カテゴリー「お笑い」の14件の記事

2018年4月15日 (日)

英国流ジョークで悩む

笑いは国によって違う。アメリカンジョークは笑えなくてもなんとなく意図がまだわかるのだが、英国ジョークというのはどうもなんともよくわからない。

Mrビーンはまだわかりやすい方だが心の底からは笑えないんだなぁ。モンティ・パイソンはよくわからなかった。どうやら英国では有名らしい「耳にバナナ」というのも、最後に「あ、どうもすみません。耳にバナナが入っているのでよく聞こえないんですよ。」というオチである。そこはかとなくおかしいというのはわかるが、どこで笑っていいのやら、何とも困ってしまう。

日本のお笑いでこれに似たものというと、筒井康隆の「筒井順敬(こんな字だったかな?:順慶だったかな?)」に出てくる「元の木阿弥」という話で、木阿弥という僧が誰かの影武者をやっていたのだが、その誰かが亡くなってしまって影武者のお役御免となった。そこで木阿弥が独り言として「誰だって元の木阿弥になる可能性がある。」少し笑って「本人ならなおさらだ。」とつぶやく、というものだった。考えオチってやつですか?

今回気になったのが「Little Britain」というシリーズで、二人のコメディアンがいろいろなキャラクターを演じて、かなりどぎつい笑いを取っている。確かに面白いと思えるところもあるのだが、あからさまな人種差別とかLGBT差別に対して真っ向から非建設的に取り組んでいるので、日本人の常識としてはどうにも笑えないおかしなジョークに見える。

しかも、そのキャラクターごとにお決まりの「オチ」があるので、ストーリーが始まるとほぼ全体までのストーリーが透けて見える。こういうのがなぜ長期間にわたって高い人気を保てるのかどうにも不思議だ。

ここで一つだけサンプルを見ていただこう。これはLou & Andyというシリーズで、お人よしのLouが身体不自由なAndyの面倒を見続けるというシリーズなのだが。なんとLouが地元住民の賛同を得てAndyのためにバザーを開催し、その稼ぎでアメリカへ遊びに行くという背景があってのこのコントということを、まぁ知らなくても何の支障もないのだが、一応説明しておく。

言語はイギリス英語で日本語字幕はないが、セリフを理解する必要は全くない。


このLou&Andyをサンプルに選んだのは、唯一私が(受け止められる)衝撃だったコントがこのシリーズにあったからだ。残念ながらYoutubeではそのコントを見つけられなかったので簡単に説明すると、

「LouがAndyに女友達を紹介する。っていうか、たまたまカフェみたいなところで出会って、Louが何か用事で席を外してその女友達とAndyが二人きりになった。するとAndyはやおら車椅子から立ち上がり、車椅子を倒し、空中に浮いた車輪を手で勢いよく回す。そうしておいて、Andyは倒れたままの車椅子の座面に座る。そこへ帰ってきたLouがAndyにどうしたのかと聞くと、Andyは『この女が俺を殴り倒したんだ』。」

ね?笑いどころに困るでしょ?

私はまだ答えを見つけていないのだが、このシリーズをいろいろ見ていると笑いの本質というのか、笑いの方程式みたいなものがつかめるような気がするのだが、まぁそれも気のせいかもしれず…。

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2016年7月10日 (日)

古館伊知郎のすべらない話に悩む

古館伊知郎は嫌いだ。要するにうるさいからなのだが、ただ単にうるさいだけでなく噴出する過剰な自己顕示欲に耐えられないからだ。F1の全盛期にも彼の実況は聞かないようにしていた。

古館の実況ではひとつ今でも記憶しているのがあって、それは元横綱で不祥事で相撲界を追放された「北尾」がプロレスデビューをした試合で、古館はそこで「今、この瞬間を、この瞬間を、見逃さないわけにはいかない~っ!(見逃すのかいっ)」と叫んだのだった。

これは私だけの聞き間違いなのか、ニュースにもならなかったし誰もその話をしなかった。Youtubeで動画を探したが、みつけられなかった。「新日本プロレスの歴史」を丹念に見るとあるのかもしれない。

そんな古館が「松本人志のすべらない話」に出演するというので、まぁ怖いもの見たさで見てやろうかと。

その「すべらない話」だが、このところ面白さが半減している。昔ほど大笑いできるネタはなくなっているように思う。有名芸能人を呼んで大げさな開会式をやらなくなったのもそれに関係しているのかもしれない。

レギュラーメンバーの面白さレベルが下がっている分、新参の古館が有利になり、サイコロで古館の目が何度も出たこともあって古館がMVS(Most Valuable SUBERANAI-HANASHI)に選ばれた。

MVSに選ばれたのが古館のどの話だったのかは忘れたが、古館の話で「20歳ごろにフラれた女性に年を経てから逢ったら、容貌が衰えていて『勝った』と思った」というのがあって「俺って、いやなやつでしょ?」と自分でまるで謙遜のように評価するのだが、いやいや、自分で思っているよりも、もっともっといやな奴なんだろうと思うぞ。

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2016年4月 9日 (土)

システマで悩む

残念なことにテレビ東京の土曜日25:20「ざっくりハイタッチ」が終わってしまった。やっぱりあのBPO(放送倫理委員会)から警告を受けたのが痛かったんじゃないかな。日曜朝の楽しみがなくなってしまった。

「ざっくりハイタッチ」の功績の一つに、まだ売れていない芸人に芸を披露させて、それをざっくりメンバーが「(売れるように)味付けする」というコーナーがあった。

これはそんなコーナーに出演した「ピーマンズ・スタンダード」というコンビの芸である。ロシアの格闘技の技である「システマ」の呼吸法を使うと、どんな痛みにも耐えられる、というネタだ。


これはこれで面白い、ということで特に味付けは不要ということになったが、この放送を見たあとで、私はこの技に意外なところで遭遇することになる。

Odyssey2

「火星ひとりぼっち」という映画「ODYSSEY]である。

主人公のマーク・ワトニーは事故のために一人で火星に取り残されてしまう。酸素も水も食料もない中で、どうやって生き延びるか、という映画なのだ。

生き延びる過程で、ちょっとした怪我をするのだが、その怪我を自分で治療するときにこのシステマ技を使っているのだ。

映画館の中はもちろん静まり返っているわけだが、私はそのシステマを見て笑いそうになってしまった。ワタシ的にはぶち壊しである。

しかし、その御蔭で「システマ」というのがネタのための単なる作り話ではないらしいことがわかったのだった。

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2014年12月20日 (土)

THE MANZAI 2014で悩む

そういえばR-1グランプリもキングオブコントも録画して見ていたのだが、今ひとつここには書く気にならなかった。R-1も数年前は面白いと思っていたのだったが、なんだかつまらなくなってきたなぁ。キングオブコントもそこそこ面白くて、ニヤニヤしながら見ているのだけれども、最後にドッカンと笑わせてくれるようなパワーが無い、というかつまり「オチが弱い」のかな。

そういう流れでのTHE MANZAIだったが、今年は「博多 華丸・大吉」の圧勝だった。この二人が優勝するのは、コンビ紹介のビデオで決まっていたようなものだ。コンビ紹介で大吉がこんなことを言っていたのである。

「無理のない設定で、無理のないボケを丁寧に拾っていく」「漫才の寅さんを目指しているんです」「誰も傷つけない、ハッピーエンド」

これはベテランだから言えるということではある。今の若手には出来ないだろう。若手はみんな突飛な設定、突飛なボケ、突飛なツッコミを競うしか無いんだから。

最近、お笑い番組は視聴率の点で低調なんだそうだ。THE MANZAIも11%だったという。若手や中堅がとにかく人がやってないことをやろうとして方向性を見失ってしまっているのではないだろうか。

お笑いをやる人が増えて競争が激烈だから、大吉がいうような悠長なことは言ってられない、というのが若手の現状なのではないだろうか。そういう現状に対して、華丸・大吉が「基本にもどれ」ということを突きつけたのが今年のTHE MANZAIだったのだと思う。

Manzai2014

「華丸・大吉」の優勝で、来年のお笑いが変わってくるだろうか? 期待半分、残念半分だな。

翌日追記:
メモしていたのに書くのを忘れていた。華丸が「無理のないボケ」として「聞いたことのないことわざ」を乱発していたのだった。それを書き留めておこう。

・酒のチャンポンと親の意見はあとから効いてくる。
・低い低いと思って高いのが尿酸値とプライド。
・他所の子とゴーヤは育つのが早い。
・腰痛持ちと女の一人旅は足を伸ばしたがる。
・他所の子とオクラは育つのが早い。

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2013年10月 3日 (木)

笑いの方程式で悩む

第一回の時から言っているのだが、「キングオブコント」って面白くない。2013もおもしろくなかった。

準決勝に残った百余組から決勝の8組へ絞り込む選択を一体誰がやっているのか、公式サイトを見てもさっぱりわからない。この決勝への選択基準がどうもおかしいというか、私の趣味に合わないのだなぁ。準決勝の様子をWEBで見れるようなのだが、LOGINが必要とかでめんどくさいから見ない。

しかも決勝は準決勝で落とされた人たちが審査するという、おかしなルールだ。「笑いのプロが審査する」とか言うけれども、準決勝で落とされた人たちが準決勝を通過した人たちを審査するというおかしな構造だ。一体何がやりたいのやら。

おそらく決勝8組を選ぶ審査基準は「将来性のあるグループを育てる」というふうなことを思っているような気がする。例えば「シュールな笑い」とかね。でもそれがなんとも見当違いのような気がしてならない。

などと考えていて、「笑いの方程式」みたいなものがあるのかもしれないな、と思うようになった。「シュールな笑い」というのもその方程式に乗ってくれば成立するのかもしれない。

漠然と考えてみると、笑いというのは「共感と意外性」なのじゃないかと思った。でもそれに加えて「優越感の笑い」というのもあるのかな、と。でもこの2つの要素は階層が違うような気がする。

共感の笑いというのは、「あるある」みたいなことで、自分の予想があたって、「やるぞやるぞ、ほらやっぱりやった~」みたいなこと。意外性というのは「え?そんなのがあるのか!?」という驚きを伴う笑い。これを勘違いすると「笑えないシュール」になる。

優越感の笑いというのは簡単に言うと「馬鹿だなぁ」というのを根幹に持つ笑いで、「俺だったらもっとうまくできるぞ」とかいう、あんまりお行儀の良いものではないと思う。でもこういう笑いの好きな人は必ずいて、こういう人がいるから「人は何を笑うかによってその人格を判断される」とか言われたりする。

昔の偉い人が「笑いは緊張が緩和された時に起こる」とか言ったりもしているが、そんなに一般化できるものでもないだろう。クイズの答えに「ほぅ~」と感心しても必ずしも笑うとは限らないし。

自分がどんな時に笑うのかを、思いつくままに分析してみたりもしたのだが、例えば小さな機械がピョコピョコ動く様子がおかしくて思わず笑ってしまうこともあったりする。これはなんだろうなぁ? なにか性的な動作を連想してしまっているのだろうか? それとも「カワイイ」が笑いにつながる? 「愛情」と関係してきたりする?

女性が笑うことについては、きっとなにか性的なことにつながりがあるのだと思うのだが、この辺りはあまり追求できないので、専門家に任せたい。
自分がどんな時に笑うのか、ということを考えてみると、「こんな状況で(こんな人が、こんな場所で、こんなシチュエーションで)笑いを取ろうとするなんて!?」というメタな笑いというのも結構あるような気がする。つまり、例えば象徴的には「オヤジギャグ」とか言われるもので、いい年をしたおっさんが笑いを取ろうとして失笑をかうような、とか。

このへんまで考えて。、「笑いの方程式」をGoogleで検索してみると、まさにそういうサイトがあったりして、なんでも大学の4年間をそれに費やして、「笑いの方程式を発見した!」という人がいた。

で、その方程式の実践としていろいろなシナリオを公開しているのだけれども、これが実に面白くない。この人は吉本興行の若手要請機関であるNSCに入ったそうだが、その後お笑いはやってないのかな?

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2013年6月15日 (土)

オバチャーンで悩む

大阪で、熟年女性47名を集めた「オバチャーン」という「アイドルグループ」が結成され、活動を開始したらしい。「アメチャンを配りまくっている」という話もある。


「ブレイク寸前!」ということなのだが、頼むから寸前でやめといてくれ。

ところでこの曲のフルートはジェレミー・スタイグのをパクってないか?

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2012年9月23日 (日)

キング・オブ・コント2012で悩む

Baikingキング・オブ・コント2012が昨日行われて「ばいキング」が優勝した。この結果はまぁ順当だと思うが、この大会の審査システムにはやっぱり問題があると思う。

まず、決勝に残った8組のうち4組は全然面白くなかった。なんというか、観客(というか、私のことだが)が何を求めているのか全く理解していないように見える。

そんな8組の中にも入れなかった、準決勝敗退組の100人が決勝大会の審査員なのだ。観客(とは言っても私のことだが)が何を求めているのかなんて、分かるはずもないんじゃないか。

しかも、決勝に残った中には「しずる」や「夜更かし」などの新しい傾向を持ったグループがあったのだが、これらのグループへの評価が低かった(私が思ったよりも、ということだが)。これは準決勝で8組を選んだ審査員と、決勝の審査員100人の間に隔たりがあることを示している。

最初にこの審査システムのことを聞いた時には「自分たちを置き去りにして勝ち抜いたグループを公平な目で審査できるのだろうか?」と思ったのだが、それよりも「面白さをわかってない奴が、面白いやつを裁くことができるのか?」ということが問題になってきているのではないかと思う。

でもまぁ、そんな審査員であったとしても圧倒的な点数で勝ち抜いた「ばいキング」の面白さは認めない訳にはいかないな、と。

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2012年4月 7日 (土)

2012年R-1で悩む

R-1はいわゆるピン芸人のお笑いコンテストで、毎年行われている。確か3年前のR-1はいろいろと工夫があって面白いと思っていたのだった。しかし、今年はどうもあんまり面白くなかった。R-1が面白くなかくなったのではなくて、なんだか私のほうがR-1に飽きたような感じがある。フリップ芸というのが当時は珍しかったのかもしれない。

しかし、3000人から選ばれたトップクラスのピン芸人がこれか? 徳井は何年か前のネタをほぼそのままやっているし、AMEMIYAなんてのがどうしてここまで残れるのかわからない。今回唯一楽しみにしていたのがスギちゃんなのだが、この人も先日レッドカーペットで大受けしたものを繰り返したものが多くて、今後の伸びしろを期待させるものではなかった。サイクロンZもなんだか勘違い感があって、心の底から笑えない。

他にも新顔というべき人たちがいて期待を持ったのだが、いずれも一発屋っぽい感じなのだなぁ。

一つ面白いと思ったのが、ええと、名前を思い出せないのだが(調べたら「ヒューマン中村」だった)のフリップ芸が面白かった、というか興味深かった。なので録画したものを再生してそのネタを記録してみた(でも、名前はメモしなかったのだ)。

彼がいうには「日本語は美しい、英語はかっこいい。2つを組み合わせてかっこ美しい言葉をつくろう」。ということで、以下をフリップでプレゼンテーション。

ことwar the辞典
犬もforever棒に当たる
一寸先wanna be…
鬼にcarnival
ちりも積もれば山trouble
寝耳にwith you
馬の耳に念with you
名言・名台詞shoot
板垣system自由は死せず
地球は青quarter
人のふり見て我がふりNow on sale!
わがfire猫である
失敗したってin the night
week endだもの
山田くん、座布団it's mine.
さ~て来週のサザエsurfer
アンパンマン!Galaxy顔よ!
バスケが…stylish…
じっちゃんの名にCocktail
オッスor悟空
まっくろくろすけdead anyday!
お前はもうCD debut!
ひdebut!
クララがtap dance!
色んな日fun語

「名言・名台詞」あたりからなんだか搾り出した感が出てきて、意外性に笑いが漏れるものの心の底から笑えるというものではないのだなぁ。感心はするのだけれども。これにかぶらないネタを来年もできるかというと難しいと思うし、できたとしても感心するだけで終わってしまうんじゃないだろうか。

しかし、徳井の決勝ネタはなんだありゃ? 最終予選で落ちると思ってたんじゃないだろうか?もうやぶれかぶれで勝つ気はなかったんじゃないのか? 

5月29日追記:

先週のレッドカーペットでのヒューマン中村のネタ。

憎ま
Let's go
世にはばかる

脳ある鷹は
爪をFAX

鬼に
Carnival

豚に
Swing Jazz

猫の手も
Party Night

ちりも積もれば
山Trouble

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2012年2月12日 (日)

参加型お笑い番組で悩む

Sammagoten日本テレビに「踊るさんま御殿」という番組があって、使われている音楽がハービー・ハンコックの「Future Shock」だ、という話はまず置いといて、笑えるエピソードを募集している。採用されると5万3千円という賞金がもらえる。これは月に一回でも当てるといいお小遣いだ。2ヶ月に一回でもいぞ。そういう気持ちで応募するからいけないのかもしれないが、何度か応募したにも関わらず当たった試しがない。動機が不純だからか? だって身近にそんな面白いことはそうそう起こらないから。

毎週テーマがあるんだが、いちいちピンと来ないながらも、面白そうな話をでっち上げて(という時点ですでにダメかも)応募したのだが、全然ダメ。ああいうのは投稿のプロが居るのかもしれないなぁ。採用されているのはみんな面白いものなぁ。

というところで、自分の「お笑いのセンス」に疑問っていうか、自信をなくしている今日この頃。

Kogiri一方、NHKでは「着信御礼!ケータイ大喜利」というのを土曜深夜にやっていて、つまり、ケータイメールで参加する大喜利なのだが、これがまたなかなかのハイレベル。賞金は出ないんだと思うが、オオギリーガーという称号がもらえるので、なんとかその一角に食い込みたいものだと思うのだが、まったく歯が立たない。

例えば先々週には「高級レストランでイラっとする客、何をした?」というお題が、オオギリーガーを目指す「ルーキー」向けに事前出題されていて、頭をひねっていくつか出してみたもののまったくかすりもしない。

こういうお題だと、まず「たこ焼きを注文する」というふうな系統のボケを思いつくと思うのだが、この番組ではそんな回答はまったく無視される。ちなみに番組で絶賛された回答は「フォークの隙間からのぞいている」である。「ウェイターにしつこく時給を聞く」とか「高すぎるんじゃないかと詰め寄る」というのも評価が高かった。

つまり、ボケというのは笑いとしてのレベルが低いのだ。ボケなんて、日常生活でもほんのちょっとの勇気があれば誰でも簡単に出来る。この大喜利ではもっと創造的な笑いが求められているのだ。

例えば最近のお題で「イラっとするレンタカー屋」では「ついてくる」「貸し渋り」などの評価が高かった。う~ん、こういうのは思いつかないなぁ。

5万3千円も欲しいが、オオギリーガーにもなりたい。でもどうにも力が足りないのだなぁ。


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2011年12月18日 (日)

The MANZAI 2011で悩む

ManzaiM-1が昨年で終了し、その代わりというわけでもないのだろうが(実質的には「代わり」なのだが)、今年からは「THE MANZAI」になった。正確にいうと「THE MANZAIが復活した」ということらしいが詳しいことは知らない。M-1は確かテレビ朝日でオートバックスがメイン・スポンサーだったが、今年からはフジTVで、メインスポンサーというのはないようだ。

で、M-1の反省点を含めたのか、

・経験10年以内という制限をなくした。
・「敗者復活戦」を「ワイルドカード」と言い換えた。
・準決勝と決勝の対戦方法を変えた。
・採点方法を変えた(視聴者もわずかながら参加するようになった。)。

細かいことをすっ飛ばすとこういうことになる。

で、ワイルドカードを含めた16組が準決勝~決勝を戦ったわけだが、日本の漫才のトップ16がこんなものなのか?というのが正直な感想だった。決勝に残ったナイツやパンクブーブーはいつも通りのスタイルで、それは完成されたものであって営業ネタをそのままやったんじゃないのか?というくらい手馴れた感じだったが、16組中の下のレベルになると、思い込みの激しいひとりよがりなネタが多くて、気負いもあったのだろうが、空回りしているものが大半だった。

ひとつひとつどうこう言うつもりはないが、ここで思ったことは上位グループと下位グループの差がそれまで彼らが経験してきた客の差だということだ。

つまり、客が芸人を育てるということで、それは客の良し悪しということではなくてその多様性ということを言いたいのだが、その多様性によって芸が磨かれるのではないか、と思ったわけだ。

どんなに新しいアイディアを持った漫才師であっても、そのネタを舞台にかけて客に磨いてもらわないとそのネタは成就しない。逆に客によって磨かれたネタはその根本となるアイディアをも磨いて、芸人を更に高いところへと押し上げる。

というわけで、そんなお勉強になった漫才大会でありました。

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