やらなにやらで散見されて、薄ら寒くなる。

「名簿をつくろうよ」とかいうと「それは個人情報だから」とかのツッコミを入れる人とか、些細なことでも「それは著作権が」とか言うような人がたくさん現れてきていて、例えば著作権が本当に問題になるのならその著作権者がその被害を申し立ててクレームつければいいと思うのに、なんでもない第三者が訳知り顔でいちゃもんを付けてくる。それは一体誰のためなの?

例えばBLOGで音楽を紹介することは、ええと、あんまり具体的な議論を始めると面倒なことになるから自粛して、とか、なんだか嫌な渡世になりつつあるなぁ。

インターネットやらスマートフォン(とは限らなくてガラケーでも同じことだけど)とかで世の中便利になってきたはずなのに、それらの技術的発展による変革を恐れてなのか、法律を変えて規制しようという動きがなんだか却って世の中を住みにくくしている。これは「IT反動勢力」とでも呼んでやっつけないといけないな。


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