カテゴリー「音楽」の415件の記事

2018年2月25日 (日)

スペイン製中古ギターで悩む

Pacocastillio201

リサイクルショップでスペイン製の中古ギターを見つけたのは先月のことだった。スペイン製のギターにはちょっとした憧れみたいなものもあったりしたのだが、16,800円という中途半端な価格がちょっと気になった。

こういうガットギターは安物しか持っていないので、もうちょっとまともなものが欲しいとは思っているのだ。

2週間ほどして、もう売れちゃったかなぁとか思いながら見に行ってみると、まだ売れていなかった。状態は良いようだったが、「1/2サイズ」とか書いてある。いやそんなことはないだろう。見た感じとてもそんなサイズには見えないぞ。

とりあえずメーカー名と型番を記憶して、自宅で検索してみる。「Paco Castillio」というブランドの201というもので、黒沢楽器が多量に輸入しているフラメンコギターの入門モデルらしい。213というのが普及モデルらしい。

で、弾かせてもらう。
楽器店だったら店員さんがチューニングしてくれたりするのだが、ここはリサイクルショップなので自分でチューニングする。チューナーを貸してくれるのは親切だ。

2弦を締めあげていくときにちょっと引っかかりがあって気になったが、糸巻自体には摩耗もないので問題ないし問題あっても簡単に交換できる。

音を出して見ると、思ったよりも軽い音と、いうか明るい音だなぁ。中音域が物足りない感じがするが、フラメンコみたいな使い方をするにはこういう音がいいのかもしれない。

ボディのなかをのぞき込んでみると、「7/8」と書いてある。なるほど、誰が何を勘違いしたのかわからないが、1/2ではなくてボディサイズが7/8ということなんだろうな。

そう言えばちょっとボディがスリムだな。ボディの厚さも普通だし、弦長も650mmだから1/2なんていう要素は全くないのだった。

で、改めてボディその他をじろじろ眺めてみると、細かい傷もない、まったく綺麗なものだ。

そう言えば指板に手垢もないし、弦も新品だ。ひょっとしてこれ新古品?

ここまで出来になったのは糸巻の引っかかりだが、まったくの新品ならそういうこともあるかもしれない。ちなみに弦のサドル側の処理は手慣れた職人仕事という感じだった。

弾いていくうちにどんどん音程が下がってくるのも新しい弦ではよくあることだ。楽器屋さんならギターの来歴とかを聞いてみるところだが、リサイクルショップの店員さんがそれを知っているとは思えないので聞かない。

で、ネックの反りをチェックする。この方法は何と呼ぶのか知らないが、弦を定規のように使って弦の振動具合でネックの反りを見ようというわけだ。

図示するとこんな感じ。
Neckcheck

ネックが逆ぞりしていると、ベチとか言って弦が振動しない。かといって弦が盛大に鳴るというのは大きな順反りなので、あまりうれしくない。

チェックの結果はかなり盛大に鳴っていた。しかし、弦高はそんなに高くないのでフラメンコギターというのはそういう作り方なんだろう。ネックを透かしてみると、弦高は低くないものの、ローポジションでは指に負担がからないようになっているんだろう。

とかいう感じで、わりといい感じだから買ってもいいかな? という気持ちにはなっていたのだが、最後に大きな音を出して見ようといろいろなポジションで最大音量を出してみると、5弦5フレットあたりでビビリ音が出ることを発見。ほかにも4弦5フレットあたりでもビビる。

これにはちょっと興ざめだ。そんなに強くピッキングすることはないだろうとは思うけれども、何か共振点があるのかもしれない。そう言えば音が軽いと感じたのも高音域に共振点があるからかもしれない。

などなど考えていると、ほぼ新品に近い製品がこんな値段でリサイクルショップに並んでいるということにもなにか原因があるのかな? と疑心暗鬼になってしまって、まぁ今回は見送りかな、と。

ちなみに、帰宅してウチの安物ギターで強いピッキングを試してみたけれども、ビビることはなかった。

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2017年12月11日 (月)

サックスのリードで悩む

ポケットサックスの音程が高くなってしまっていて困っていたのだが、これはリードの違いが原因であることが分かった。

Reed

この話には伏線があって、ここに並べたリードはここ2年くらい使っているリードなのだが、左から3番目の汚い奴がこの夏に使っていたら2週間でカビだらけになってしまったやつ。

リードにカビをはやしたのは初めてではないのだが、これはひどいなぁということでなんとかしなくちゃと思って、新しく買った左端の2枚には使用前に全体をトップコートを塗ってみた。

トップコートというのはマニキュアの保護用に塗る透明ラッカーみたいなものなのだろうと思う。100円ショップで買えるので、爪に塗るなんてことはめったにしないのだが軽い接着剤がわりにしたりとかいろいろと便利に使っている。

で、左端の2枚だがVandorenというメーカーの普通のヤツとJAVAというものだった。JAVAってどういう意味で言ってるのかを確かめようとして買ったのだったが、この2枚にトップコートを塗ってみたところ音程が半音近く上がってしまったというわけだったのだ。

これはつまり、音程が高くなってしまったリードについて、トップコートを塗ったのが悪かったのかなと思って、別に買ってあった左から4枚目のリードに換えてみたところ、音程が普通に戻ったので、やはりこのリード(またはトップコート)が原因なのだろうと確信したものだ。

では、この4枚目にトップコートを塗ってみると、音程は上がるんだろうか? 一度使ったリードではあるがよく乾かしてトップコートを塗ってみる。すると・・・音程は変わらんね。あれれ?

4枚目とVandorenの2枚を比べてみると、明らかにVandorenのは長さも幅も小さいのでこれが原因なのかもしれん。しかしそんなことがあるのかなぁ? ほかのりーっでもとっかえひっかえして音程を探ってみよう、と思ったところで今週は終わりだ。

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2017年12月 4日 (月)

楽器用FM送信機で悩む

Yamaha_fmそういえばこういうのを持っていたのだった。

ご覧の通り楽器に接続できる1/4インチのプラグが付いたFM送信機だ。9Vの電池を内蔵していてFMラジオに信号を飛ばせるので、アンプを引っ張り出したりせずに電子楽器を使えるので便利なのだ。特にルーパーなんかをちょっと使ってみようかというときに助かる。

が、これがどうもうまく動作しない。

ウチのFMラジオと言えばつまりミニコンポになるのだが、周波数を0.1MHzごとにしか変えられない。シンセサイザなんだろうな。

一方、このFM送信機の周波数は77.5MHz~78.5MHzの範囲でアナログ的な設定になっていて、設定する穴にドライバーを突っ込んで回すようになっている。

だから、ミニコンポのほうで78.5MHzで待ち受けているところへFM送信機の周波数をドライバで調整してやれば受信できるはずなのだが、それがうまく受信できていない。

Panel_fm
信号を受信している様子ではあるのだが、ノイズが多くて使い物にならない。どうもドライバでいくら調整しても周波数が変わっていないような感じもする。

そうこうしているうちに、ドライバを調整孔から離すと、周波数が変わったような手ごたえがあった。あ、そうかこれは磁性体ドライバで調整しちゃいけないやつか? そりゃそうだったかも。でも昔は持っていた調整用ドライバというのも今では持っていないしなぁ。
で、あらためてこのFM送信機をじっくり見分してみると、電池ケースのところに小さな調整用ドライバが付いていた。こりゃどうも心づくしっていうかありがたいご配慮だなぁ。
Hiddentool
Microdriver 長さ25mmっていうところでABS樹脂製だと思う。

しかしこれで回しても、周波数がスムーズに変わっていく感じがしない。FMラジオからはザーザーという音に交じって、リズムボックスの音がかすかに聞こえる。いくら小信号と言っても、こんなに信号が弱いはずはない。電池も新しいものに替えてあるので、きっと周波数がうまく78.5MHzあたりに設定できていないのだろう。




では、ということで分解して中を覗いてみる。

Printboard
昔ながらのトランジスタラジオなんかでよく使われていた調整可能なコイル/コアってやつなんだが、これってどういう状況なんだろうか?

マイクロスコープでのぞき込んでみると、こんなふうになっている。

Yamaha_fm_tune

う~ん、これってひょっとして調整可能な範囲を超えて、ネジ山が外れてしまってないか?下へ落ち込んでしまっているんじゃないの?これじゃぁいくら回したって周波数は変わらないだろう。

一方、ミニドライバーの先端を見てみると、こんなふうにナメてしまっている。ダメじゃん。

Minidriver

これじゃぁダメダメなので、いま、このミニドライバーを調整用のコアに軽く接着して回してみよう、ということを考えている。

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2017年11月26日 (日)

ピアノソロで悩む

だらだらと長々しく書いてしまいそうなところをぐぐっと短くすると、久しぶりにキース・ジャレットのピアノソロを聴いたら、若いころのキース・ジャレットと違って円熟した演奏だった、と。

Facingyou 比較対象はこのアルバム。1970年代のピアノソロブームの火付け役だったんじゃなかったかな。カセットテープに録音して何度も聴いたものだった。

キース・ジャレットは耳によく残るメロディを作るので、このアルバムの最初の曲などはこのジャケットを思い出すだけで今でもそらで歌えるくらいだ。

当時のキース・ジャレットは、伝説となった「ケルン・コンサート」や「パリ・コンサート」でもうなり声をあげ、床を踏み鳴らしての演奏だった。傍若無人、唯我独尊という感じのフル・アドリブでコンサートをやってしまうという超尖がったピアニストだったわけだ。

「Facing You」の音源はオリジナルものが無かったので、カバーを持ってきた。キース・ジャレット本人ほどのアクの強さはないが、彼のメロディ感はよく再現できていると思う。

その後、何を考えたのか、それともECMのプロデューサーであるマンフレート・アイヒャーに示唆されたのか、「(オリジナルじゃなくて)スタンダードを演るぞ」ということでスタンダーズというユニットで演奏活動を始めてしまった。

キース・ジャレットのスタンダードについては「聴かず嫌い」でほとんど聴いていない。

え、今回たまたま聴いたのが、「Melody At Night With You」というアルバムで、スタンダード曲とオリジナル曲をソロ演奏していて、これがいい感じだった。


円熟したから、うなったり床を踏み鳴らしたりいてないと思っていたのだが、動画を見るとそういうこともやりそうな気がしなくもない。まだ円熟じゃないのか?

12月2日追記:

久しぶりに「Standards」を聴いてみた。キース・ジャレットの左手小指の筋肉がものすごいことを発見。右手はそうでもないのにね。左手小指はやっぱりルートをガンガン力入れて弾くからなんだろうか?

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2017年11月23日 (木)

サンバとボサノバで悩む

以前から悩んでいたことなのだが、調べてみると2009年からなんだな。

そのときには一応の結論が出たと思っていたのだが、なんとなく納得のいかないところがあった。

でも、この動画を見てやっと納得ができたっていう。


私はもともとアメリカナイズされたボサノバから入った(つまり早い話がアストラッド・ジルベルト)ものだから、サンバにはあんまり興味がなくて、むしろ「アメリカナイズされたボサノバ」のほうが洗練されている、というふうな意識があったのだった。今でもサンバというと、日本で言えばいわゆる流行り歌に対する演歌みたいな、そういう意識(あるいは偏見)を持っている。

で、どうしてもボサノバ的観点からサンバを見ていて、その見方がサンバを受け入れることを拒んでいたのだろうと思う。

ついでに、サンバの譜面がいつも2/2で書かれていることにも納得できたような気がする。

Dodesuco1
では一体何を納得したのかっていうと、やっぱりサンバって「ドデスコ」なんだなぁ、ということで、これは以前からうっすらと気づいていたのだが、これを先の動画で実感した、と。

というのはね、この演奏に合わせて自分でもパンデイロを叩いてみたりしたわけで、それも1回や2回でもなく何度もしつこくやってみてやっとわかったっていう、あまり自慢もできないことなのだ。

Dodesuco2 私がやろうとしていたのは、この「ドデスコ」にボサノバ風のトトンを組み合わせてみようとしてうまくいかなかった、というところで納得がいかなかったのだった。

譜面にするとこんな感じになるのかな。

で、今回やっと気が付いたことには、この「ドデスコ」と「トトン」が実は水と油で、同居できないものだということにいまさらながら気が付いたということなのだ。

このトトンはあくまでもエイトビート(8/8)なので、サンバの2/2とは基本的なビートが違うのだ。非常に細かいことを言うと、トトンの八分音符と付点四分音符の間隔は、テンポを同じにした2/2の同じ位置にある八分音符の間隔よりも短いのだと思う。これはパンデイロでなんとかボサノバのグルーブを出そうとして苦労した結果の発見というか諦めというか妥協というか、要するに結論ということなんだと思う。

今までブラジルの楽譜をさんざん見てきたのだが、その都度2/2を8/8に読み替えて読んできたツケが回ってきたってことかもしれない。

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2017年11月20日 (月)

McLaughlinフレーズで悩む

昔から好きだったJohn Mclaughlinのフレーズを何度も採譜しようとしては断念していた。

今回、またやってみようと思ったのは、ここで採譜宣言して自分を追い込んでいこうということと、もうひとつ実はYoutubeの埋め込みで開始時間を指定するというのを試してみたかったということもある。

Miroslav Vitousの日本だけで発売されたアルバム「Purple」から「Water Lilly」をJohn Mclaughlinのギターソロからどうぞ。


なんてことはないFのワンコードなのだが、Miroslav Vitousが多重録音していてエレベと弓弾きで参加している。きっと、エレベを先に録音したはずなのだが、時折エレベがソロイストのフレーズに反応したように聞こえるところもあり、なんだかよくわからない。

ドラムは当時新進気鋭のビリー・コブハム、ピアノはWeather Report結成直前のJoe Zabinulで、実際VitousはそのWeather Reportに初代ベーシストとして参加するし、Weather Reportにギタリストを入れようよという話もあったとか聞くから、ひょっとしたらMclaughlinを視野に入れていたかもしれない。

まぁそういう裏事情はいいとして、ドラムがハイハットだけ叩いているので、小節の頭がわかりにくい。エレベがワンパターンで押し通してくれればわかりやすいのだが、こういう事情でフレーズの部分部分の音は採れても、譜面にするのはなかなか難しかったのだろうと思う。

今回も、自分を追い詰めるのはいいとして、採譜の前準備の段階でなんだか苦労しそうな気分だ。

で、話は変わるんだけれども、関連映像としてVitousのライブ映像なんか発見したのでブックマークがわりにおいておく。やっぱりこの人の音使いって独特なんだなぁ。

不達の動画はともにチック・コリアとロイ・ヘインズっていうメンバーで、ほら、あれですよ、アレ。

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2017年11月 4日 (土)

一人バンドの再現に悩む

「一人バンドなんだから、自宅でもできるはずだろう」という天の声あり。

まぁそりゃできなくもないけどなぁ。でもなぁ、う~ん。

Onemanstage_2
それでは、ということでしばらく使っていなかったフルアコのギターとフレットレスベースを取り出してセッティングしてみる。ベースが出てきたのでオクターバが必要なくなったが、その代わりにベースとギターを繋ぎ替えないといけない。パンデイロに付けたマイクをルーパーのミニプラグに突っ込むという手もあるのだが、信号レベルで悩みたくなかったので今回は使わなかった。

で、問題はやや高めになってしまうポケットサックスの音程だ。Dの音を出してベースの調弦をその音に合わせ、ギターもその音に合わせた。

しかし、このチューニングでは不十分だったようで、吹いているときには気が付かなかったのだが(それがいかんのだ)、後から聞いて噴いたね。ポケットサックスのチューニングが全くあってないのだ。

なので、テーマのサックスに入った部分でぶった切った。もう一回やるとか、先週現場で使ったギターとオクターバを使ってもう一回やるとか、とにかくもう一回やれば何とかなりそうなものだが、時間的制約とかいろいろあってこのまま公開する。



ついでにもう一つ言い訳すると、ベースの一回目の演奏は録音のためのフッとスイッチを踏んでいなくて失敗し、もう一度やりなおしている。

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プラチネーラで悩む

プラチネーラというのはパンデイロの周りについている小さなシンバルのことだ。言いにくいので普通は「チャラチャラ」とか呼んだりする。

ところが私の持っているパンデイロは安物のせいなのかこれがなかなか鳴らないのだ。

こんな具合だ。


ガシャガシャとかカタカタという感じで、なかなか「チャラチャラ」とは鳴ってくれない。

ブラジリアンカラーのが古い方の12インチ(30cm)のもので、これはプラチネーラを縦にするとそこそこ鳴るのだが、普通の持ち方だと鳴りにくい。

白黒のパンダ色のが新しいもので、これが10インチ(25cm)、これを常用にしたいのだが、これが鳴ってくれないのだ。プラチネーラを縦にするとかすかに「チーン」とか鳴っているのだが、横にするとダメだ。

ちなみに重さを測ってみると、12インチのが740g、10インチのが440gだった。

Platinera1 これはどういうことかというと、どうもプラチネーラと木の枠との接触面が広くて、そこでプラチネーラの振動が抑えられてしまっているんじゃないかと思う。

だから、プラチネーラと木枠の間に何かスペーサを入れればいいんじゃないかと思って、最初にまずタコ糸の輪を入れてみたのだが、これはダメだった。直径30㎝くらいのシンバルだと固定部分にフェルトを使ったりするのでそういう繊維質のがいいんじゃないかと思ったのだが、タコ糸が却って振動を抑え込んでしまうようで、全然ダメだった。

なので、なにか金属製のもので少しプラチネーラを浮かせてやればいいのだろう。

Platinera4 針金みたいなものを巻き付けてやればのだろうと考えて、今度は糸ハンダを巻いてみた。これはなかなかいい感じだ。糸ハンダは柔らかいのでうまくフィットして都合がいいのだが、きっと長くは持たないだろう。

なので、本当に針金でスペーサを作ってみた。手持ちの針金としては1.5mmのしかなくて。これでは太すぎる。

ちょうどいい太さなのがゼムクリップだった。太さを測ってみると0.83mmというところで、これは糸ハンダとほぼ同じ太さだ。形もちょうどU字型で工作にも都合がいい。切るだけでいいので。
Platinera3 ゼムクリップを切ったものをこんなふうにプラチネーラにカマすと、ちょうどいい具合に浮かせてくれる。

で、まぁこんな感じで、演奏としてはちょっと引っかっかたりしてだめだめなんだけど。

確かにカシャカシャ感はあるんだけど、もうちょっとボリューム感が欲しいなぁ。



で、この10インチのはプラチネーラがアルミ製なので、それも音が悪いひとつの原因なのだろうと思う。12インチのほうは真鍮にクロムメッキという感じなので、12インチのプラチネーラを10インチのに移植するといいと思うのだが、このためには両方のパンデイロのヘッドを外さねばならず、これがメンドーだし、元に戻せるかな~という心配もあり、実施できないでいる。

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2017年10月28日 (土)

一人バンドで悩む

まぁだいたい一人でやってきたわけだが、今回は一人で現場で何でもやるぞ、ということで。

実は9月中旬にも例の駅前ライブでやるはずだったことを、ひと月遅れで実現させただけなのだが、ライブのお話をいただいて横浜某所っていうか六角橋の「ラ・フェスタ」で30分ほどお時間をいただいてやらかしてきたわけだ。

これが今回使用した機材だ。

Onemanbandmaterial
左上が主役のルーパー「Boss RC-3」気が付いてみると、これを買ってもう6年になる。ルーパーの右にあるのが同じくBossのOctaverで、これを使うとギターの音をオクターブ下げることができる。右下の白く見えるものは以前から作っていると書いていたマイクアンプで、これを使うとPC用のエレクトレット・コンデンサ・マイクをルーパーにつなぐことができる。

左下に写っているのはフットスイッチで、これはルーパーを停止させるだけのために使っている。なくてもいいのだが(ルーパーのペダルを二度踏みすると停止する)、いろいろ考えるのが嫌になっているので楽をするために使う。

さて、これでパーカッションとベースとギターがルーパーにつながるので、これらをその順番に演奏すればリズムセクションの仕事を果たすことができる。あとはポケットサックスのXaphoonを取り出してメロディを吹けばいい。

という計画で、演奏した曲がこれだ。



もちろん、 途中からややこしくなるあたりからは一人ではとても無理なので、冒頭のベースラインを持続させながらポケットサックスとギターでソロを取る。じつはルーパーが実際に仕事を始める前にパンデイロでソロ(っていうほどでもなくて、勝手に叩いているだけなのだが)をやって、パンデイロのパターンをルーパーに繰り返させつつ(お決まりパターンをルーパーに食わせる前に)ベースソロもやる計画だったのだが、これはどうにもチョッパー感を出せないのでやめた。ださいベースソロならやらないほうがましだ。

ちなみにこの曲はソプラノサックスがJoe Farrel、ピアノがハービー・ハンコック、ベースが当時売り出し中だったスタンリー・クラーク、ドラムはすでに名声を得ていたジャック・デジョネットというそうそうたるメンバーだ。後半の聴きごたえある部分も是非聞いていただきたい。

で、私の演奏の出来はというと、まぁよく頑張りましたね、という努力賞くらいかな。やはりパンデイロではデジョネットのドラムに比べるべくもないし、ハンコックのオートワウの入ったピアノの感じを再現できたわけでもない。実はオートワウを買おうかと散々迷ったのだが、他に使い道が無いしねえ。

評価されたのは、ルーパーにパーカッションをつなぎこむというアイディアで、それができればこうやってリズムセクションを構成することができるのだが、パーカッションにつなげるマイクがなかなかないよね、ということで私が自作した「PC用マイク用のアンプ」が大いに役に立ったということだ。

Pandeiromic_2 マイクはPC用ピンマイクということで、マイクを衣服につけるためのクリップが付いているので、そのクリップをパンデイロにネジ止めした。

あ、そういえば書いていなかったと思うが、このパンデイロは新しく買った「安くて軽い」GINGAという10インチのヤツだ。前のPearlの12インチのは重くてとても使えなかった。

ピンマイクとクリップは挟み込んでいるだけなので、取り外すことができるが、パンデイロを叩いているときに外れることはない。
Micamp_2 これは以前にも書いたことがあるマイクアンプで、「音量調整なんていらねーや」と思ったのが大間違いで、やはりルーパーで他の楽器とのレベルを合わせる必要があって苦し紛れの「外付けボリューム」という形になってしまった。これはカッコ悪いがしかたない。

当初は付けるつもりじゃなかったが、出力ミュート用のスイッチが付いている。調整した音量を変えることなく出力を止める必要があったからだ。マイクを殺したい時って必ずあるからね。

そういうわけで、でも1曲だけっていうわけにもいかないしなぁと思ってもう2曲ほど用意しようと思っていた。

一曲はPachelbelのカノンを録音重ねながらなんとか形にして、それをバックにギターでテキトーにソロをやる、というのと、ルーパーとボイスでなんとか形に仕上げるというのを用意していた。

のだが、ポケットサックスの音程が50セントほど上がってしまっているためにギターをそれに合わせてチューニングするとハーモニカと合わなくなってPachelbelはボツ。代わりにボツに至った経緯を説明して時間を持たせる。

ボイスのほうは、まぁまぁ面白くできて、他の人にも参加してもらおうとおもったのだが、これが皆さん引いてしまってダメだった、という次第。

では動画とか録音はないのか、というと、こういうときのためのカメラとか機材があったのだが、セッティングでそこまでやる気力がなくてどちらもありません。はい。

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2017年10月16日 (月)

古いジャケット写真で悩む

Shewastoogoodforme_2この写真はチェット・ベイカーの「She Was Too Good To Me」というLPのジャケットなのだが、いわゆる「ダブル」のジャケットなので、CDのジャケットでは不可能なこういうトリックができる。

私が初めてこのジャケットを手にしたとき、すぐにはこのトリックに気が付かなかった。この写真でいうと上半分だけを見て、何かの抽象画なのかなぁ?とか思っていたわけだ。

久しぶりに今日聞いてみて、いろいろなことを思い出した。まずはパーソネルだが、チェット・ベィカーがTpとVoというのは当然として、ヒューバート・ロウズのFlとポール・ヒズモンドのAsが入り、なんだかうるさいドラムだなぁと思ったのがやはりSteve Gadで(A面のみ、B面はジャック・デジョネット)。

スティーブ・ガッドはきっとこのころクリード・テイラー(プロデューサーで、このアルバムのレーベル「CTI」のオーナー)のお気に入りだったのだろう。

で、ベースがロンカーターというのは順当なところだが、ピアノがなんとBob Jamesだった。

このアルバムのピアノはてっきりハンコックだと長い間思っていたのだが、Bob Jamesだったとは。

調べてみると、Bob JamesのCTIレーベルにおける最初のアルバム「One」が1974年の2月~4月の録音で、このアルバムの録音が7月~11月だった。

Bob Jamesはクリードテイラーのアシスタントをしていたことがあった、とインタビューで語っていたことがあったのだが、たぶんこの1974年という年がアシスタント・プロデューサーから演奏者へランクアップされた年だったんじゃないだろうか。

このアルバムに抜擢されたのも、きっと「One」の売れ行きがよかったことが影響しているんじゃないかと思う。

一曲目の「枯葉」もちょっとドラムがうるさいけれどもいい演奏で、たしかこの演奏をフルコピーしたMIDIデータを購入して持っていたはずなのだが、どこへ行ったやら。

ということで、いまではYoutubeで全曲を聴くことができる。

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